"沈黙"の自伝的民族誌(オートエスノグラフィー)―サイレント・アイヌの痛みと救済の物語 [単行本]
    • "沈黙"の自伝的民族誌(オートエスノグラフィー)―サイレント・アイヌの痛みと救済の物語 [単行本]

    • ¥4,180126 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月1日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003268096

"沈黙"の自伝的民族誌(オートエスノグラフィー)―サイレント・アイヌの痛みと救済の物語 [単行本]

価格:¥4,180(税込)
ゴールドポイント:126 ゴールドポイント(3%還元)(¥126相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月1日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:一般社団法人 北海道大学出版会
販売開始日: 2021/02/25
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

"沈黙"の自伝的民族誌(オートエスノグラフィー)―サイレント・アイヌの痛みと救済の物語 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    まだ、語られたこともなく、気がつかれたこともなく、歴史にも、社会にも存在しない、私の痛みが、確かにそこにあった―。溢れ出る「不在の言葉」たち。
  • 目次

    プロローグ──〈沈黙〉という問題領域(プロブレマティーク)

    第1章 序 論──透明人間の声を聴く
     1.本書の目的──「サイレント・アイヌ」の世界を/から問う
     2.本書の構成
     3.調査の概要

    第2章 他者表象の死角と沈黙
     1.ポストモダンの人類学とポストコロニアル論
     2.サバルタン論
     3.分類理論

    第3章 自伝的民族誌(オートエスノグラフィー)の方法論
     1.ライフヒストリーとライフストーリー
     2.自伝的民族誌(オートエスノグラフィー)
     3.中動態理論と当事者研究

    第4章 家族史(ファミリーヒストリー)──もうひとつのポストコロニアル状況
     1.つ る──アイヌプリから日本社会への編入
     2.ツヤコ──〈日本人〉へ
     3.イツ子──引き裂かれる自己

    第5章 真 衣──「サイレント・アイヌ」の物語
     1.出自に向き合う通過儀礼──〈分離〉
     2.存在の透明化と声の喪失──〈過渡〉
     3.混沌(カオス)を生きる──〈再統合〉

    第6章 現代アイヌ民族概論
     1.現代アイヌ民族を取り巻く状況
     2.「アイヌ民族」の名づけと名乗り
     3.20世紀初頭の「アイヌ民族」
     4.第二次世界大戦後──「少数民族」から「先住民族」へ
     5.自己表象の分析

    第7章 結 論
     1.「目覚めを待つもの」とdecolonization──脱植民地化
     2.自伝的民族誌(オートエスノグラフィー)が照らす世界
     3.サバルタンの生成論理
     4.光と闇

    エピローグ──〈沈黙〉という希望=創造=暴力


    参照文献
    謝辞(博士学位論文)
    あとがき
    事項索引
    人名索引
  • 出版社からのコメント

    アイヌの出自を持つ著者が、家族史・自分史を紡ぎながら、マイノリティ等の声なき主体の問題を描き出す。
  • 内容紹介

    アイヌの出自を持つ著者の「私」が、自己の存在を歴史化し、沈黙を構造化することで「サイレント・アイヌ」が生きる世界の一端を明らかにする。名もなき人びとが生きた歴史とはどのようなものであったのか、なぜ「私」の姿は人びとに見えないのか―家族史・自分史を紡ぎながら、マイノリティ等の声なき主体の問題を描き出す。

    図書館選書
    アイヌの出自を持つ著者の「私」が、自己の存在を歴史化し、沈黙を構造化することで「サイレント・アイヌ」が生きる世界の一端を明らかにする。家族史・自分史を紡ぎながら、マイノリティ等の声なき主体の問題を描き出す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    石原 真衣(イシハラ マイ)
    1982年サッポロ生まれ。母方の祖母がアイヌ、父方の祖母は琴似屯田兵で会津藩士の出自。アメリカ留学を経て大学卒業後、英語教員として勤務。北海道大学大学院に進学し博士号取得。北海道大学アイヌ・先住民研究センター助教。文化人類学
  • 著者について

    石原 真衣 (イシハラ マイ)
    石原 真衣(イシハラ マイ)
    1982年サッポロ生まれ。母方の祖母がアイヌ、父方の祖母は琴似屯田兵で会津藩士の出自。アメリカ留学を経て大学卒業後、英語教員として勤務。北海道大学大学院に進学し博士号取得。北海道大学アイヌ・先住民研究センター助教。文化人類学。

    ■主要論文
    「「サイレント・アイヌ」を描く──〈沈黙〉を照らすオートエスノグラフィーの可能性」『北海道民族学会』、北海道民族学会、14巻、2018年、1-31頁
    The Silent History of Ainu Liminars, Critical Asian Studies Special Issue; Hokkaidō 150:Settler Colonialism and Indigeneity in Modern Japan and Beyond, Vol. 51. No. 4, 2019, pp. 17-21
    「われわれの憎悪とは──「140字の世界」によるカタストロフィと沈黙のパンデミック」杉田俊介・櫻井信栄・川村湊(編)『対抗言論 反ヘイト…

"沈黙"の自伝的民族誌(オートエスノグラフィー)―サイレント・アイヌの痛みと救済の物語 の商品スペック

商品仕様
出版社名:北海道大学出版会 ※出版地:札幌
著者名:石原 真衣(著)
発行年月日:2021/02/13
ISBN-10:4832968572
ISBN-13:9784832968578
判型:A5
発売社名:北海道大学出版会
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:300ページ ※293,7P
縦:22cm
横:16cm
他の一般社団法人 北海道大学出版会の書籍を探す

    一般社団法人 北海道大学出版会 "沈黙"の自伝的民族誌(オートエスノグラフィー)―サイレント・アイヌの痛みと救済の物語 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!