帝国の島々―漂着者、食人種、征服幻想(叢書・ウニベルシタス) [全集叢書]
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帝国の島々―漂着者、食人種、征服幻想(叢書・ウニベルシタス) [全集叢書]

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出版社:法政大学出版局
販売開始日: 2020/05/26
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帝国の島々―漂着者、食人種、征服幻想(叢書・ウニベルシタス) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    『テンペスト』『ロビンソン・クルーソー』から現代小説・映画・政治的言説へ。われわれを魅了してやまない漂着物語に潜む植民地主義的かつ帝国主義的な島のトポスを剔出する。
  • 目次

     日本語版へのまえがき
    序 章 島々と所有の物語
     歴史的視野
     身体としての島
     なぜ島なのか?
     「私の島」(I-Land)と精神分析
     読者と再コード化
     方法論
     島の概観
    第一章 睥睨するすべてのものの君主
     所有を精神分析する
     投影、すなわち眼によって土地(Eye-Land)をまなざすこと
     名付けと地図製作
     所有の儀式
     島との同一化──自我としての皮膚
     体内取り込みとしての読書──冒険物語、寝床話(ベッドタイム・ストーリーズ)、文化的訓練
    第二章 規律の島──白人の父権、ホモソーシャルな男性性、そして掟
     島の規律と良き植民者
     島の女性たち
     食物、飲料、セックス、石鹸──男らしい規律の実践
     島における父権と男らしさの再生産
     島の子どもたちと男らしさの再生産という幻想
     男らしい島とホモソーシャルな絆
     父の掟
     悪しき父親たち、獣のような子どもたち
    第三章 飢えた食人種、貪欲な海賊、逆-体内取り込みの恐怖
     アブジェクトな海賊と食人種
     逆-体内取り込みという幻想
     海賊を演じ、食人種となる
     食人種を演じる
     海賊を演じる
    第四章 野生の最低段階へと落ちて──野人、怪物、獣性という汚れ
     「先住民になってしまう」ことと島の伝染病
     汚染する先住者
     出たぞ、怪物が
     植民者の両義性──野蛮な遊び、秩序の再興
    第五章 島の物語のパロディとクルーソー茶番劇──内部からの抵抗
     帝国への反抗と島の幻想物語のパロディ
     カーニヴァレスクな島と茶番劇におけるジェンダーと人種
     バルコニー席における伝統的ジェンダーの維持
     ピーター・パンと白人男性の危機
     人種の解体と植民地における他者
     『ユートピア有限会社』と植民地主義的な模倣を笑うこと
    第六章 アメリカ合州国という島の幻想──ギリガンとともに漂着して
     アメリカ合州国というドルの帝国
     コスモポリタンな島と脱領土化の恐怖
     新たな漂着物語の心理学

     謝  辞
     原  註
     島々と所有の物語──訳者あとがき
     引用文献
     索  引
  • 出版社からのコメント

    見知らぬ島に漂着した遭難者を描く物語が、いかに帝国主義の拡大を支え、白人男性による暴力と支配、搾取を正当化してきたかを論じ…
  • 内容紹介

    『テンペスト』から『ロビンソン・クルーソー』『ガリヴァー旅行記』、そしてメルヴィル、ヴェルヌ、H.G.ウェルズらの諸作品を経て現代文学・映画・テレビシリーズへ。見知らぬ島に漂着した遭難者たちの冒険を描き、世界中で人気を博したこれら「島の物語」がいかにして帝国主義イデオロギーの拡大を支え、白人男性による暴力と植民地支配、新自由主義的搾取を正当化してきたかを論じる。

    図書館選書
    見知らぬ島に漂着した遭難者たちの冒険を描く物語が、いかにして帝国主義イデオロギーの拡大を支え、白人男性による暴力と支配、搾取を正当化してきたかを論じる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ウィーバー=ハイタワー,レベッカ(ウィーバーハイタワー,レベッカ/Weaver-Hightower,Rebecca)
    1968年、アメリカ合州国生まれ。1991年にクレムソン大学で英文学学士号、1993年にウィンスロップ大学で英文学修士号を取得、2002年に本書の元となる博士論文をケンタッキー大学に提出。2004年より北ダコタ州立大学英文科で教鞭を執り、現在、同大学教授・英文科長

    本橋 哲也(モトハシ テツヤ)
    1955年、東京生まれ。東京大学文学部英文科卒業後、ヨーク大学で博士号取得。現在、東京経済大学コミュニケーション学部教授。専門はイギリス文学、カルチュラル・スタディーズ
  • 著者について

    レベッカ・ウィーバー=ハイタワー (ウィーバー ハイタワー レベッカ)
    (Rebecca Weaver-Hightower)
    1968年、アメリカ合州国生まれ。1991年にクレムソン大学で英文学学士号、1993年にウィンスロップ大学で英文学修士号を取得、2002年に本書の元となる博士論文をケンタッキー大学に提出。2004年より北ダコタ州立大学英文科で教鞭を執り、現在、同大学教授・英文科長。主な著書にFrontier Fictions: Settler Sagas and Postcolonial Guilt (Palgrave Macmillan, 2018)がある。

    本橋 哲也 (モトハシ テツヤ)
    1955年、東京生まれ。東京大学文学部英文科卒業後、ヨーク大学で博士号取得。現在、東京経済大学コミュニケーション学部教授。専門はイギリス文学、カルチュラル・スタディーズ。著書に『ポストコロニアリズム』(岩波新書、2005年)、『ディズニー・プリンセスのゆくえ』(ナカニシヤ出版、2016年)、『深読みミュージカル』(青土社、新装版2019年)など、訳書にヒューム『征服の修辞学』(共訳、法政大学出版局、1995年)、バーバ『文化の場所』(共訳、法政大学出版局、新装版2012年)などがある。

帝国の島々―漂着者、食人種、征服幻想(叢書・ウニベルシタス) の商品スペック

商品仕様
出版社名:法政大学出版局
著者名:レベッカ ウィーバー=ハイタワー(著)/本橋 哲也(訳)
発行年月日:2020/05/25
ISBN-10:4588011189
ISBN-13:9784588011184
判型:B6
対象:教養
発行形態:全集叢書
内容:文学総記
言語:日本語
ページ数:443ページ ※402,41P
縦:20cm
その他: 原書名: EMPIRE ISLANDS:Castaways,Cannibals,and Fantasies of Conquest〈Weaver-Hightower,Rebecca〉
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