パリの砂漠、東京の蜃気楼 [単行本]
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パリの砂漠、東京の蜃気楼 [単行本]

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出版社:ホーム社
販売開始日: 2020/04/23
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パリの砂漠、東京の蜃気楼 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    私は死にたいという言葉で安易に自分の憤りを処す人間で在り続けている―。一歳と四歳の娘と始めたパリでの母子生活。死から逃れるための突然の帰国。夫との断絶の中、混迷する東京での日々…。生きることの困難を綴る二年間の軌跡。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    パリ(ミルフィーユ;カニキュル;スプリッツ;ミスティフィカシオン;シエル ほか)
    東京(カモネギ;おにぎり(鮭);玉ねぎ;フェス;ラーメン ほか)
  • 出版社からのコメント

    1歳と4歳の娘と始めたパリでの母子生活。死から逃れるための突然の帰国。夫との断絶の中で、混迷する帰国後の日々…2年間の軌跡。
  • 内容紹介

    一歳と四歳の娘と始めたパリでの母子生活。
    近づく死の影から逃れるための突然の帰国。
    夫との断絶の中、フェスと仕事に追われる東京の混迷する日々……。
    生きることの孤独と苦悩を綴った著者初のエッセイ集。


    西加奈子さん、平野啓一郎さん推薦!!

    自分を愛することを認めてくれる人はたくさんいるけれど、自分を愛さないことも認めてくれる人は稀有で、金原ひとみさんはその一人だと思う。
    ──西加奈子

    壊れるように成熟してゆく魂。パリ―東京の憂鬱を潜り抜け、言葉は、痛みと優しさとの間を行き交いつつ、気怠く、力強い。比類なく魅力的な作品。
    ──平野啓一郎


    【本文より】
    帰宅すると、ネットでピアスを検索し、サイズ違いのセグメントリングとサーキュラーバーベルとラブレットを二つずつ買った。
    とにかく何かをし続けていないと、自分の信じていることをしていないと、窓際ヘの誘惑に負けてしまいそうだった。
    これまでしてきたすべての決断は、きっと同じ理由からだったのだろう。
    不登校だったことも、リストカットも、摂食障害も薬の乱用もアルコール依存もピアスも小説も、フランスに来たこともフランスから去ることも、
    きっと全て窓際から遠ざかるためだったのだ。そうしないと落ちてしまう。潰れてしまう。ぐちゃぐちゃになってしまうからだ。

パリの砂漠、東京の蜃気楼 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ホーム社
著者名:金原 ひとみ(著)
発行年月日:2020/04
ISBN-10:4834253376
ISBN-13:9784834253375
判型:B6
発売社名:集英社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:209ページ
縦:20cm
横:12cm
厚さ:2cm
重量:313g
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