生命はデジタルでできている―情報から見た新しい生命像(ブルーバックス) [新書]
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生命はデジタルでできている―情報から見た新しい生命像(ブルーバックス) [新書]

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出版社:講談社
販売開始日: 2020/05/21
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生命はデジタルでできている―情報から見た新しい生命像(ブルーバックス) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    生物は、38億年前の太古の時代からゲノムに刻まれたデジタル情報を使いこなしてきた。地球上に存在する生命は、例外なくすべてデジタル情報の産物である。機械学習を駆使したバイオインフォマティクスの旗手が情報から見た新しい生命像を描き出す。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    第1章 ゲノム―三八億年前に誕生した驚異のデジタル生命分子(セントラルドグマ;なぜ、セントラルドグマ、なのか? ほか)
    第2章 RNAのすべて―タンパク質にならない核酸分子のミステリー(ジャンクじゃなかったジャンクDNA;SNP=バグ ほか)
    第3章 タンパクのすべて―組成を変えずに性質を変える魔法のツール(デジタルとアナログを繋ぐ;進化とRNAワールド仮説 ほか)
    第4章 代謝物のすべて―見逃されていた重要因子(代謝物とは何か;がんと回虫の意外な関係 ほか)
    第5章 マルチオミックス―立ちはだかるゲノムの暗黒大陸(エピジェネティクス;エピトランスクリプトーム ほか)
  • 出版社からのコメント

    「全生物に読んでほしい!」 YouTube・ヨビノリたくみ氏絶賛。脅威の分子精密機械である「生物」はデジタルで制御されていた
  • 内容紹介

    科学出版賞受賞作家の書き下ろし最新作
    「全生物に読んでほしい!」人気YouTuber・ヨビノリたくみ氏絶賛
    「高校で習うセントラルドグマから最先端のエピジェネティクスまで、それらを秀逸な例え話に乗せてわかりやすく解説してくれる一冊。これまでの生命観が”死ぬ”こと間違いなし。こんな面白い本、“ヒト”だけが読めるなんて申し訳ない」

     いま、生物学の分野で静かな革命が進行しつつある、と言ったら読者の皆さんは驚くだろうか? その生物学の分野とは、ゲノム科学である。ゲノム科学に関する新しい知見がネットに流れない日の方が珍しい。
    「寿命を伸ばす遺伝子発見!」
    「『がんゲノム医療』検査に保険適用」
     なんだがすごいことがこの分野で起きているっぽい。だが、なぜ、「突然」こんなことになっているのか? その疑問に答えてくれる報道は少ない気がする。本書の目的はそれを少しでもわかりやすく説明することにある。
     そのために、本書ではDIGIOMEという造語を導入した。DIGIOMEとは何か? それは、デジタル信号処理系としてゲノムを捉える考え方だ。
     我々人類が、デジタル情報処理装置の恩恵を日常的に享受できるなったのは、わずかにここ数十年のことに過ぎない。だが、生命体はそのそもそもの誕生時からこの高度なディジタル情報処理系の恩恵を享受してきた。周知の様に、我々人類がデジタル情報処理装置の恩恵を享受するには、高性能ながら安価な情報処理装置(例えば、スマホ)の発明が必須だった。生命体はそのような精密な情報処理装置を持っていないにも関わらず、ゲノムをデジタル情報処理装置として機能させることに成功してきた。本書で語りたいのは、なぜ、そんな奇跡のようなことが可能だったのか、ということだ。
     実際、デジタル信号処理系たるゲノムは、われわれ人類が作り上げた精緻で緻密なそれとは、にて非なる側面をもっている。ある面では我々のそれより優れているし、ある意味では劣っている。そして、いま、このタイミングでその詳細が詳らかになったのは、デジタル信号処理系としてゲノムの動作を克明に観測して記録できるだけの技術と知識を我々が手にしたことによる。いままで秘密のベールの奥に隠されていたその機構の謎が日々、その観測技術によって続々と白日のもとにさらされている。前述のゲノム科学における新発見の連鎖はその帰結に過ぎない。そして、その技術の一端にはいま流行っているAI=機械学習の進歩も大きく関わっている。この本はそんな存在、DIGIOMEを巡る冒険譚を、極力最先端の知見を用いて語ることを目的とする。この本を読み終えた時、きっとあなたは、いままで見ていた「生命」をそれまでとは随分と違う目で見ることができるに違いない、と信じる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    田口 善弘(タグチ ヨシヒロ)
    1961年、東京都生まれ。中央大学理工学部教授。1995年に刊行した『砂時計の七不思議―粉粒体の動力学』(中公新書)で第12回(1996年)講談社科学出版賞受賞。その後、機械学習などを応用したバイオインフォマティクスの研究を行い、最近はテンソル分解というもので変数選択する(!)という研究に嵌まっている
  • 著者について

    田口 善弘 (タグチ ヨシヒロ)
    1961年、東京生まれ。中央大学理工学部教授。1995年に執筆した『砂時計の七不思議―粉粒体の動力学』 (中公新書)で第12回(1996年) 講談社科学出版賞受賞。その後、機械学習などを応用したバイオインフォマティクスの研究を行い、最近はテンソル分解というもので変数選択する(!)という研究に嵌まっており、その成果を2019年9月にシュプリンガー社から英語の専門書(単著)として出版した。

生命はデジタルでできている―情報から見た新しい生命像(ブルーバックス) の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:田口 善弘(著)
発行年月日:2020/05/20
ISBN-10:4065195977
ISBN-13:9784065195970
判型:B6
対象:一般
発行形態:新書
内容:生物学
言語:日本語
ページ数:222ページ
縦:18cm
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