ソウルの起源京城の誕生-1910~1945植民地統治下の都市計画 [単行本]
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ソウルの起源京城の誕生-1910~1945植民地統治下の都市計画 [単行本]

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出版社:明石書店
販売開始日: 2020/03/16
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ソウルの起源京城の誕生-1910~1945植民地統治下の都市計画 の 商品概要

  • 目次

     日本語版序文
     プロローグ

    1章 帝国の文明、都城を解体する
     1 朝鮮総督府による京城都心部の空間構造再編構想
      京城を碁盤目状の都市にせよ
     2 1910年代前半における京城市区改正主要路線の敷設過程
      首都の整備、植民地統治5周年の「治績」
     3 総督府の市区改正の目標と在京城日本人の私益追求の衝突
      植民地権力の「文明」、植民者の「私益」

    2章 宗廟貫通線、伝統/近代/植民の交差路
     1 最初の宗廟貫通線敷設の試みと対立
      総督府、宗廟を壊し道を通さんとする
     2 純宗の崩御と宗廟貫通線の「完成」
      10年に渡る工事、10年に及ぶ対立
     3 宗廟貫通線に向けられた朝鮮語メディアの多面的眼差し
      「宗廟の尊厳」か、「市民の利便」か

    3章 都市計画をめぐる対立と「政治」
     1 1920年代京城都市計画をめぐる議論と市区改正移管問題
     「京城都市計画」、新たな対立の始まり
     2 京城府の受益税制定の試みと賛否をめぐる争い
     「親日派」が「朝鮮人」を代弁する逆説
     3 京城府の市区改正案調整と市区改正移管
      対立の帰結、植民地統治の臨界

    4章 「大京城」マスタープランの形成
     1 京城府行政区域拡張議論の展開とその帰結
      遂に「大京城」成る
     2 京城市街地計画の基本構想
      用途別区画と階層別地域区分の形成
     3 街路網、土地区画整理、地域制の細部計画案
      京城、近代都市の「内実」を備える
     「都市」計画令から「市街地」計画令へ

    5章 戦争がもたらした都市計画、戦争に阻まれる
     1 街路網敷設事業の遅れと動員の限界
      財政難、資材難、人材難の悪循環
     2 土地区画整理の展開過程と「開発」の様相
      外郭工業地域と住居地域の開発
     3 「防空」議論と公園計画・風致地区の指定
      爆撃に備え空地を確保せよ
      清渓川、植民と近代を貫き流れる

    6章 都市のユートピア、「郊外」の誕生とその死
     1 植民地期「郊外」概念の形成
      「田園都市」の夢、あるいは蜃気楼
     2 南山周回道路の敷設過程と社会的矛盾
      「彼らの田園」、南山文化住宅地
     3 敦岩地区の区画整理と住宅地形成の特徴
      近代的都市中産層コミュニティの誕生
     戦争が住居の公共性を喚起する逆説

    7章 都市計画の二つの顔、貧民の救済と排除
     1 京城地域貧民住居の実態
      「土地の不法占拠者」、土幕民
     2 京城市街地計画の施行と貧民住居の剥奪
      撤去と抵抗
     3 京城府の貧民住居対策の展開と挫折
      都市計画と貧民の「包摂」、予測された失敗

    8章 「京城」から「京仁」へ
     1 地方・国土計画論の導入と京仁地域の位相
      大陸侵略と兵站基地「京仁」
     2 京仁市街地計画の背景と展開
      京仁メトロポリス幻想曲
     3 「広域都市圏」構想と京仁市街地計画の修正
      「首都圏」構想の起源と軌跡

     閔泳璘伯爵、土地詐欺に遭う
     証拠もなく、証明もできない風水断脈説
     土地区画整理と「投機熱」
     朝鮮市街地計画令制定と咸鏡北道羅津の開発
     植民地当局が考えた土地不法占拠の「歴史的要因」

     エピローグ
     出典および文献
     訳者あとがき
     人名索引
     事項索引
  • 内容紹介

    日本が朝鮮の植民地支配を行った1910年以降、総督府は朝鮮各地で都市「開発」を進めていった。本書は植民地の首都京城(現在のソウル)の都市計画を取り上げ、その全容について豊富な資料や図版を駆使して解明しながら、朝鮮における日本の植民地統治の実態に迫る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    廉 馥圭(ヨム ボッキュ)
    1971年ソウル生まれ。ソウル大学国史学科卒業。同大学院修士・博士課程修了。国史編纂委員会編史研究士を経て、現在、ソウル市立大学国史学科副教授。2015年から2017年まで都市史学会編輯委員長として活動し、現在は季刊『歴史批評』編輯委員を務める。ソウルの都市史と植民地期近代史に関する論文・共著を数多く執筆し、韓国近現代の都市変化および地域社会の動向に関する研究を続けている

    橋本 妹里(ハシモト セリ)
    1977年生まれ。京都府立大学・同大学院修士課程修了。成均館大学大学院東アジア学科修士・博士課程修了。現在、京都府立大学共同研究員。専攻は朝鮮近現代史
  • 著者について

    廉 馥圭 (ヨム ボッキュ)
    1971年ソウル生まれ。ソウル大学国史学科卒業。同大学院修士・博士課程修了。国史編纂委員会編史研究士を経て、現在、ソウル市立大学国史学科副教授。2015年から2017年まで都市史学会編輯委員長として活動し、現在は季刊『歴史批評』編輯委員を務める。ソウルの都市史と植民地期近代史に関する論文・共著を数多く執筆し、韓国近現代の都市変化および地域社会の動向に関する研究を続けている。

    橋本 妹里 (ハシモト セリ)
    1977年生まれ。京都府立大学・同大学院修士課程修了。成均館大学大学院東アジア学科修士・博士課程修了。現在、京都府立大学共同研究員。専攻は朝鮮近現代史。

ソウルの起源京城の誕生-1910~1945植民地統治下の都市計画 の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:廉 馥圭(著)/橋本 妹里(訳)
発行年月日:2020/03/10
ISBN-10:4750349194
ISBN-13:9784750349190
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:353ページ
縦:22cm
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