小児の薬の選び方・使い方-小児科専門医の手の内を公開! 改訂5版 [単行本]
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小児の薬の選び方・使い方-小児科専門医の手の内を公開! 改訂5版 [単行本]

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出版社:南山堂
販売開始日: 2020/04/17
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小児の薬の選び方・使い方-小児科専門医の手の内を公開! 改訂5版 の 商品概要

  • 目次

    【目次】
    総 論
    はじめに 子どもと薬
    1 小児の処方の心構え
    2 小児の処方箋の書き方
    3 小児の薬のいろいろな形
    4 上手に飲ませるための工夫
    5 薬の特性と相互作用
    6 薬のトラブルを防ぐために

    各 論I 小児プライマリ・ケアのコアとなる薬の選び方・使い方
    1 外来で小児に使う抗菌薬
    2 抗ヒスタミン薬の使い方
    3 鎮咳去痰薬の使い方
    4 解熱・鎮痛薬の使い方
    5 小児の輸液の基本6 小児の経口補液療法

    各 論II よくみる症状と薬の選び方・使い方
    1 けいれん
    2 黄疸
    3 貧血
    4 紫斑,出血傾向
    5 頭が痛い
    6 耳が痛い
    7 のど・口の中が痛い
    8 胸が痛い
    9 おなかが痛い
    10 手足が痛い
    11 痒み(そう痒)
    12 鼻水,鼻づまり
    13 鼻出血
    14 かすれ声(嗄声)
    15 喘鳴,呼吸困難
    16 嘔吐
    17 下痢
    18 血便
    19 便秘
    20 頻尿,排尿痛
    21 夜尿
    22 血尿,蛋白尿
    23 糖尿
    24 むくみ(浮腫)
    25 肥満
    26 リンパ節腫脹

    各 論III よくみる疾患と薬の選び方・使い方
    感染症疫学情報の入手方法
    1 かぜ症候群
    2 急性扁桃炎
    3 インフルエンザ
    4 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
    5 水痘
    6 麻疹
    7 風疹
    8 伝染性紅斑
    9 突発性発疹
    10 手足口病
    11 ヘルパンギーナ
    12 ヘルペス性歯肉口内炎
    13 アデノウイルス咽頭炎・咽頭結膜
    14 溶連菌性咽頭炎
    15 百日咳
    16 てんかん
    17 クループ
    18 気管支炎,肺炎
    19 急性細気管支炎
    20 気管支喘息
    21 喘息性気管支炎
    22 感染性胃腸炎
    23 鵞口瘡
    24 蟯虫症
    25 尿路感染症
    26 亀頭包皮炎
    27 外陰腟炎
    28 結膜炎
    29 麦粒腫,霰粒腫
    30 急性中耳炎
    31 外耳道炎
    32 アレルギー性鼻炎
    33 鼻・副鼻腔
    34 アトピー性皮膚炎
    35 乳児湿疹,乳児脂漏性湿疹
    36 おむつかぶれ
    37 接触皮膚炎
    38 じんましん
    39 伝染性膿痂疹(とびひ)
    40 伝染性軟属腫(水いぼ)
    41 シラミ(アタマジラミ)
    42 虫さされ
    43 ペットによる咬傷
    44 やけど,日焼け
    45 しもやけ
    46 にきび(ざ瘡)
    47 周期性嘔吐症(自家中毒)
    48 乗物酔い
    49 起立性調節障害
    薬品索引
    用語索引


