教養の会計学―ゲーム理論と実験でデザインする [単行本]
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教養の会計学―ゲーム理論と実験でデザインする [単行本]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2020/04/21
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教養の会計学―ゲーム理論と実験でデザインする [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    AIやIoTといったロボティクスが著しく発展する今日にあって、これからの会計学はどこへ向かっていくのか。伝統的な会計学(簿記や決算書)から一度離れ、新しい接点(ゲーム理論や実験経済学)から会計学とは何かを解き明かす。新しい時代の会計人が身につけるべき教養を提示する入門テキスト。
  • 目次

    はしがき

    序 章 人間の中へ――ヒトの社会性と会計
     1 会計はつまらないという「誤解」
     2 ヒトの起源と会計の起源――会計の起源はヒトの社会性
     3 現代の会計――会計がわかると何がわかるのか?
     4 理論を学ぶことの重要性――本当の教養に接近するヒント
     5 本書の全体像
     Column
      1「理論」とは何か?


     第Ⅰ部 新しい教養への準備

    第1章 利益はマネジメントされる?―人間心理と企業会計
     1 会計を学習して何かよいことがあるのか?
     2 「会計=情報」と捉える視点
     3 会計情報の需要と供給
     4 ブーメラン効果
     Column
      2 ビジネスの言語と人間心理
      3 ソニー・ショック―ブーメラン効果を予測できなかった情報開示
      4 企業がおこなう「ビッグバス」――ブーメラン効果を予測した情報開示

    第2章 ゲーム理論と経済実験の基礎――相互作用の分析
     1 未来を駆けるゲーム理論+経済実験
     2 なぜ現実の理解にモデルとデータが必要か?
     3 相互作用を分析するゲーム理論
     4 組織における協力問題
     5 ナッシュ均衡
     6 ナッシュ均衡がわかると何がわかるのか?
     7 ゲーム理論を補完する経済実験――人間心理と均衡
     8 囚人のジレンマ実験
     Column
      5 1人の時の意思決定とどう違うのか?
      6 現実を抽象化して議論する重要性
     補 論 会計は利益を計算する――5分でわかる会計基礎


     第Ⅱ部 会計の原初形態

    第3章 記録する社会――記録は記憶を補完する
     1 記録をつけることの意味
     2 信頼ゲーム
     3 信頼ゲームの「均衡」
     4 記録のある社会とない社会――記録オプション付き信頼ゲーム
     5 記録のはたらき
     Column
      7 実験とは比較することである
      8 小説と会計――記録とは物語である

    第4章 集約する社会――情報を削ぎ落とす
     1 記録と複式簿記
     2 複式簿記は情報量を削ぎ落とすシステム
     3 集約情報は意思決定の役に立つ――ジャム実験
     4 二面性の意味
     5 ビジネスのレファレンス・ポイントとしての貸方
     6 「出発点」を大事にする複式簿記――負債論
     Column
      9 限定合理性と行動経済学
      10 複式簿記と人間心理
      11 複式簿記は時間や空間を超えて使われ続けている
      12 単式と複式と三式簿記

    第5章 開示する社会――他者の目にさらす
     1 「他者の目効果」実験
     2 他者の目で変わる人間行動
     3 情報の非対称性と情報開示制度
     4 自発的開示の理論
     Column
      13 他者の目効果の現実社会への応用例
      14 検証不可能な情報もある


     第Ⅲ部 会計利益と人間心理

    第6章 利益のある社会(1)――悪い品質のものが生き残る⁉
     1 情報の非対称性再び
     2 福袋の中身は?
     3 アドバース・セレクション――「レモン問題」とは
     4 証券市場における情報の非対称性
     5 企業の品質情報としての利益

    第7章 利益のある社会(2)――ヒトのインセンティブを高めるには
     1 ヒトはモノサシがあると頑張る⁉
     2 株式会社における「所有と経営の分離」とモラル・ハザード問題
     3 最適報酬デザインと会計情報――「お金でうまく釣る」方法を考える
     4 契約の束としての企業――インセンティブ設計の重要性
     5 モノサシばかりが先走ると――モノサシの弊害
     6 人の行動はおカネのためのみにあらず――実験による考察
     Column
      15 会計利益の2つの役割


