良妻と賢母―新編下田歌子著作集 [単行本]
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良妻と賢母―新編下田歌子著作集 [単行本]

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出版社:三元社
販売開始日: 2020/04/04
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良妻と賢母―新編下田歌子著作集 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    洋の東西の心に響く逸話を引きながら、妻、そして母の大いなる役割を説く。下田歌子の代表的著作。
  • 目次

    緒言 15

    [上編]
    第一章 妻の範囲 19
    一、妻と主婦との区別  20
    二、妻と夫との職責範囲  28
    第二章 何をか良妻と云ふ 37
    一、良妻なるものゝ解釈  39
    二、良妻なるものゝ東西の評定異同  44
    第三章 東洋の良妻伝 53
    一、閼伽桶の酒、能く蟄龍を活す(土肥実平妻)  53
    二、素山の饗応は是れ娘子軍(真田信之妻)  58
    三、義の為には、妻子をも捨つべし。真に是れ丈夫の本領(毛利勝永妻)  61
    四、温容玉の如く、気節剣の如し(千代姫)  64
    五、繊手編み得たり錦襴の書(稲生恒軒妻)  66
    六、有れども無きが如く盈つれども虚しきが如し(北山朴翁妻)  68
    七、一壺の食物三軍を防止す(曹の僖負羈妻)  73
    八、妻女臓肉を埋めて、良人罪科を免がる(晋の羊舌子妻)  75
    九、無官の丞相(漢の楊畝妻)  76
    十、清節を修めて栄禄を顧みず(後漢の王覇妻)  79
    十一、長裾を脱し去つて短布裳に更ふ(鮑宣妻)  83
    十二、一孤三柩を扶けて、二侯に旌表せらる(明の黄楚妻)  85
    第四章 西洋の良妻伝 89
    一、夫は夫たらずと雖も、妻は能く妻たり(伊太利のマンフローンの妻)  89
    二、夫婦は真に是れ、一心同体(仏蘭西のオベランの妻)  91
    三、あらゆる心配も、我が軒下に入れば、消へて跡無し(英吉利のバルクの妻)  93
    四、婚姻は却て、人の志業を裨益す(英吉利のフラツクスマンの妻)  95
    五、白館楼上の名花は是れ田舎檐頭の明星(北米のマヂソンの妻)  99
    六、我が妻は護身の天使、運転する車の心棒(英吉利のリヴイントンの妻)  103
    七、失明の夫に両眼を具せしむ(仏蘭西のチエリーの妻)  107
    八、繊手止め得たり鋼鉄の杖(独逸のビスマークの妻)  108
    九、家庭は是れ楽園妻女は是れ天使(英吉利のグラツドストンの妻)  113

    [下編]
    第一章 母の範囲 119
    一、実母義母姑母の範囲  120
    二、母と父との責任範囲  128
    第二章 何をか賢母と云ふ 131
    一、賢母なるものゝ解釈  131
    二、賢母なるものゝ東西の評定  135
    第三章 東洋の賢母伝 139
    一、民治の要は破障子を繕ふが如し(北条時頼母)  139
    二、遺孤を教へて、忠孝を全うせしむ(楠正行母)  140
    三、悲絶壮絶なり、陣中の謡曲(瓜生保母)  142
    四、賢母の戒は、鼎よりも重し(清水太郎右衛門母)  146
    五、獅は千尋の谷に能く其子を試す(佐竹侯母)  149
    六、駘蕩たる春風藹然たる和気(湯浅元禎母)  152
    七、貴きかな仮名の経典(黒井信蔵母)  154
    八、賢母能く子を教へ又媳を輔く(鄒の孟軻の母)  158
    九、老夫人門を閉ぢて驍将を戒む(楚の子発母)  162
    十、情義二つながら全く八子栄達を得たり(魏の芒氏の母)  164
    十一、髪を断つて賓客を饗し鮓を返して愛児を戒む(晋の陶侃母)  167
    十二、姑息に流れず厳格に過ぎず(宋の二程子母)  170
    十三、善を以て養ふことを知れども禄を以て養ふことを知らず(宋の尹焞母)  171
    第四章 西洋の賢母伝 175
    一、家の母としても国の母としても敬愛すべき女性(索素尼の王妃)  175
    二、慈恩子を薫じ又他人を化す(英吉利のアスプレー夫人)  177
    三、国の独立を生めりし母(北米のワシントンの母)  179
    四、一栄一枯其志をうつさず(仏帝ナポレオンの母)  184
    五、慈悲の実は結べり母の愛の会(仏蘭西のフーゲレー夫人)  188
    六、母の賢なるを見て子の賢なるを知る(独逸のゴエテの母)  189
    七、写真に対して記しなす教訓の書(和蘭のシヤフエルの母)  190
    八、ユーゴがユーゴたりしにあらず
    九、賢母の統治せる家庭は実に天国なり(英吉利のウエスレーの母)  198

    良妻と賢母のうしろに  205

    解説  久保貴子  207
  • 出版社からのコメント

    洋の東西の心に響く逸話を引きながら、妻、そして母の大いなる役割を説く。下田歌子の代表的著作。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    下田 歌子(シモダ ウタコ)
    1854(安政元)年、美濃国恵那郡岩村(現・岐阜県恵那市岩村町)に生まれる。幼名鉐(せき)。16歳で上京し、翌年から宮中に出仕。その歌才を愛でられ、皇后より「歌子」の名を賜る。1879(明治12)年に結婚のために宮中を辞した後は、華族女学校(現・学習院女子中・高等科)開設時に中心的役割を果たすなど、女子教育者として活躍。1893(明治26)年から2年間欧米各国の女子教育を視察、帰国後の1899(明治32)年、広く一般女子にも教育を授けることをめざして、現在の実践女子学園の前身にあたる実践女学校および女子工芸学校を設立。女子教育の振興・推進に生涯尽力し続けた。1936(昭和11)年没

    久保 貴子(クボ タカコ)
    実践女子大学下田歌子記念女性総合研究所専任研究員(専任講師)。実践女子大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程単位取得満期退学
  • 著者について

    久保貴子 (クボタカコ)
    実践女子大学下田歌子記念女性総合研究所専任研究員(専任講師)。実践女子大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程単位取得満期退学。主な論文に、「下田歌子の教育の源泉」(『女性と文化』第3号、2017・3)、「下田歌子の『外の濱づと』論―『枕草子』との関係―」(『女性と文化』第4号、2018・3)ほか。

良妻と賢母―新編下田歌子著作集 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:三元社
著者名:下田 歌子(著)/実践女子大学下田歌子記念総合女性研究所(監修)/久保 貴子(校注)
発行年月日:2020/03/31
ISBN-10:4883035050
ISBN-13:9784883035052
判型:B6
発売社名:三元社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:222ページ
縦:19cm
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