中空の彫刻―ポール・ゴーギャンの立体作品に関する研究 [単行本]
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中空の彫刻―ポール・ゴーギャンの立体作品に関する研究 [単行本]

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出版社:三元社
販売開始日: 2020/04/09
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中空の彫刻―ポール・ゴーギャンの立体作品に関する研究 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    魅惑的なゴーギャン彫刻の創作原理とは何か。ゴーギャンは彫刻(陶器そして木彫)に、もはやヴォリュームを必要とせず、装飾性に富む「表面」こそが表現の場となった。19世紀芸術の諸問題と深く関係しつつ、20世紀彫刻の源流となったその革新的彫刻の霊感源を探る。
  • 目次

    序論 ―ゴーギャンの立体作品が提起する問題について 9

    本書の構成 16

    第一部 一九世紀における「画家=彫刻家」と「芸術家=職人」の登場                    

    第一章 「画家=彫刻家」について ―新パラゴーネの様相 21
     1 概観 21
     2 絵画と彫刻 ―ルネサンスにおける優劣比較論争から一九世紀における連携へ 26
     3 絵画、彫刻の自律性の追究 41
    第二章 「芸術家=職人」について ―芸術のヒエラルキーの揺らぎ 67
     1 背景 ―装飾芸術の復興 67
     2 彫刻と陶磁器 ―新しい芸術形態の誕生 75
     3 炻器と木彫 ―民衆芸術に息づいていた素材の復活と「素材の尊重」 87


    第二部 ゴーギャンの立体作品

    第一章 初期の彫刻(一八七七~一八八五年) 95
     1 彫刻との出会い 95
     2 初期作品 ―さまざまな試み 101
    第二章 最初の陶器(一八八六年秋~一八八七年初頭) 126
     1 作陶への取り組みの第一歩 126
     2 アヴィランドのアトリエ(ブロメ街製造所)との関係 131
     3 さまざまな形態構造と装飾原理 147
    第三章 彫刻的陶器への発展と民衆的木彫の発見(一八八七年末~一八八八年末) 180
     1 状況 ―マルティニーク島滞在 180
     2 形態と色彩の新しい概念 183
     3 陶器から彫刻へ 192
     4 「グロテスク」 ―曖昧さの美学と奇怪で滑稽な表現 209
     5 木彫 ―民衆芸術とエルネスト・ポンティエ・ド・シャマイヤール 221
    第四章 陶製彫刻と木彫浮彫(一八八九年と一八九〇年) 233
     1 状況 233
     2 自己の探究1 ―感じ易い「自我」とその過去 239
     3 自己の探究2 ―原初的「自我」と哲学的グロテスク 249 
     4 炻器におけるいくつかの彫刻的表現 ―ジャン・カリエスとの関係を中心に 263
     5 ロダンとの関係に関する仮説 273
     6 木彫浮彫 286
    第五章 タヒチ滞在(一八九一~一八九三年)とパリ帰還(一八九三~一八九五年) 294
    ―木彫偶像と究極的陶製彫刻
     1 状況 294
     2 木彫 296
     3 《オヴィリ》1 314
     4 《オヴィリ》2 ―その彫刻史上の位置 324
    第六章 タヒチからマルケーサスへ(一八九五~一九〇三年) ―最後の木彫作品 331
     1 状況 331
     2 文化的総合 334
     3 《逸楽の家》 343

    結語 359
     1 木彫と陶器 359
     2 親密な環境における彫刻 ― 自律的彫刻への道 361
     3 ゴーギャンからピカソへ 364

    あとがき 372

    註 1
    主要参考文献 64
    人名索引 79
    写真クレジット 88
    引用図版出典一覧 90
  • 内容紹介

    魅惑的なゴーギャン彫刻の創作原理とは何か。
    ゴーギャンは彫刻(陶器そして木彫)に、もはやヴォリュームを必要とせず、装飾性に富む「表面」こそが表現の場となった。19世紀芸術の諸問題と深く関係しつつ、20世紀彫刻の源流となったその革新的彫刻の霊感源を探る。[カラー図版多数収録]
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    廣田 治子(ヒロタ ハルコ)
    東京大学文学部美術史学科卒業。東京大学大学院修士課程修了。同人文科学研究科美術史専攻博士課程修了。博士(パリ第一大学‐パンテオン=ソルボンヌ)。1988‐90年、フランス政府給費留学。美術史家
  • 著者について

    廣田治子 (ヒロタハルコ)
    東京大学文学部美術史学科卒業。同大学院修士課程修了。同人文科学研究科美術史専攻博士課程修了。博士(パリ第一大学―パンテオン=ソルボンヌ)。1988-90年、フランス政府給費留学。美術史家。著書にLa sculpture de Paul Gauguin dans son contexte (1877-1906), Lille, Atelier National de Reproduction des Thèses, 1999. 共著に「ゴーギャンのプリミティヴィスム再考」『フランス近代美術史の現在』永井隆則編、三元社、2007年など。主な論文に「ゴーギャンと19世紀の彫刻家たち―19世紀後半に於ける彫刻の諸問題」『美術史』2000年; «De la poterie à la sculpture, Aubé, Carriès et Gauguin», Histoire de l’art, no. 50, 2002 ;「ゴーギャンまたは象徴主義におけるジャポニスム」『ジャポニスム研究』2015年など。訳書にダリオ・ガンボーニ『「画家」の誕生―ルドンと文学』藤原書店、2012年など。

中空の彫刻―ポール・ゴーギャンの立体作品に関する研究 の商品スペック

商品仕様
出版社名:三元社
著者名:廣田 治子(著)
発行年月日:2020/03/31
ISBN-10:4883035069
ISBN-13:9784883035069
判型:A5
発売社名:三元社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:絵画・彫刻
言語:日本語
ページ数:468ページ ※376,92P
縦:22cm
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