もの病みのヴィジョン(トーキングヘッズ叢書<82>) [全集叢書]
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もの病みのヴィジョン(トーキングヘッズ叢書<82>) [全集叢書]

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出版社:アトリエサード
販売開始日: 2020/04/30
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もの病みのヴィジョン(トーキングヘッズ叢書<82>) の 商品概要

  • 目次

    ■与偶トークイベントレポート 《人形作家・与偶が語った、人形作りへの思い》
     ~生きててくれて、ありがとう~
     誰もが苦しみから解放されることを、一番願っているんです●聞き手=切通理作
    ■辛しみと優しみ40●人形・文=与偶
    ■高田美苗~死や闇へ思いを馳せる少女
    ■青木瞳~不安や劣等感を反映させた、奇妙な寓話のような光景
    ■「處女美術館II」展~少女が内に秘めた暗黒面
    ■阪本知プロデュース公演#2「密会-Rebuild-」~ノイジーな音楽とダンス、耽美なヴィジュアルで病んだ世界を描く
    ■ペドロ・アルモドバル監督「ペイン・アンド・グローリー」~心身の不調をかかえた男が再び前を向く、少々滑稽な人間模様

    ■三浦悦子の世界〈16〉[化鳥]
    ■四方山幻影話43●堀江ケニー
    ■こやまけんいち絵本館40●こやまけんいち

    ■アポローの贈り物~梅毒をめぐる幾つかの逸話と謎●仁木稔
    ■舞踏病と死の舞踏●志賀信夫
    ■身体のメタモルフォーゼ~舞踊家・土方巽の〈病み〉について●馬場紀衣
    ■パンデミックが生んだ寓話~「吸血鬼ノスフェラトゥ」とペスト●べんいせい

    ■病んでいるのは、誰なのか?~草間彌生の小説『すみれ強迫』●宮野由梨香
    ■『ジョーカー』~「病気の人」、あるいは「父なるもの」の不在●梟木
    ■美人薄命の文化史(仮)~誤解と偏見に満ちたミーハー的疾病論●浦野玲子
    ■病弱な少年は、なぜかくも美しく〝尊い〟のか●日原雄一

    ■近代の病からポスト近代の病へ●石和義之
    ■狂気をスペクタクル化した医師~シャルコーのヒステリー写真●並木誠
    ■北條民雄~療養所文学に咲いた大輪の徒花●阿澄森羅
    ■生命の深淵を窃視する~野村芳太郎監督『震える舌』●松本寛大

    ■病と日本人~古代の信仰から「針聞書」まで●浅尾典彦
    ■『当世病気道楽』に学ぶ病との距離感~追悼・別役実●高槻真樹

    ■真珠とペン軸、あるいは変幻するサラマンドラ~澁澤龍彦と病●渡邊利道
    ■闇に憑かれた作家ガブリエル・ヴィットコップ~屍体愛好者リュシアン・Nのエロスとタナトス●馬場紀衣
    ■『ベニスに死す』~疫病にとりつかれる精神と汚染されない美意識●釣崎清隆
    ■「The cancers at the end of time」●本橋牛乳

    ■想う病●ごとうゆりか
    ■《コミック》 DARK ALICE 33. ワーゴ●eat
    ■M氏の暗黒日記II●最合のぼる
    ■〈写と真実6〉 Memento mori●写真・文=タイナカジュンペイ
    ■一コマ漫画●岸田尚

    ■Review
    ◎エドガー・アラン・ポオ「赤死病の仮面」●梟木
    ◎ブライアン・クレイグ「いまわしき死の使い」●岡和田晃
    ◎石牟礼道子「新装版 苦海浄土」●待兼音二郎
    ◎ジョージ秋山「シャカの息子」●松本寛大
    ◎永田カビ「現実逃避してたらボロボロになった話」●日原雄一
    ◎ブランドン・クローネンバーグ監督「アンチヴァイラル」●さえ
    ◎スーザン・ソンタグ「隠喩としての病い エイズとその隠喩」●市川純 ほか

    ■立体画家 はが いちようの世界28~エドワード・モースの店●はが いちよう

    ■TH RECOMMENDATION
    ◎「第23回岡本太郎現代芸術賞展」レポート~膨大に積み上げられた絵画と彫刻とアニメーション、体内から湧き出す作品群に圧倒される●写真・文=ケロッピー前田
    ◎Houxo Que インタビュー~1秒間60コマ、ランダムに放たれる16777216色の閃光! 液晶ディスプレイにペインティングする〝新しい絵画〟●写真・文=ケロッピー前田
    ◎廣瀬智央 地球はレモンのように青い~色彩等により詩的に問いかける、廣瀬智央の大規模個展
    ◎北見隆 装幀画集「書物の幻影」~北見隆の装幀画の集大成!
    ◎池谷雅之個展「白い恋人達」~異様な妖艶さを放つ、突き抜けた異貌の女性像
    ◎村田兼一写真展~神と渡り合い、祟り神を鎮める巫女的存在
    ◎土田圭介 鉛筆画展 心の旅 モノクロームの世界で描く心のカタチ~心の中の異世界を旅する
    ◎「ホドロフスキーのサイコマジック」~「怒り」「悲しみ」から解放して「癒し」「活力」を与えるホドロフスキーの〝サイコマジック〟の記録●ケロッピー前田
    ◎巡個展「吾子」~静謐な空気感の中写し出される秘密の場面
    ◎北夙川不可止×北沢美樹「叛亂の豫感」~短歌×写真で表す、BLの世界
    ◎渡邊はるな「曖昧模糊な枷」~身体にからみつく曖昧な枷
    ◎『皇居周回スポーツカー・レース』執筆裏話●高斎正
    ◎陰翳逍遥38~飯田クラウス太郎、宇野和幸、宮田義廣、集治千晶、从会、国際舞台芸術ミーティング、舞踏とショーダンス●志賀信夫

    ■TH FLEA MARKET
    ◎カノウナ・メ~可能な限り、この眼で探求いたします/第39回 ふたりのシーズニング・フェイズIII●加納星也
    ◎バリは映画の宝島〈特別編〉/アジアフォーカスで出会った社会派エンタな作品たち●友成純一
    ◎よりぬき[中国語圏]映画日記/新型コロナウイルス対策万全の天燈節と日本軍慰安婦の記憶をたどる台湾の旅~『阿媽の秘密』『葦の歌』●小林美恵子
    ◎中国語圏映画ファンが選ぶ2019年〝金蟹賞〟は『象は静かに座っている』に!●小谷公伯
    ◎中華圏小説の蠱惑的世界/王晋健康の中短編を読む~特集雑誌「アジア文化」より~●立原透耶
    ◎ダンス評[2020年1月~3月]/舞踏の歴史を現代に~笠井叡、笠井瑞丈、川口隆夫●志賀信夫
    ◎「コミック・アニメ・ゲーム」×ステージ評/キューティーハニー、ガラスの仮面、文豪とアルケミスト、私のホストちゃん●高浩美
    ◎土取利行が探求した日本の〝原始音楽〟~新刊『縄文時代にタトゥーはあったのか』執筆期間のBGM●ケロッピー前田
    ◎「天才は狂気なり」という学説を唱え、犯罪人類学を創始した奇矯な精神病理学者 チェーザレ・ロンブローