国民国家と不気味なもの-日露戦後文学の〈うち〉なる他者像 [単行本]
    • 国民国家と不気味なもの-日露戦後文学の〈うち〉なる他者像 [単行本]

    • ¥4,180126 ゴールドポイント(3%還元)
    • お取り寄せ
100000009003264073

国民国家と不気味なもの-日露戦後文学の〈うち〉なる他者像 [単行本]

価格:¥4,180(税込)
ゴールドポイント:126 ゴールドポイント(3%還元)(¥126相当)
お届け日:お取り寄せこの商品は、日時を指定できません。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:新曜社
販売開始日: 2020/04/03
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

国民国家と不気味なもの-日露戦後文学の〈うち〉なる他者像 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    男たちを獣に変える女、寸断された兵士の死体、国家を蝕む伝染病―フロイトの論を手がかりに、日露戦前・戦後の文学空間に取り憑く「不気味なもの」をたどりつつ、国民化の抑圧と民衆の抵抗の力学を鮮やかに剔抉する。国民国家論更新の試み。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    第1部 日露戦争と不気味なもの(国民の分身像―泉鏡花「高野聖」における不気味なもの;日露戦争と不気味なもの―櫻井忠温『肉弾』;“銃後”の戦争表象―夏目漱石「趣味の遺伝」;性差別に祟る亡霊―泉鏡花「沼夫人」;近代国家と殉死―乃木希典の「忠君」と武士道;メランコリーを生成する「心臓」―夏目漱石『心』における殉死の問題;検閲のドラマ、ドラマの検閲―芥川龍之介「将軍」における「秩序紊乱」と「風俗壊乱」)
    第2部 “大逆”事件と不気味なもの(社会主義という「伝染病」―山県有朋「社会破壊主義論」と大逆事件;「逆徒」の遡及的形成―大逆事件と平出修;神話の「抹殺」、歴史の「怪物」―『基督抹殺論』と「かのやうに」における近代史学;動物のアナキズム―大杉栄の「生の哲学」と芥川龍之介「羅生門」)
  • 内容紹介

    日露戦争前後から、殉死、暴動などの血なまぐさい事件だけでなく、社会軌範をおびやかす〈不気味なもの〉が頻出するようになる。桜井忠温『肉弾』、漱石『心』、大逆事件などをめぐる文学を題材に、国民化の圧力と民衆の反応・反発の力学を活写する。

    ・従来の国民国家論では見落とされがちだった、民衆・大衆の主体性をさぐる。
    ・文学が探知した〈不気味なもの〉のなかに、現代にも通じる「徴候」を指摘する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    堀井 一摩(ホリイ カズマ)
    1977年、新潟県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻助教。津田塾大学、法政大学非常勤講師。専門は、日本近代文学、批評理論
  • 著者について

    堀井 一摩 (ホリイ カズマ)
    東京大学大学院総合文化研究科助教

国民国家と不気味なもの-日露戦後文学の〈うち〉なる他者像 の商品スペック

商品仕様
出版社名:新曜社
著者名:堀井 一摩(著)
発行年月日:2020/03/31
ISBN-10:4788516780
ISBN-13:9784788516786
判型:B6
対象:教養
発行形態:単行本
内容:文学総記
言語:日本語
ページ数:406ページ
縦:20cm
他の新曜社の書籍を探す

    新曜社 国民国家と不気味なもの-日露戦後文学の〈うち〉なる他者像 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!