フランスの自伝〈新装版〉-自伝文学の主題と構造(叢書・ウニベルシタス<474>) [全集叢書]
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フランスの自伝〈新装版〉-自伝文学の主題と構造(叢書・ウニベルシタス<474>) [全集叢書]

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出版社:法政大学出版局
販売開始日: 2020/05/22
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フランスの自伝〈新装版〉-自伝文学の主題と構造(叢書・ウニベルシタス<474>) の 商品概要

  • 目次

    序文

    第一章 自伝の定義
     定義の意味と限界
     定義
     回想録との違い
     小説との違い
      自伝契約は必要条件である
      自伝契約は十分条件ではない
     詩との違い
     他の形式の内面性の文学との違い
     出版と読書
      出版
      読書

    第二章 自伝の歴史
     方法の問題
      自伝の歴史はいつから始まるか
      どのように自伝の歴史を書くか
     指標
      前史──ヨーロッパの伝統
      前史──フランスにおける物語の系譜
      歴史──自伝の誕生
      歴史──さまざまな物語の系譜

    第三章 自伝の諸問題
     自伝契約
     自伝のディスクール
     自伝の擁護
     審問に付される自伝
     自伝を前にした精神分析
     精神分析を前にした自伝
     自伝の未来

    [アンソロジー]

    第一部 自伝契約

     1 ジャン=ジャック・ルソー
     2 レチフ・ド・ラ・ブルトンヌ
     3 シャトーブリアン
     4 スタンダール
     5 エドガール・キネ
     6 ジョルジュ・サンド
     7 ダニエル・ステルン
     8 エルネスト・ルナン
     9 ロマン・ロラン
     10 ジュリアン・バンダ
     11 アンドレ・ジッド
     12 フランソワ・モーリヤック
     13 ミシェル・レリス
     14 ジャン=ポール・サルトル
     15 シモーヌ・ド・ボーヴォワール
     16 クロード・ロワ
     17 ピエール・エマニュエル
     18 フランソワ・ヌリシエ

    第二部 批評テクスト

     1 G.ギュスドルフ──自伝の条件と限界
     2 ポール・ヴァレリー──率直さという喜劇
     3 アルベール・カミュ──告白の戦略
     4 ジャン=ポール・サルトル──生きるか物語るか
     5 ジクムント・フロイト──子供時代の思い出と神話
     6 J.ラプランシュ/J.-B.ポンタリス──精神分析の定義
     7 J.ラプランシュ/J.-B.ポンタリス──自己分析の定義
     8 ディディエ・アンジウ──自己分析の悪用について
     9 ベルナール・パンゴー──創作活動と治療

    日本語版へのあとがき
    訳者あとがき
    フィリップ・ルジュンヌ著作目録
    フランスの自伝の歴史に役立つための作品目録
    参考文献
    原注
    人名索引
  • 出版社からのコメント

    己れの生涯を綴って数々の傑作を生んだ〈自伝〉という文学ジャンルを、その定義、歴史と諸問題等の批評を通して明確に位置づける。
  • 内容紹介

    己れの生涯を綴って数々の傑作を生んだ〈自伝〉という特異かつ曖昧な文学ジャンルを、その定義、歴史と諸問題等の批評を通して明確に位置づける。ルソー、ジッド、スタンダール、サルトルはじめヨーロッパ古今の作品を射程におさめ、〈自伝〉を根源的に考察。『自伝契約』で知られる著者の古典的な出発点。
  • 著者について

    P.ルジュンヌ (ルジュンヌ フィリップ)
    (Philippe Lejeune)
    1938年生まれ。元パリ第13大学教授。フランスにおける自伝および日記研究の第一人者。フランスで1992年に創設された「自伝協会」の中心メンバーの一人で、旺盛な活動を続けている。著書に『自伝契約』(1975)、『私とは他者である』(1980)、『記憶と斜行──自伝作家ジョルジュ・ペレック』(1991)、『娘たちの自我──若い女の日記に関する研究』(1993)、『日記、歴史とアンソロジー』(2006)、『自己の起源』(2013)、『日記の起源、フランス1750-1815』(2016)などがある。

    小倉 孝誠 (オグラ コウセイ)
    1956年生まれ。パリ・ソルボンヌ大学文学博士。東京大学大学院博士課程中退。慶應義塾大学文学部教授。専門は、近代フランスの文学と文化史。2018年、福澤賞受賞。著書に『パリとセーヌ川』(中公新書、2008)、『犯罪者の自伝を読む』(平凡社、2010)、『愛の情景』(中央公論新社、2011)、『革命と反動の図像学』(白水社、2014)、『写真家ナダール』(中央公論新社、2016)、『ゾラと近代フランス』(白水社、2017)、『逸脱の文化史』(慶應義塾大学出版会、2019)など、翻訳にアラン・コルバンほか監修『身体の歴史』全3巻(監訳、藤原書店、2010、日本翻訳出版文化賞)、フローベール『紋切型辞典』(岩波文庫、2000)、ユルスナール『北の古文書』(白水社、2011)など。

フランスの自伝〈新装版〉-自伝文学の主題と構造(叢書・ウニベルシタス<474>) の商品スペック

商品仕様
出版社名:法政大学出版局
著者名:フィリップ ルジュンヌ(著)/小倉 孝誠(訳)
発行年月日:2020/05
ISBN-10:4588140574
ISBN-13:9784588140570
判型:B6
対象:教養
発行形態:全集叢書
内容:外国文学その他
言語:日本語
ページ数:334ページ ※285,49P
縦:20cm
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