日本語文法の原理と教育―超言語学ことはじめ(小谷博泰著作集〈第4巻〉) [全集叢書]
    • 日本語文法の原理と教育―超言語学ことはじめ(小谷博泰著作集〈第4巻〉) [全集叢書]

    • ¥7,700231 ゴールドポイント(3%還元)
    • お取り寄せ
100000009003276756

日本語文法の原理と教育―超言語学ことはじめ(小谷博泰著作集〈第4巻〉) [全集叢書]

価格:¥7,700(税込)
ゴールドポイント:231 ゴールドポイント(3%還元)(¥231相当)
お届け日:お取り寄せこの商品は、日時を指定できません。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:和泉書院
販売開始日: 2020/04/24
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

日本語文法の原理と教育―超言語学ことはじめ(小谷博泰著作集〈第4巻〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    日本語では、主語がしばしば言語化されずに発話がなされる。いわば、非言語状態で概念化がなされないままの主語と、発話された述語との組み合わせでコミュニケーションが行われるのである。西洋の言語ではなく、そうした日本語の本質にそって、言語行為や文法についての考察を行った。さらに小説、映画、演劇、落語などに至る広いジャンルに及んで調査分析をして、日本語教育、国語教育のために具体的、実践的に考察を行った。
  • 目次

        まえおき
    第一章 自立語
    1 喚起詞
    2 指示詞
    3 形容詞
    4 動詞
    5 名詞
    6 形容名詞
    7 副詞
    8 接続詞
    第二章 補助語
    1 補助用言(補助形容詞・補助動詞)
    2 補助体言(形式名詞)・補助副用言(補助形容名詞・補助副詞)
    第三章 付着語
    1 接合用言
    2 助動詞
    3 助詞
    第二部 語法と語史
      一、日本語の会話文における題目部の外在(ないし内在)について
      二、学校文法と接尾用言―「書きヤスイ」 と「美しスギル」をめぐって―
      三、古代における「もの」と「こと」
      四、準体助詞・準体法・ク語尾
      五、「~ハズダ」 とその周辺、およびその成立
      六、古代文学に見る失意・後悔の表現
      七、「~ヨウニナル」 の語法、およびその成立
    第三部 国語教育と方言
      一、国語教育のための考える文法―「ある」「ない」をめぐって―
      二、国語と差別―方言および敬語をめぐって―
      三、ことばの実験教室
    ―方言の語法、家族の呼び方、ニュー・フォークの文体―
      四、神戸の文学と関西方言
    ―谷崎潤一郎、野坂昭如、田辺聖子、宮本輝、坂本遼、その他―
      五、神戸市におけるテヤ敬語の衰退―大学生の方言使用に関して―
    (増補)
    1 日本語の「主語」と小説の文体
    ―谷崎潤一郎『痴人の愛』『文章読本』志賀直哉『暗夜行路』をめぐって―
    2 宮本輝と関西方言
    3 田辺聖子作品における関西方言について
    4 関西のことばと文化―小説・詩・落語・マンガ・映画―
    5 西鶴・近松作品と上方詞
    ―国語教育の観点からみる関西方言資料としての文学作品―
    6 神戸市における方言敬語の衰退について
    ―大学生とハル敬語、テヤ敬語の状況―
    あとがき
    著作集第四巻あとがき
    (付)著者(話者)名索引
    事項索引(抄)
  • 出版社からのコメント

    「主語」と非言語認識の問題の把握、小説などの関西方言の検証、日本語の教育の実践的な考察を行う。著作集刊行にあたり6論文増補。
  • 内容紹介

    日本語では、主語がしばしば言語化されずに発話がなされる。いわば、非言語状態で概念化がなされないままの主語と、発話された述語との組み合わせでコミュニケーションが行われるのである。西洋の言語ではなく、そうした日本語の本質にそって、言語行為や文法についての考察を行った。さらに小説、映画、演劇、落語などに至る広いジャンルに及んで調査分析をして、日本語教育、国語教育のために具体的、実践的に考察を行った。

    図書館選書
    主語についての問題を三上章などの諸研究をふまえて追究、その先駆けとも言える谷崎潤一郎の日本語についての考察を取り上げた。さらに、小説、映画、演劇他から国語教育、日本語教育の具体的、実践的な考察も行う。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小谷 博泰(コタニ ヒロヤス)
    昭和19年1月神戸市に生まれる。昭和49年3月甲南大学大学院人文科学研究科国文学専攻博士課程単位取得満期退学。甲南大学文学部助手、講師、奈良教育大学教育学部講師、助教授を経て、甲南大学文学部教授、甲南大学大学院人文科学研究科国文学(日本語日本文学)専攻教授。平成24年3月定年退職。甲南大学名誉教授。古事記学会理事、木簡学会評議員、全国大学国語国文学会委員を務めた
  • 著者について

    小谷博泰 (コタニヒロヤス)
    昭和19年1月 神戸市に生まれる。
    昭和49年3月 甲南大学大学院博士課程単位取得退学
     甲南大学助手、講師、奈良教育大学講師、助教授を経て、甲南大学文学部教授、
    平成24年3月 定年退職。古事記学会理事、木簡学会評議員を務める。
    甲南大学名誉教授
    主著『木簡と宣命の国語学的研究』(1986年)、『日本語文法の原理と教育―超言語学ことはじめ―』(1997年)、『上代文学と木簡の研究』(1999年)、『木簡・金石文と記紀の研究』(2006年)

日本語文法の原理と教育―超言語学ことはじめ(小谷博泰著作集〈第4巻〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:和泉書院 ※出版地:大阪
著者名:小谷 博泰(著)
発行年月日:2020/04/25
ISBN-10:4757609582
ISBN-13:9784757609587
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:日本語
言語:日本語
ページ数:430ページ
縦:22cm
他の和泉書院の書籍を探す

    和泉書院 日本語文法の原理と教育―超言語学ことはじめ(小谷博泰著作集〈第4巻〉) [全集叢書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!