学問としての翻訳―『季刊翻訳』『翻訳の世界』とその時代 [単行本]
    • 学問としての翻訳―『季刊翻訳』『翻訳の世界』とその時代 [単行本]

    • ¥4,950149 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年7月28日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003271445

学問としての翻訳―『季刊翻訳』『翻訳の世界』とその時代 [単行本]

価格:¥4,950(税込)
ゴールドポイント:149 ゴールドポイント(3%還元)(¥149相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年7月28日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:みすず書房
販売開始日: 2020/05/07
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

学問としての翻訳―『季刊翻訳』『翻訳の世界』とその時代 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    忘れられた専門誌『季刊翻訳』の驚くべき革新性、次いで『翻訳の世界』がポストモダンの思想界に放ったインターカルチュラルな輝き。それは今日トランスレーション・スタディーズと呼ばれる新しい学問が、欧州とりわけ英国で誕生し展開したのと同時期のこと。共振するかのように日本で芽吹いた翻訳への学問的関心は、しかしどうしていまだ開花せず、翻訳学2000年誕生説の陰に隠れたのか。二誌の翻訳言説を追い、さらに『翻訳の世界』にかかわった翻訳家と編集者9人(辻由美、鴻巣友季子、伊藤比呂美、西成彦、井上健、管啓次郎、沼野充義、丸山哲郎、今野哲男)にインタビュー。埋ずもれた知的地層を掘りあて、学際的学問の風通しのよい未来を展望する。
  • 目次

    はじめに

    第一章 英国におけるトランスレーション・スタディーズの誕生
    背景
    展開
    言語
    まとめ

    第二章 『季刊翻訳』『翻訳の世界』の時代と翻訳言説
    1 『季刊翻訳』1973-75
    研究誌の誕生
      等価/文化翻訳と誤訳/原典と翻訳への態度/誤訳の指摘/読者論/「研究室めぐり」/『季刊翻訳』の中の翻訳論
    まとめ

    2 『月刊 翻訳の世界』『翻訳の世界』1976-
    『翻訳の世界』創刊
      文化翻訳
    翻訳論とその定義
    誤訳の指摘と「欠陥翻訳時評」
    翻訳専門学校と『季刊翻訳』、通信教育と『翻訳の世界』
    まとめ

    3 『翻訳の世界』の1980年代
    新星『翻訳の世界』
      翻訳者の解釈/翻訳権の問題/翻訳の多様性/翻訳を論じるための基準/言語と社会/文化翻訳/メディア翻訳、ジャーナリズム翻訳/漫画とコミック/アジアと翻訳
    翻訳理論と翻訳批評
    マイノリティ
    人物
      ダニエル・ジル/カズオ・イシグロ/村上春樹/伊藤比呂美/沼野充義「言語街道交差点」
    まとめ

    4 『翻訳の世界』の1990年代
    イデオロギーと翻訳
    翻訳論
    女性のための『翻訳の世界』へ
    まとめ

    第三章 『翻訳の世界』にかかわった人々の言葉から――インタビュー
    辻由美
    鴻巣友季子
    伊藤比呂美
    西成彦
    井上健
    管啓次郎
    沼野充義
    丸山哲郎
    今野哲男
    まとめ

    第四章 「トランスレーション・スタディーズ」の誕生?

    第五章 現代日本における学問としての翻訳の混迷

    おわりに――未来図


    後記
    参考文献
    索引
  • 出版社からのコメント

    忘れられた革新的研究誌『季刊翻訳』、次いで思想界にひときわ輝きを放った『翻訳の世界』を追ってポストモダンの知的地層を再発見。
  • 内容紹介

    忘れられた専門誌『季刊翻訳』の驚くべき革新性、次いで『翻訳の世界』がポストモダンの思想界に放ったインターカルチュラルな輝き。それは今日トランスレーション・スタディーズと呼ばれる新しい学問が、欧州とりわけ英国で誕生し展開したのと同時期のこと。共振するかのように日本で芽吹いた翻訳への学問的関心は、しかしどうしていまだ開花せず、翻訳学2000年誕生
    説の影に隠れたのか。二誌の翻訳言説を追い、さらに『翻訳の世界』にかかわった翻訳家と編集者9人(辻由美、鴻巣友季子、伊藤比呂美、西成彦、井上健、管啓次郎、沼野充義、丸山哲郎、今野哲男)にインタビュー。埋ずもれた知的地層を掘りあて、学際的学問の風通しのよい未来を展望する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    佐藤=ロスベアグ・ナナ(サトウロスベアグナナ)
    2007年、立命館大学大学院先端総合学術研究科博士課程修了(学術博士)。北京清華大学外国語学部講師、立命館大学衣笠総合研究機構ポストドクトラル研究員、イースト・アングリア大学University of East Anglia言語コミュニケーション学科講師を経て、2014年9月よりロンドン大学東洋アフリカ研究学院SOAS,University of London言語文化学部准教授。現在、言語文化学部学部長、翻訳研究所所長Chair of the SOAS Centre for Translation Studiesを務める。2008-10年ロンドン大学ユニヴァーシティ・カレッジUniversity College London(UCL)異文化間研究所客員研究員・講師、2010年Translation Research Summer School教員スタッフ。2015年よりInternational Association for Translation and International Studies(IATIS)理事会メンバー、2018年より同学会のTraining Committeeの長を務めている。口頭伝承の翻訳、フィルム翻訳、文化の翻訳または翻訳と権力の関係などを研究
  • 著者について

    佐藤=ロスベアグ・ナナ (サトウロスベアグナナ)
    2007年、立命館大学大学院先端総合学術研究科博士課程修了(学術博士)。北京清華大学外国語学部講師、立命館大学衣笠総合研究機構ポストドクトラル研究員、イースト・アングリア大学University of East Anglia言語コミュニケーション学科講師を経て、2014年9月よりロンドン大学東洋アフリカ研究学院SOAS, University of London言語文化学部准教授。現在、言語文化学部学部長、翻訳研究所所長Chair of the SOAS Centre for Translation Studiesを務める。

学問としての翻訳―『季刊翻訳』『翻訳の世界』とその時代 の商品スペック

商品仕様
出版社名:みすず書房
著者名:佐藤=ロスベアグ・ナナ(著)
発行年月日:2020/04/30
ISBN-10:4622088991
ISBN-13:9784622088998
判型:B6
対象:教養
発行形態:単行本
内容:語学総記
言語:日本語
ページ数:216ページ ※205,11P
縦:20cm
重量:350g
他のみすず書房の書籍を探す

    みすず書房 学問としての翻訳―『季刊翻訳』『翻訳の世界』とその時代 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!