雇用関係の制度分析<240>-職場を質的に科学する(MINERVA 人文・社会科学叢書) [全集叢書]
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雇用関係の制度分析<240>-職場を質的に科学する(MINERVA 人文・社会科学叢書) [全集叢書]

樋口 純平(編著)西村 純(編著)
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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2020/05/14
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雇用関係の制度分析<240>-職場を質的に科学する(MINERVA 人文・社会科学叢書) の 商品概要

  • 目次

    序 雇用制度の記述をめぐって


     第Ⅰ部 雇用関係研究の方法論――職場の認識方法を磨く

    第1章 仕事の社会科学――石田光男を読み解く
     1 社会科学の目的と方法
     2 仕事への執着
     3 労使関係論
     4 経営規制と仕事論
     5 個別化された労使関係
     6 疑問と収穫

    第2章 労使関係論の革新――自動車工場調査三部作を素材に(中村圭介)
     1 労働研究の衰弱
     2 労働支出の質と量
     3 統制=control
     4 労使関係論の革新
     5 日本のリーン生産方式
     6 GMにおける管理
     7 着想と疑問

    第3章 質的なアプローチを用いた労働調査の方法――1つの方法論の形成過程でとられる態度に注目して(西村 純)
     1 調査の目的
     2 調査に対する姿勢
     3 認識の方法
     4 労働調査の方法:1つの考え方

    第4章 仕事論の法的意義――労働契約と私的秩序の関係(寺井基博)
     1 職場ルールと法の関係
     2 雇用関係を捕捉する方法:労働市場と組織内取引
     3 仕事論:雇用関係研究の方法開拓
     4 仕事論の法的考察


     第Ⅱ部 労使関係――個別化する職場と集団的取引

    第5章 労働組合による経営参加の現地点――2つの企業別組合の経営対策の事例から(上田眞士)
     1 試論的なガイドライン:「組織の失敗」と集合的な「システム解」
     2 事業計画を焦点としたA労組の経営参加
     3 B労組の「闘争を起点とした経営参画活動」
     4 経営参加と労働組合のガバナンス機能

    第6章 公立学校教員の人事考課に基づく賃金制度と労使関係――勤勉手当の改定をめぐる労使交渉(岩月真也)
     1 労使交渉への着目
     2 労使関係機構の概観
     3 労使交渉の経過
     4 勤勉手当の算出方法の改定と労使交渉
     5 賃金の個別化と労使関係


     第Ⅲ部 人事管理――多様化する社員と評価・処遇制度

    第7章 人事制度グローバル標準化における能力主義の可能性――トヨタ自動車の事例(樋口純平) 
     1 職務主義への揺らぎ
     2 分析視角:トヨタ自動車への注目
     3 成果主義人事改革
     4 人事制度グローバル標準化
     5 能力主義は存続するのか

    第8章 女性活躍推進とワーク・ライフ・バランス――雇用制度への影響(中村艶子)
     1 女性の活躍とワーク・ライフ・バランスの推進
     2 女性活躍推進の意義
     3 女性活躍推進の動向
     4 企業にとってのWLB
     5 成果と職場の方向性
     6 企業変革要因としての女性活躍推進とWLB制度

    第9章 非正規雇用の拡大要因と正社員登用の可能性(小野晶子)
     1 非正規雇用の拡大と正社員への移行の現状
     2 正社員の採用権限のありかと非正規雇用率の関係性
     3 正社員登用の可能性:正社員登用のパターンと賃金へのリンク
     4 正規と非正規の汽水域の形成へ


     第Ⅳ部 経営管理――経営研究と労働研究の合わせ技

    第10章 トヨタ2016年経営組織改革の意義(願興寺㬶之)
     1 2016年経営組織改革の特徴
     2 事業活動のグローバル化に向けた問題意識と経営理念の明示
     3 従業員意識改革のプロセス
     4 人事制度の改革:年功制から能力成果主義への変革
     5 中期経営計画の設定による役割・責任の体系化と考課・評価基準の確立
     6 グローバル化を目指す経営管理と人的資源管理システムの発展
     7 日本的経営の新たな地平:変革と一貫性

    第11章 アメリカ自動車産業における作業組織――制度改革:経営破たん後のGMを中心にして(篠原健一)
     1 改革と生産性・品質向上との連関
     2 何がどこまで調査され,調査されていないのか
     3 GM・A工場における近年の改革傾向
     4 課題として残る雇用関係・管理組織
     5 改革の枠組み形成とさらなる経過観察の必要性

    第12章 中国進出企業の品質管理(齋藤 毅)
     1 日本企業の海外における技術移転
     2 工場現場での品質管理
     3 工場の仕事管理システムからみた品質管理
     4 2企業の事例からみた品質管理の特徴
     5 日本企業の技術移転の多様性

    第13章 アメーバ経営の中国企業への移転可能性と課題(竇 少杰)
     1 アメーバ経営は中国企業で実施可能か
     2 アメーバ経営とは
     3 アメーバ経営の実施条件
     4 導入にチャレンジした中国企業の実態
     5 日中企業の環境の違い
     6 「常識」と「非常識」に翻弄されてはいけない

    結 引き継ぐべきもの

    索  引
  • 出版社からのコメント

    詳細な観察に基づく正確な認識と記述とは。主観は事実によって制約され、事実は主観によって意味付与される。
  • 内容紹介

    雇用関係の制度分析のエッセンスは、対象事実の正確な認識と解釈、そしてその記述にある。本書は、雇用制度分析における方法論を開拓すると共に、その射程を拡大してきた石田光男教授の研究の軌跡を踏まえ、その門下生を中心とした執筆陣による論考をもとに編纂された。今後の雇用制度研究の方法と可能性を改めて問いなおす一書。
  • 著者について

    樋口 純平 (ヒグチ ジュンペイ)
    2020年4月現在
    同志社大学社会学部准教授(博士 政策科学:同志社大学)

    西村 純 (ニシムラ イタル)
    2020年4月現在
    独立行政法人 労働政策研究・研修機構副主任研究員
    (博士 産業関係学:同志社大学)

雇用関係の制度分析<240>-職場を質的に科学する(MINERVA 人文・社会科学叢書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房
著者名:樋口 純平(編著)/西村 純(編著)
発行年月日:2020/05
ISBN-10:4623088618
ISBN-13:9784623088614
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:経営
言語:日本語
ページ数:293ページ
縦:22cm
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