塀の中の事情―刑務所で何が起きているか(平凡社新書) [新書]
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塀の中の事情―刑務所で何が起きているか(平凡社新書) [新書]

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出版社:平凡社
販売開始日: 2020/05/19
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塀の中の事情―刑務所で何が起きているか(平凡社新書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    今、塀の中では何が起きているか。増える一方の高齢受刑者と再犯問題、外国人受刑者、処遇困難者…。「塀の中はまさしく社会を映す鏡」。刑務所問題をライフワークとする記者が、その最新事情を徹底取材。社会が解決すべき問題は塀の中に凝縮されている。
  • 目次

    《目次》
    プロローグ
    「塀の中は社会を映す鏡」/“シャバ”より居心地がいい?/初めての刑務所取材
    打ち砕かれたネガティブな受刑者像

    第一章 処遇困難者──深刻な高齢化と再犯問題
    府中刑務所
    日本で受刑者最多の刑務所/非常ベルが鳴り響く「五区」/刑務官を脅す外国人受刑者
    四人に一人が六〇歳以上

    大阪刑務所
    まるで高齢者施設/意思疎通が困難な受刑者/ゲームする金欲しさに空き巣
    広島刑務所「尾道刑務支所」
    全国でも珍しい高齢者対応の刑務所/塀の中でも“老老介護”/カメと戯れる高齢受刑者
    無銭飲食の常習者/「特別調整」が必要な高齢受刑者/再犯問題をどう解決するか

    第二章 LB級施設──無期懲役者たちの叫び
    岐阜刑務所
    塀の中へ──全裸になり検査を/ほぼ終身刑に近い無期懲役
    深刻だった“過剰収容”時代/「マル特無期」とは何か/「血が飛び散る夢を何度も……」/恩人に対する裏切り/「野垂れ死にでもいいから社会に出たい」
    緊迫した塀の中の運動会/担当刑務官を胴上げ

    旭川刑務所
    全国初の全室個室化/被害者遺族の声を聞く

    第三章 塀のない刑務所
    松山刑務所「大井造船作業場」
    日本初の開放的処遇施設/驚くべき低い再犯率/“鬼”刑務官による厳しい訓練
    素養を見抜く幹部職員/いよいよ“塀の外”へ/相互牽制で逃走防止
    鉄格子、鍵、テレビのない部屋で/先輩作業員からの“洗礼”/箸の上げ下ろしから注意
    受刑者間の厳然とした“序列”/造船所の一般工員と受刑者が分け隔てなく
    想像以上の厳しさに/人を見て接し方を変える“リーダー”
    刑務官立ち合いで家族に電話も/晴れて大井を“卒業”

    網走刑務所「二見ヶ岡農場」
    ほとんどが刑務所の“常連”/東京ドーム七六個分の巨大農場
    受刑者が国道脇でトラクターを運転/受刑者を信用しつつも
    生き生きとした表情の受刑者たち

    函館少年刑務所「船舶職員科」
    海の上の刑務所/本気で漁業を目指す受刑者たち/「マグロの遠洋漁船に乗ってみたい」
    夜間操業の実習訓練に同乗取材/塀の中で漁業関係者がセミナー

    第四章 神輿づくりで受刑者を更生
    富山刑務所
    地元からの依頼がきっかけで始まった神輿づくり/高倉健主演映画のモデルになった職員
    自動車工場の製造ラインのように/四尺の大神輿が完成
    振り込め詐欺の主犯格が神輿づくり/「毎晩、一〇〇万円以上使っていた」
    意味のある怒り方/受刑者の口から「達成感」/プレッシャーとの闘い/成瀬氏、涙の退職

    第五章 女子刑務所
    栃木刑務所
    女性受刑者の“生の声”/イジメはないのか/“窓際族”の受刑者たち
    水の飲み方を忘れる受刑者まで/帰る場所がない高齢受刑者たち
    「窃盗症」という負のスパイラル/“取材不可”のエリア/初めての日本が“塀の中”
    女子刑務所で初の国際対策室/成田空港で逮捕されたシングルマザー
    和気あいあいの日本語教室

