「研究者失格」のわたしが阪大でいっちゃんおもろい教授になるまで-弱さと向き合い、自分らしく学問する [単行本]
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「研究者失格」のわたしが阪大でいっちゃんおもろい教授になるまで-弱さと向き合い、自分らしく学問する [単行本]

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出版社:明石書店
販売開始日: 2020/03/26
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「研究者失格」のわたしが阪大でいっちゃんおもろい教授になるまで-弱さと向き合い、自分らしく学問する の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「歌う大学教授」千葉センセイのデコボコ人生が生んだ対話的教育法。
  • 目次

     はじめに

    第1章 「自分らしさ」とは?――「強い自分」と「弱い自分」

    第2章 「自分らしさ」の萌芽とその喪失
     1 江戸時代から続く学者の家系に生まれて
     2 勉強嫌いの小学生が弾く「自分流鉄腕アトム」
     3 視力に関する困難――永続的な「足かせ」
     4 大学に入って「学者病」が発症する!
     5 分裂していくわたしのこころ
     6 「新しい歌」との出会い
     7 落ちこぼれてありがとう!
     8 ロック・バンドとの決別とC先生の促進的支援

    第3章 南米留学で「自分らしさ」を再発見する
     1 学生が成績を決める「あり得ない」授業
     2 宗教民謡「カント」に魅かれて
     3 ミイラ取りがミイラになる――「弾いて歌って」調査する
     4 共感できなくても傾聴する
     5 「自分らしさ」を活かして研究する
     6 庶民の街「ポブラシオン」
     7 はじめてのポブラシオン訪問
     8 カトリック教会の音楽会「ペーニャ」
     9 ポブラシオンで体験したいろいろな「あり得ない!」
     10 ポブラシオンで再発見した「自分らしさ」

    第4章 就職後の試行錯誤――「自分らしさ」の再喪失と回復
     1 大学教員になることへのためらい
     2 就職して再発した「学者病」
     3 悲しくも感動的な歌――「アンヘリートのお別れ」
     4 「趣味」ではじめたマプーチェ語の勉強
     5 失意の中、マプーチェ語の勉強を再開する
     6 スペイン語の強要と先住民語の衰退
     7 権利回復闘争と先住民語に対する意識の変化
     8 わたしの「常識」=研究者の「非常識」
     9 言語が解き放つこころ
     10 首都サンティアゴのマプーチェ語放送にて
     11 マプーチェ語で話すことの意味
     12 失敗から学んだこと
     13 「勘当」されて学んだこと

    第5章 「自分らしさ活用」の社会的意義――国際協力の場で
     1 「住民参加型開発」の研究に参加する
     2 邪視治療師Oさん
     3 魔術的世界が示すもの
     4 開発プロジェクトへの協力――活動前に抱いていた不安
     5 まずギターを買う
     6 ギターを携えて行った戸別調査
     7 コミュニケーション不足の問題
     8 「自分らしさ活用」の社会的意義

    第6章 教員も学生も「自分らしさ」を活用する教育
     1 「参加型」授業をめぐる葛藤
     2 教員が「自分らしく」あること
     3 中国語専攻学生の乱入(?)事件
     4 学生とともに授業を作る

    第7章 自作曲による「自分らしさ」の発信
     1 自己解放のプロセスと音楽活動の変遷
     2 アルベルト城間さんとの出会い
     3 ついに作曲を再開する!

    第8章 そしてわたしは鬱になった
     1 「メール事件」
     2 こうしてわたしは鬱になった
     3 「それでも桜は咲く」――「苦しみ」でつながるこころ

    第9章 鬱からの回復の過程で――作曲と「語り合い」による癒し
     1 作曲による自己表現と癒し
     2 歌を通じて共有される「苦しみ」
     3 学生との「語り合い」
     4 わたしを救い出した院生の言葉

    第10章 「語り合う」ことで育むきずな――苦しいからこそつながれる
     1 学生たちとの対話から生まれた授業
     2 いろいろな受講生たち
     3 授業の流れ
     4 1回目の「語り合い」で起きることがら
     5 複数回「語り合う」ことの意味
     6 「語り合い」の効果と学び
     7 教室での「語り合い」から「語り合える社会」へ

    第11章 セラピーとしての「自分史」の執筆
     1 新たな暗闇の中で
     2 執筆までの苦悩
     3 執筆開始直後の試行錯誤
     4 苦しみの中で「語り合い」の授業をつづる
     5 「鬱」体験の記述による気づき
     6 「弱いわたし」の復権
     7 「癒しの技法」としての作曲と「語り合い」の記述
     8 「強い自分」も「弱い自分」もまるごと受け容れる

    おわりに――「弱い自分」と生きる

     注
     参考文献

     挿入歌リスト
  • 内容紹介

    学者一族に育ちコンプレックスを抱えた著者が、南米留学で自分らしく学問する方法を見出し、自ら歌う学生参加型のユニークな授業を生み出し、「大阪大学で一番面白い教授」に選ばれるに至る経緯を語る。共生社会時代の教育論としても出色の一冊。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    千葉 泉(チバ イズミ)
    所属:大阪外国語大学を経て、大阪大学大学院人間科学研究科教授。専門:ラテンアメリカ地域研究、「自分らしさ」活用学、音楽的コミュニケーション学。大阪大学生協学生委員会が2017年に機関紙『Handai Walker』で実施したアンケートで、「大阪大学でいっちゃんおもろい教授」に選ばれた
  • 著者について

    千葉 泉 (チバ イズミ)
    所属:大阪外国語大学を経て、現在、大阪大学大学院人間科学研究科教授。
    専門:ラテンアメリカ地域研究、「自分らしさ」活用学、音楽的コミュニケーション学。主な著書・論文:『馬に乗ったマプーチェの神々――チリ先住民社会の変遷』大阪外国語大学学術双書19号、1998年。「『自分らしさ』を中心に据える――私が中南米の歌をうたう理由」『東洋文化』89、東京大学東洋文化研究所、2009年、41-65頁。「音楽を感じる」入戸野宏・綿村英一郎編『シリーズ人間科学3――感じる』大阪大学出版会、2019年、239-267頁。大阪大学生協学生委員会が2017年に機関紙『Handai Walker』で実施したアンケートで、「大阪大学でいっちゃんおもろい教授」に選ばれた。

「研究者失格」のわたしが阪大でいっちゃんおもろい教授になるまで-弱さと向き合い、自分らしく学問する の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:千葉 泉(著)
発行年月日:2020/03/21
ISBN-10:4750349941
ISBN-13:9784750349947
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:323ページ
縦:19cm
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