    【序文】
     本書の初版が出版されて約17年が経ちました.幸いにして本書は臨床の場で歓迎され,版を重ねて参りました.他科,他分野の方々からも本書について,また内容についてさまざまな御質問や御示唆をお受けする機会が増え,今回でいよいよ改訂5 版となりました.
     ところで,幼稚園や保育所の園長さんや学校の先生方とお話しをする機会がありますが,最近の10年ほど,世情と子どもの様子がずいぶん変化してきていることがしばしば大きな話題になります.また,臨床の現場でも,本書でも取り上げている起立性調節障害のほかに,登校障害,若年性線維筋痛症,脳脊髄液漏出症,慢性疲労症候群などと診断される子どもたちが増加しています.子どもの身体の問題と精神的な問題,その複合的な問題,同時に母親と家族の問題,学校と社会の問題など,さまざまな問題が子どもの身に降りかかり,成長・発達に大きな影響を及ぼしている可能性を指摘できます.
     医学的には自律神経の機能的変化,内分泌系の変調などが疑われ,これまでは“不定愁訴”,“こころの問題”などと一括されてきた病態も,五感からの感覚入力の変調,それを受け取る視床下部の機能変化,投射される大脳辺縁系,前頭前野の変化など,また,大脳から視床下部を通過して出力される情報も変化せざるをえず,その中で,基礎医学では自律神経系と内分泌系の他に,全身の恒常性を維持する新たなシステムの発見が行われ,さまざまな研究が進められているのが現状だと思います.
     臨床医の役割は,目の前に現れた子どもたちからいかに多くの情報を得て診断・治療につなげていくかにあります.その中には,これまで私たちが経験したことのない愁訴が言葉を紡ぎながら語られることもしばしばあります.身体所見にも,その愁訴に一致した病変が実際にからだの中に生じて現れてきており,このような子どもたちの問題を“こころの問題”として切って捨てる医療は小児医療とはかけ離れたところにあるものと思われます.また,小児医療のみならず,子どもの成長・発達に重要な場である学校の先生方や,行政の福祉分野の方々との密接な情報の交換,すなわち医療・教育・福祉の一体的な活動は,今後の小児医療にとっては必須の条件になるだろうと思います.
     本書は真摯に小児医療に取り組み,子どもの微細な徴候をも見落とさないように,日々臨床の現場で活躍されている小児科医の知恵の結晶が核となり成り立っています.これまでと同様に,小児科医を目指す学生,若手の小児科医・研修医,子どもを診る機会のある多くの医師,医療スタッフには本書が大いに役立ってほしいと思うと同時に,これからの子どもたちに寄り添った医療はどのようにすれば実現できるかを皆様と一緒に考えていきたいと思います.

    2020年3月
    編集者代表
    横田俊平
  • 内容紹介

    【「小児の薬」の決定版!】
    小児の日常診療で頻繁に遭遇する26症状・49疾患について,薬を選び使うまでのステップを経験豊かな小児科専門医がその手の内を公開.
    いつ何をどう使えばよいか使うべきでないか,わかりやすく解説.
    改訂5版は新規項目の追加でさらに内容充実,薬用量の表や処方例も最新動向に沿ってアップデート.
    小児を診るすべての医師,研修医,薬剤師必携.
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    横田 俊平(ヨコタ シュンペイ)
    横浜市立大学名誉教授/フジ虎ノ門こどもセンター長。1975年横浜市立大学医学部卒。神奈川県立こども医療センター、横浜市立港湾病院、メイヨー・クリニック、藤沢市民病院、ノースカロライナ州立大学客員教授などを経て、1998年横浜市立大学小児科教授、2003年同大学院医学研究科発生成育小児医療学教授、2014年同名誉教授、国際医療福祉大学熱海病院病院長、2016年フジ虎ノ門整形外科病院小児難病リウマチ・センター長、2019年より現職。日本小児科学会会長、日本リウマチ学会理事。日本小児リウマチ学会幹事長などを歴任。専門:小児リウマチ学、小児感染症学、小児アレルギー学、免疫学など

    田原 卓浩(タハラ タカヒロ)
    たはらクリニック院長。1978年東京慈恵会医科大学卒。東京慈恵会医科大学附属病院、国立大蔵病院、国立成育医療研究センター病院などを経て、2003年5月たはらクリニック副院長、2005年より現職。山口大学医学部小児科臨床教授、日本小児科医会副会長、山口県小児科医会会長。専門:地域総合小児医療

    加藤 英治(カトウ エイジ)
    福井県済生会病院顧問。1975年金沢大学医学部卒、市立敦賀病院、島根医科大学附属病院、金沢大学附属病院などを経て、1987年福井県済生会病院小児科医長、1992年同小児科主任部長、2004年同副院長、2016年より現職。専門:小児科総合診療、小児腎臓

    井上 信明(イノウエ ノブアキ)
    国立国際医療研究センター国際医療協力局。1996年奈良県立医科大学卒。天理よろづ相談所病院などを経て、2002~2009年に小児科(ハワイ大学)、小児救急科(ロマリンダ大学、豪州マーター小児病院)にて研修。2010年東京都立小児総合医療センター救命救急科医長、2016年より現職。専門:小児救急、国際保健

小児の薬の選び方・使い方-小児科専門医の手の内を公開! 改訂5版 の商品スペック

商品仕様
出版社名:南山堂
著者名:横田 俊平(編)/田原 卓浩(編)/加藤 英治(編)/井上 信明(編)
発行年月日:2020/04/20
ISBN-10:4525284455
ISBN-13:9784525284459
旧版ISBN:9784525284442
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:医学・薬学・歯学
言語:日本語
ページ数:402ページ
縦:26cm
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