    名古屋刑務所「豊橋刑務支所」
    過剰収容対策で女子刑務所に/人気のメニュー〝黄な粉ご飯”
    “もう一人の自分”盗みたいという衝動

    和歌山刑務所
    収容人数、西日本最多の女子刑務所/箸をつけないのは「ささやかな反抗」
    海千山千の受刑者には“事務的な対応”
    「お友達がたくさんいていいな」/高齢受刑者のほとんどが窃盗罪
    思い出の曲をリクエスト/月一回の炭酸飲料が楽しみ
    こぼれ出る大粒の涙/運動会にも高齢化の影響/「残りの人生すべてをかけて償う」

    第六章 医療刑務所
    東日本成人矯正医療センター
    明治から続いた八王子医療刑務所/鉄格子のある病院/乳がん手術の現場を取材
    服の色で受刑者を選別/壁に便を塗りたくる受刑者も/座して死を待つだけの受刑者も
    深刻だった塀の中の「医師不足」/前代未聞のプロジェクト“受刑者の大移送”
    病と闘いながら罪を贖う

    北九州医療刑務所
    洗面器を配る刑務官/摂食障害とは何か/対人恐怖症のケースも
    何が彼女を追い詰めるのか/摂食障害治療の難しさ
    グループミーティングで語られた“漠然とした不安”/“生きている”という実感
    “逃げられない”環境ならでは

    第七章 塀の外に出てから
    更生保護施設「両全会」
    更生保護施設とは/帰る場所がない女性たち/シングルマザーの新たな入所者
    両全会の一日/メイク指導やファッションショーも/「悪いもう一人の自分が」
    警察署の面会室での悲しい再会/新たな試み「リ・コネクト」/突然姿を消した寮生
    “薬物事犯”更生の険しい道のり/「両全会は刑務所より厳しい」
    OA中にニュースで逮捕の報を/塀の中からの手紙/“寄り添い型ケア”のグループホーム
    更生保護施設を出てからも

    特別編 元オウム信者との“面会記録”
    “塀の中”での出会い/一七年間にわたる逃走の理由/平田が訴える“報道被害”
    被害者遺族に対する態度/地下鉄サリン事件前夜“爆弾事件”の真相
    裁判所の“恣意的な訴訟指揮”/オウムはいつから変質したのか
    刑務所とオウムの“共通点”/オウム死刑囚の一斉執行/平田との関係性

    エピローグ
  • 出版社からのコメント

    今、塀の中で何が起きているか。罪の重い長期受刑者を収容するLB級刑務所、女子刑務所、医療刑務所など、塀の中の最新事情を探る。
  • 内容紹介

    今、塀の中では何が起きているか。増える一方の高齢受刑者と再犯問題、外国人受刑者、処遇困難者……。「塀の中はまさしく社会を映す鏡」。

    刑務所問題をライフワークとする記者が、その最新事情を徹底取材。

    社会が解決すべき問題は塀の中に凝縮されている。

  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    清田 浩司(キヨタ コウジ)
    1967年群馬県生まれ。テレビ朝日報道局デスク。91年慶應義塾大学卒業後、テレビ朝日に入社。報道局社会部、ニュース番組「スーパーJチャンネル」「報道ステーション」で記者、ディレクターを務める。95年の地下鉄サリン事件発生時から20年以上にわたり一連のオウム真理教事件・裁判を取材するとともに、刑務所取材をライフワークとする
  • 著者について

    清田 浩司 (キヨタ コウジ)
    1967年群馬県生まれ。テレビ朝日報道局デスク。91年慶應義塾大学卒業後、テレビ朝日に入社。報道局社会部、ニュース番組「スーパーJチャンネル」「報道ステーション」で記者、ディレクターを務める。95年の地下鉄サリン事件発生時から20年以上にわたり一連のオウム真理教事件・裁判を取材するとともに、刑務所取材をライフワークとする。著書に『警察庁長官狙撃事件──真犯人“老スナイパー”の告白』(共著、平凡社新書)がある。

塀の中の事情―刑務所で何が起きているか(平凡社新書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:平凡社
著者名:清田 浩司(著)
発行年月日:2020/05/15
ISBN-10:4582859410
ISBN-13:9784582859416
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:法律
言語:日本語
ページ数:441ページ
縦:18cm
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