     第Ⅳ部 制度のデザイン

    第8章 選ぶ社会――社会的選択としての会計
     1 会計のルールを考える――社会的選択と私的選択
     2 グローバルなルールの社会的選択
     3 会計基準の国際化のゆくえ――会計基準選択のゲーム理論
     4 コーディネーション・ゲームとしての会計基準選択
     5 世界は「唯一高品質な会計基準」に向かうか?
     6 グローバル化を生きる会計

    第9章 間違う社会――壊れてしまわないために大切なこと
     1 「間違い」の2タイプ
     2 公共財供給ゲーム――人の協力と社会的ジレンマ
     3 正確な情報が協力を引き出す――社会的ジレンマとその解決
     4 不完全観測
     5 時々間違うと社会は壊れる
     6 社会が壊れてしまわないために大切なこと

    第10章 統治する社会――ガバナンス・倫理・社会規範
     1 繰り返される会計不正――制度の失敗の原因は何か
     2 会計倫理の制度化――強制か,選択適用か?
     3 内部統制監査制度の逆効果――内部統制監査制度は監査リスクを増やす⁉
     4 エビデンスのある制度設計を目指して
     Column
      16 コーポレート・ガバナンス
      17 コーポレート・ガバナンス・コード


     第Ⅴ部 新しい未来へ

    第11章 ウソをつく社会――ヒトの本質に迫る
     1 人はなぜウソをつくのか
     2 人はどんな時にウソをつかないのか
     3 ウソを防止する制度設計を目指して
     4 ウソのエスカレーション――他者を思う気持ちが消えてしまう

    第12章 AIとの共存社会――未来の会計を考える
     1 AIの進展と未来の会計
     2 新しいテクノロジーの進展がもたらす3つの変革
     3 金融市場変革と企業組織変革
     4 利益情報が危ない?
     5 監査の世界も変わる?
     6 有用性だけではなく「そもそも論」を問いかける力を養う
     Column
      18 実験が有する「未来をデータで語る力」
      19 非構造化データを用いる新しいタイプの会計研究の夜明け
      20 「有用性」だけで議論することの危うさ


    終 章 会計を超えて会計を理解する意義
     1 大事なのは暗記ではない
     2 エッセンスを捉え,そして会計を超えて

    あとがき
    索  引
  • 出版社からのコメント

    暗記を脱却し、新しい時代の使える会計を、 会計以外の領域との接点から学ぶテキスト。
  • 内容紹介

    AIやIoTといったロボテックスが著しく発展する今日にあって、これからの会計学はどこへ向かっていくのか。伝統的な会計学(簿記や決算書)から一度離れ、新しい接点(ゲーム理論や実験経済学)から会計学とは何かを解き明かす。新しい時代の会計人が身につけるべき教養を提示する入門テキスト。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    田口 聡志(タグチ サトシ)
    同志社大学大学院商学研究科後期博士課程教授、博士(商学、慶應義塾大学)、公認会計士、(株)スペース社外取締役(監査等委員会委員)、(株)GTM総研取締役。慶應義塾大学商学部助手(有期)などを経て現職。主著『実験制度会計論―未来の会計をデザインする』中央経済社、2015年(第58回日経・経済図書文化賞、第44回日本公認会計士協会学術賞、日本ディスクロージャー研究学会2018年度学会賞(書籍の部)を受賞)ほか多数
  • 著者について

    田口 聡志 (タグチ サトシ)
    2020年4月現在
    同志社大学大学院商学研究科後期博士課程教授

教養の会計学―ゲーム理論と実験でデザインする [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:田口 聡志(著)
発行年月日:2020/04/20
ISBN-10:4623088359
ISBN-13:9784623088355
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:経営
言語:日本語
ページ数:222ページ
縦:21cm
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