21世紀に生きる資本論―労働する個人・物質代謝・社会的陶冶 [単行本]

21世紀に生きる資本論―労働する個人・物質代謝・社会的陶冶 の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  『資本論』研究の新展開のために。「労働する諸個人」「物質代謝論の可能性」「将来社会への社会的陶冶」の三つの観点から、マルクス『資本論』の可能性を再考する。

• 目次

  　序章　社会的陶冶論からの提起
  
  第Ⅰ篇　労働する諸個人
  
  　第１章　グローバリゼーションにおける自由な諸個人の陶冶
  
  　第２章　労働を基礎とする社会把握――「生産」概念の再検討を通じて
  
  　第３章　富と貧困、資本と賃労働、そして「主体形成」
  
  第Ⅱ篇　物質代謝論の可能性
  
  　第４章　人間と自然の物質代謝と生活の再生産
  
  　第５章　生産力発展と物質代謝の合理的規制
  
  第Ⅲ篇　将来社会への社会的陶冶
  
  　第６章　社会的陶冶論としての『資本論』
  
  　第７章　資本における物象化と労働主体の陶冶――『資本論』における物象化論の位置
  
  　第８章　独自な資本主義的生産様式と労働者階級の存在論
  
  　第９章　マルクスと歴史的運動――現代マルクス派の「社会運動」把握の手掛かりとして
  
  
  
  　あとがき
  　
  　索引

• 内容紹介

  「労働する諸個人」「物質代謝論の可能性」「将来社会への社会的陶冶」の三つの観点から、マルクス『資本論』の可能性を再考する。
  『資本論』研究の新展開のために。
  
  
  ●著者紹介
  鈴木敏正
  北海道文教大学教授。北海道大学名誉教授。『主体形成の教育学』（お茶の水書房）、『新版　教育学をひらく』（青木書店）ほか。
  
  高田純
  旭川大学教授。札幌大学名誉教授。『環境思想を問う』（青木書店）、『現代に生きるフィヒテ』（行路社）ほか。
  
  宮田和保
  北海道教育大学名誉教授。『意識と言語』（桜井書店）、『資本の時代と社会経済学』（大月書店）ほか。
  
  ＊
  
  神山義治
  北海学園大学教授
  
  荒又重雄
  北海道大学名誉教授
  
  岩佐茂
  一橋大学名誉教授
  
  浅川雅己
  札幌学院大学准教授
  
  大屋定晴
  北海学園大学教授
  
  唐渡興宣
  北海道大学名誉教授

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  鈴木 敏正(スズキ トシマサ)
  １９４７年生まれ。北海道文教大学教授・北海道大学名誉教授。教育学
  
  高田 純(タカダ マコト)
  １９４６年生まれ。札幌大学名誉教授・旭川大学教授。哲学・環境倫理学・社会思想
  
  宮田 和保(ミヤタ カズヤス)
  １９５１年生まれ。北海道教育大学名誉教授。社会経済学（マルクス経済学）・言語論

• 著者について

  鈴木　敏正 (スズキ　トシマサ)
  北海道文教大学教授。北海道大学名誉教授。『主体形成の教育学』（お茶の水書房）、『新版　教育学をひらく』（青木書店）ほか。
  
  
  高田　純 (タカダ　マコト)
  旭川大学教授。札幌大学名誉教授。『環境思想を問う』（青木書店）、『現代に生きるフィヒテ』（行路社）ほか。
  
  宮田　和保 (ミヤタ　カズヤス)
  北海道教育大学名誉教授。『意識と言語』（桜井書店）、『資本の時代と社会経済学』（大月書店）ほか。

21世紀に生きる資本論―労働する個人・物質代謝・社会的陶冶 の商品スペック