通訳学入門 [単行本]
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通訳学入門 [単行本]

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出版社:みすず書房
販売開始日: 2020/04/10
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通訳学入門 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    通訳分野の中心的存在であるポェヒハッカーによって書かれたこの『通訳学入門』は、国際会議通訳からコミュニティ通訳、音声通訳から手話通訳まで多彩な通訳形態を網羅している。本書はまず通訳分野の進展を扱い、影響のあった概念、モデル、方法論的アプローチを検討する。その上で、通訳に関する主要研究分野を提示し、通訳学における現在から将来への流れを確認する。各章に要点が提示され、さらなる研究へのアドバイスも付されたこの本は、実用的で使いやすい教科書であり、今後さらに発展していく通訳学という重要な分野の、最も信頼できる地図である。
  • 目次

    謝辞
    凡例

    『通訳学入門』への入門

    第I部 基礎編
    第1章 通訳という概念
    1.1 概念的なルーツ
    1.2 通訳の定義
    1.3 通訳が行われる場と通訳の種類
    1.4 類型化へのパラメータ
    1.5 通訳研究の領域と諸相

    第2章 通訳学の発展
    2.1 社会的な職業としての基盤
    2.2 新たな地平の開拓:通訳者と心理学者
    2.3 学術的な基盤を形成する
    2.4 再生と新たな出発
    2.5 通訳学の確立と統合
    2.6 21世紀の通訳学

    第3章 アプローチ
    3.1 学問分野的な視座
    3.2 通訳のミーム
    3.3 方法論

    第4章 パラダイム
    4.1 「パラダイム」という考え
    4.2 パラダイムを構築する
    4.3 通訳を実験する
    4.4 科学を希求する
    4.5 視座を拡げる
    4.6 相互行為への焦点化
    4.7 多様性の中の統一

    第5章 モデル
    5.1 モデル構築について
    5.2 社会・職業的モデルと制度的モデル
    5.3 相互行為モデル
    5.4 プロセス・モデル
    5.5 モデル、検証、応用

    第II部 研究
    第6章 プロセス
    6.1 バイリンガリズム(二言語併用)
    6.2 同時性
    6.3 理解
    6.4 記憶
    6.5 言語産出
    6.6 入力変数
    6.7 方略

    第7章 訳出物と訳出行為
    7.1 ディスコース
    7.2 起点―目標の対応
    7.3 効果
    7.4 役割
    7.5 質

    第8章 専門職としての実践
    8.1 歴史
    8.2 通訳の場
    8.3 基準
    8.4 能力
    8.5 テクノロジー
    8.6 エコロジー
    8.7 社会学

    第9章 教育方法
    9.1 カリキュラム
    9.2 選抜
    9.3 指導
    9.4 評価
    9.5 メタ・レベル訓練

    第III部 方向性
    第10章 指針
    10.1 動向
    10.2 展望
    10.3 通訳学へのオリエンテーション

    監訳者あとがき
    参考文献
    インターネット・リンク
    事項索引
    欧文人名索引
    欧文組織名索引
  • 出版社からのコメント

    斯学の権威による最高レベルの入門書。最新理論まで網羅し、基本概念を体系的に解説した決定版。
  • 内容紹介

    幾世紀にもわたって行われてきた通訳という営みは、20世紀に入りようやく専門職として登場し、最近になって独自の学術研究対象となるに至った。本書によって、学生も研究者も現役通訳者も「通訳学」という急速に発展している分野に導かれる。
    通訳分野の中心的存在であるポェヒハッカーによって書かれたこの『通訳学入門』は、国際会議通訳からコミュニティ通訳、音声通訳から手話通訳まで多彩な通訳形態を網羅している。
    本書はまず通訳分野の進展を扱い、影響のあった概念、モデル、方法論的アプローチを検討する。その上で、通訳に関する主要研究分野を提示し、通訳学における現在から将来への流れを確認する。
    各章に要点が提示され、さらなる研究へのアドバイスも付されたこの本は、実用的で使いやすい教科書であり、今後さらに発展していく通訳学という重要な分野の、最も信頼できる地図である。

    「『通訳学入門』は通訳研究全般への最高レベルの入門書である。信頼できる情報が明晰かつ読者を引きつける文体で書かれている。通訳教育者や研究者には必読の書であり、現代世界における異言語間、異文化間のコミュニケーションに関心のある誰にとっても価値のある書である」
    ――マイケル・クローニン
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ポェヒハッカー,フランツ(ポェヒハッカー,フランツ/P¨ochhacker,Franz)
    ウィーン大学翻訳学センター教授(通訳学)。(Professor of Interpreting Studies in the Center for Translation Studies at the University of Vienna)博士学位論文“Simultandolmetschen als komplexes Handeln”(T¨ubingen:Gunter Narr,1994)。現在は関心領域を会議通訳から、医療や司法・法廷などのコミュニティ通訳にも広げている。「通訳学」の確立をめざした論文は60本を超え、著作も多数。国際的な学術誌“Interpreting”編集長

