戦後日本と道徳教育―教科化・教育勅語・愛国心 [単行本]
    • 戦後日本と道徳教育―教科化・教育勅語・愛国心 [単行本]

    • ¥4,180126 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月4日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003277295

戦後日本と道徳教育―教科化・教育勅語・愛国心 [単行本]

価格:¥4,180(税込)
ゴールドポイント:126 ゴールドポイント(3%還元)(¥126相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月4日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2020/05/28
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

戦後日本と道徳教育―教科化・教育勅語・愛国心 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「戦後」における道徳教育とは何か。道徳教育にとっての「戦後」とは何か。
  • 目次

    はじめに


     第Ⅰ部 道徳の教科化をどう考えるか

    概 説

    第1章 戦後日本と道徳教育の展開
     1 戦後教育改革と道徳教育
     2 「道徳の時間」の設置と道徳教育
     3 「期待される人間像」と道徳教育
     4 臨時教育審議会以降の道徳教育

    第2章 「特別の教科 道徳」の成立過程(1)──教育改革国民会議から教育再生会議まで
     1 はじめに
     2 教育改革国民会議における道徳の教科化問題
     3 教育再生会議における道徳の教科化の議論
     4 文部行政・中央教育審議会における道徳教育の充実策

    第3章 「特別の教科 道徳」の成立過程(2)──教育再生実行会議から学習指導要領の改訂まで
     1 教育再生実行会議と道徳の教科化
     2 「道徳教育の充実に関する懇談会」の「報告」
     3 中央教育審議会答申「道徳に係る教育課程の改善等について」をめぐる議論
     4 「特別の教科 道徳」の成立と検定教科書
     5 「道徳教育に係る評価等の在り方に関する専門家会議」の「報告」
     6 「考える道徳への転換に向けたワーキンググループ」の議論
     7 おわりに

    第4章 道徳教育の本質を「考え、議論し続ける」
     1 「考え、議論する道徳」と「主体的・対話的で深い学び」
     2 道徳的価値と「多様な価値観」
     3 道徳的判断の構造
     4 道徳的諸価値の「自覚」と「考える」こと
     5 「考え、議論する道徳」と学校づくり・学力
     6 「考え、議論する道徳」を「考え、議論し続ける」

    第5章 「特別の教科 道徳」設置の意義と課題
     1 「特別の教科 道徳」の成立
     2 なぜ教科化する必要があったのか
     3 教科化問題は構造的な課題でもある
     4 道徳科の設置と「質的転換」
     5 道徳科設置の歴史的意義
     6 道徳科の課題
     7 歴史研究の必要性


     第Ⅱ部 教育勅語をどう考えるか

    概 説

    第6章 近現代教育史のなかの教育勅語
     1 はじめに
     2 「徳育論争」と教育勅語の渙発
     3 教育勅語観の諸相と「動揺」
     4 国民道徳論と教育勅語
     5 「日本精神論」と教育勅語の解釈変更
     6 戦後教育改革と教育勅語問題
     7 「教育勅語体制から教育基本法体制へ」の検討
     8 おわりに

    第7章 教育勅語問題における「国会決議」の意義
     1 はじめに
     2 「国会決議」の成立過程
     3 「国会決議」をめぐる教育基本法と教育勅語
     4 1946年「通牒」と「国会決議」の関連性
     5 おわりに


     第Ⅲ部 愛国心をどう考えるか

    概 説

    第8章 戦後日本と愛国心
     1 敗戦から1960年までの愛国心論の展開
     2 1960年代以降の愛国心論議
     3 「期待される人間像」(1966年)と愛国心
     4 高度経済成長と愛国心
     5 教育基本法の改正と愛国心
     6 教育基本法改正後の愛国心
     7 おわりに──愛国心問題のゆくえ

    第9章 戦後の道徳教育と国際理解教育
     1 はじめに
     2 戦後の道徳教育と国際理解
     3 「特別の教科 道徳」と国際理解
     4 道徳科における国際理解の課題

    あとがき
    資料編
    人名索引/事項索引

    コラム
     1 道徳の「専門免許」は必要だ
     2 教育勅語と田中耕太郎
     3 教育勅語批判の根拠を問う
     4 「愛国心はけしからん?」
  • 出版社からのコメント

    「戦後」における道徳教育とは何か。 道徳教育にとっての「戦後」とは何か。教科化、教育勅語、愛国心という観点から検討・考察する
  • 内容紹介

    「戦後」における道徳教育とは何か。道徳教育にとっての「戦後」とは何か。道徳の「教科化」は決して「平成」の時期における固有の課題ではなく、その起点は、1945年8月の敗戦と占領期の教育改革(戦後教育改革)にあったことは明らかである。これは、「教科化」だけの問題ではない。道徳教育が対峙した教育勅語、愛国心といった歴史的な課題は、やはり1945年8月が端緒となっている。ある意味では、これらの課題に何らかの結論を見いだした時に、道徳教育における「戦後」がようやく終わりを告げることになるといえる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    貝塚 茂樹(カイズカ シゲキ)
    武蔵野大学教授、博士(教育学)。1963年茨城県生まれ。1993年筑波大学大学院博士課程教育学研究科単位取得退学。国立教育政策研究所主任研究官、武蔵野大学助教授等を経て現職。放送大学客員教授。日本道徳教育学会副会長・事務局長。文部科学省「道徳教育の充実に関する懇談会」委員、中央教育審議会専門委員などを歴任。専門分野:日本教育史、道徳教育論
  • 著者について

    貝塚 茂樹 (カイヅカ シゲキ)
    2025年4月現在
    武蔵野大学教育学部・同大学院教授

戦後日本と道徳教育―教科化・教育勅語・愛国心 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:貝塚 茂樹(著)
発行年月日:2020/06/10
ISBN-10:4623089800
ISBN-13:9784623089802
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:336ページ ※329,7P
縦:20cm
他のミネルヴァ書房の書籍を探す

    ミネルヴァ書房 戦後日本と道徳教育―教科化・教育勅語・愛国心 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!