言葉を使う動物たち [単行本]
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言葉を使う動物たち [単行本]

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出版社:柏書房
販売開始日: 2020/04/25
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言葉を使う動物たち [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    人間だけが言葉を持つわけではない。言語とコミュニケーションの方法はさまざまだ。動物の言語には文法、回帰性もあり、未来も語る。人間の言葉と動物の言葉はどう違うのか。動物の言語ゲームとは何だろうか。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    第1章 人間の言葉で話す
    第2章 生き物の世界の会話
    第3章 動物とともに生きる
    第4章 体で考える
    第5章 構造、文法・解読
    第6章 メタコミュニケーション
    第7章 なぜ私たちは動物と話す必要があるのか
  • 内容紹介

     動物はしゃべれるのか? この疑問はすでに過去のものとなっている。なぜなら、動物はしゃべっていることが証明されているからだ。人間は動物の一員であるにも関わらず、自分たちが一番上位にいると思いこんできた。そのため、すべての動物に対する価値判断を人間ができることを基準に行ってきた。

     でも考えてみよう。イヌは嗅覚が人間の何百倍も優れ、コウモリは超音波により眼が見えなくても空を飛べ、ゾウは超低音が聞こえて遠距離の連絡ができる。これらの感覚は人間にはまったく理解できないものだ。当然これらを使って動物は意思疎通を行う。人間は書いたり聞いたりと言葉を中心にしたコミュニケーション(人間が感じ取れる範囲の視覚と人間が聞き取れる音域だけ)しかとれないが、動物は人間には感じ取れない方法でコミュニケーションをとる。

     著者は哲学者でもあるため、言語とは何かを意識する。伝統的な哲学では言葉の持つ意味が重要だと考えるが、その概念すべてを1つの言葉が表し切れていないとすれば、動物の言葉への視野が開けてくる。動物は鳴き声を上げるだけではなくしゃべっているのだ。生きるために敵から逃げたり、餌を探したりしなければならず、そのために仲間同士、さらに他の種の動物とも情報交換していることが見えてくる。そう、動物も思考し、過去の経験から状況を理解し言葉でそれを伝えているのだ。人間中心に考えるのではなく、動物中心に考えることで、地球上の生き物として、すべての動物がお互いに何かしらの意思疎通を求め、敵からは逃げて、協力すべき仲間とは協働し生きているのだ。

     本書には、子どもの頃に両親を密猟者に殺されたゴリラが、おとなになって手話を覚え、その時の様子を人間に伝えた話、流産した飼育員からそのことを手話で伝えられ理解したゴリラが一緒になって涙を流す仕草をした話、韓国で育てられたゾウが、韓国語を覚えてそれをしゃべるので、その低音の録音を韓国人に聞かせると、何を言っているのか理解できる話、モスクワでは郊外に棲むイヌが地下鉄を利用して都心にやってきて(おとなしく座っている)、信号を守って移動し、餌をくれそうな人(40歳を超えた女性、つまりファッションもわかる)にそれをねだり、また地下鉄で戻っていくことを周りの人間が容認し共存している話など、これまで動物は人間よりたんに劣っていると思ってきた人にとって、驚くような事例が書かれている。

     人間も動物の一員であり、動物にも人間と同じような権利があることを、著者はさまざまな事例を上げつつ述べている。動物による興味深い言語とコミュニケーションの世界、そして新たな哲学的視点からの言語について語り尽くす。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    メイヤー,エヴァ(メイヤー,エヴァ/Meijer,Eva)
    アーティスト、作家、哲学者、シンガーソングライター。4つの小説で賞をとっており、世界中で翻訳されている。短篇と詩はオランダとベルギーの文芸雑誌に掲載された。また、アムステルダム大学で動物哲学を教える。動物倫理学、Minding Animals The NetherlandsのオランダOZSW研究グループの議長。アムステルダム在住

    安部 恵子(アベ ケイコ)
    翻訳者。慶應義塾大学理工学部物理学科卒業

言葉を使う動物たち [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:柏書房
著者名:エヴァ メイヤー(著)/安部 恵子(訳)
発行年月日:2020/05/08
ISBN-10:4760152334
ISBN-13:9784760152339
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:生物学
言語:日本語
ページ数:259ページ
縦:20cm
その他: 原書名: Dierentalen(Animal Languages)〈Meijer,Eva〉
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