    鳥飼 玖美子(トリカイ クミコ)
    東京都港区生まれ。東洋英和女学院高等部を経て、上智大学外国語学部イスパニア語学科卒業。コロンビア大学大学院修士課程修了(MA)。サウサンプトン大学大学院人文学研究科博士課程修了(Ph.D.)。会議通訳者を経て、立教大学教授。立教大学に大学院異文化コミュニケーション研究科(独立研究科)を創設し、初代委員長。現在、立教大学名誉教授、日本国際文化学会顧問。日本通訳翻訳学会・元会長。専門は、通訳学・翻訳学、異文化コミュニケーション学、言語教育論、言語政策論
  • 著者について

    フランツ・ポェヒハッカー (フランツポェヒハッカー)
    ウィーン大学翻訳学センター教授(通訳学)(Professor of Interpreting Studies in the Center for Translation Studies at the University of Vienna)。博士学位論文 "Simultandolmetschen als komplexes Handeln"(Tübingen: Gunter Narr, 1994)。現在は関心領域を会議通訳から、医療や司法・法廷などのコミュニティ通訳にも広げている。「通訳学」の確立をめざした論文は60本を超え、著作も多数。国際的な学術誌"Interpreting"編集長。

    鳥飼玖美子 (トリカイクミコ)
    東京都港区で生まれる。東洋英和女学院高等部を経て、上智大学外国語学部イスパニア語学科卒業。コロンビア大学大学院ティーチャーズ・カレッジ修士課程(英語教授法)修了(MA)。サウサンプトン大学大学院人文学研究科博士課程修了(Ph. D.)。
    会議通訳者を経て、立教大学教授。立教大学に大学院異文化コミュニケーション研究科(独立研究科)を創設し、初代委員長。東京大学大学院教育学研究科客員教授、立教大学特任教授、順天堂大学客員教授、国立国語研究所客員教授等歴任。立教大学名誉教授。専門は、通訳学・翻訳学、異文化コミュニケーション学、言語教育論、言語政策論。

    長沼美香子 (ナガヌマミカコ)
    愛知県生まれ。広島大学総合科学部卒業、同大学院修了。立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科特任准教授を経て、現在、神戸市外国語大学英米学科教授。日本通訳翻訳学会理事。専門は、通訳翻訳学、機能言語学。NHK『ニュースで英会話』原稿執筆担当。著書に『日本の翻訳論』(共編、法政大学出版局、2010)、訳書にポェヒハッカー『通訳学入門』(鳥飼玖美子監訳、共訳、みすず書房、2008)、マンデイ『翻訳学入門』(鳥飼玖美子監訳、共訳、みすず書房、2009)、論文に「野上豊一郎の翻訳論」(『通訳翻訳研究』10号、2010)ほか。

    水野的 (ミズノアキラ)
    福島県いわき市生まれ。東京外国語大学ポルトガル・ブラジル語学科卒業。元青山学院大学文学部英米文学科教授。日本通訳翻訳学会会長。専門は、通訳翻訳学。著書に『同時通訳の理論――認知的制約と訳出方略』(朝日出版社、2015)、訳書にポェヒハッカー『通訳学入門』(鳥飼玖美子監訳、共訳、みすず書房、2008)、マンデイ『翻訳学入門』(鳥飼玖美子監訳、共訳、みすず書房、2009)ほか。

    山田優 (ヤマダマサル)
    東京都生まれ。ウエストバージニア大学卒業。同大学大学院修士課程修了(言語学専攻)。立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科博士後期課程修了(異文化コミュニケーション学博士)。現在、関西大学外国語学部・外国語教育学研究科教授。日本通訳翻訳学会理事。研究の関心は、通訳翻訳学、通訳プロセス研究、翻訳テクノロジー論、TILT。訳書にポェヒハッカー『通訳学入門』(鳥飼玖美子監訳、共訳、みすず書房、2008)、マンデイ『翻訳学入門』(鳥飼玖美子監訳、共訳、みすず書房、2009)。

通訳学入門 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:みすず書房
著者名:フランツ ポェヒハッカー(著)/鳥飼 玖美子(監訳)
発行年月日:2020/04/02
ISBN-10:4622089149
ISBN-13:9784622089148
判型:A5
対象:教養
発行形態:単行本
内容:語学総記
言語:日本語
ページ数:293ページ
縦:21cm
重量:550g
その他: 原書名: INTRODUCING INTERPRETING STUDIES〈P¨ochhacker,Franz〉
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