学び直しの現象学―大学院修了者への聞き取りを通して [単行本]
    • 学び直しの現象学―大学院修了者への聞き取りを通して [単行本]

    • ¥2,86086 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月15日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003264596

学び直しの現象学―大学院修了者への聞き取りを通して [単行本]

価格:¥2,860(税込)
ゴールドポイント:86 ゴールドポイント(3%還元)(¥86相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月15日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:晃洋書房
販売開始日: 2020/04/07
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

学び直しの現象学―大学院修了者への聞き取りを通して の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    社会人の学び直しは、静かな生活の冒険だ。大学院で学び直した社会人を対象に聞き取りを行い、その語りを現象学的な視点から分析し、学び直すことの実存的な意義を明らかにする。
  • 目次

    はじめに

    第1章 社会人と大学院での学び直し
      1 人生一〇〇年時代と学び直し
      2 社会人大学院の誕生
      3 学び直しの効用と課題

    第2章 本書における現象学的視点
      1 現象学の概念
      2 確信成立の条件の解明について
      3 現象学的な質的研究の意義
     Episode1 私と現象学の出会い

    第3章 方法としての現象学的アプローチ
      1 現象学的アプローチ
      2 現象学的アプローチとエビデンスの問題
      3 「語り」の記述による触発の可能性

    第4章 現象学的アプローチの実践者に求められる姿勢
      1 最も重要な要件としての「聴く力」
      2 現象学的アプローチをより促進するために
      3 現象学的アプローチにおけるインタビューのあり方
     Episode2 一九九六年、学び直しの取材を受けた

    第5章 「学び直し」の聞き取り
      1 調査の概要
      2 社会人大学院修了者への聞き取り
        Bさん(三〇代・女性)
         高齢者の思いが通らない介護施設/実践に活かすための学び直し/少し冷静に見られるようになった/
         院生のつながりが支えに
        Aさん(六〇代後半・男性)
         院生仲間からの「触発」/もともと、教師になりたかった/職免で三〇分の早退/
         妻の理解は総論賛成各論反対/修了後、市長のアドバイザリースタッフに/教育との二足のわらじを履く
        Cさん(五〇代後半・男性)
         人生に深くかかわるキャリア教育をめざして/偶然が重なって、大学院へ/
         安定志向とフリーランスへの思いの狭間で/キャリア教育をアカデミックなものに
        Dさん(三〇代後半・女性)
         社会人経験を通して、再び目覚めた災害看護への問題意識/学びへのこだわりと楽しさ/
         問題意識の深化、地域学とソーシャルキャピタル/学びの楽しさと職場のギャップ/学び直しのための課題/
        Eさん(五〇代後半・男性)
         仕事を辞めて一念発起、海外留学へ/日本人が一人だけのクラスで学ぶ/学び直しで得たもの/
        Fさん(四〇代後半・男性)
         パイロット志望、会社員、そして教師へ/コーチングとの出会い/家族と職場の協力/違う視点の獲得/
         三年空いて、博士後期課程へ入学
      3 聞き取りと分析を終えて
     Episode3 社会人大学院修了者のOD問題

    第6章 考察――生きられた経験としての学び直し
      1 「語り」を通して見る学び直しの諸相
      2 学び直しの構造
      3 課題と展望

    おわりに
  • 内容紹介

    社会人の学び直しは、 静かな生活(クワイエットライフ) の冒険だ。

    学び直しをする彼/彼女らは,じつに活き活きとしており,楽しげである。その理由はいったい,どこにあるのだろうか? 大学院で学び直した社会人を対象に聞き取りを行い,その語りを現象学的な視点から分析し,学び直すことの実存的な意義を明らかにする。

    「…もう,学ぶ楽しさに尽きますよね。勉強ってさせられると嫌なものじゃないですか。生まれて初めてほんまにやりたい勉強,自分でやりたいと思ったことをやる楽しさっていうんですかね。至福の二年間ですよね,学ぶ。大変なんですけど,大変ななかでも,ほんとうに楽しい二年間をすごさせてもらったなっていうふうに思います。…」(聞き取りで得た語りから抜粋。本書「第5章」より)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    岩崎 久志(イワサキ ヒサシ)
    1986年関西学院大学社会学部社会学科卒業。2000年武庫川女子大学大学院臨床教育学研究科博士後期課程修了。出版社勤務、スクールカウンセラーなどを経て、流通科学大学人間社会学部教授。社会福祉法人神戸いのちの電話研修委員。博士(臨床教育学)、公認心理師、臨床心理士、学校心理士SV認定ガイダンスカウンセラー。主要業績『ストレスとともに働く―事例から考える こころの健康づくり』(単著、晃洋書房、2017年)齊藤勇記念出版賞(日本応用心理学会)受賞、ほか
  • 著者について

    岩崎 久志 (イワサキ ヒサシ)
    流通科学大学人間社会学部教授。公認心理師、臨床心理士、学校心理士SV認定ガイダンスカウンセラー

学び直しの現象学―大学院修了者への聞き取りを通して の商品スペック

商品仕様
出版社名:晃洋書房 ※出版地:京都
著者名:岩崎 久志(著)
発行年月日:2020/03/20
ISBN-10:4771033196
ISBN-13:9784771033191
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:204ページ ※199,5P
縦:19cm
他の晃洋書房の書籍を探す

    晃洋書房 学び直しの現象学―大学院修了者への聞き取りを通して [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!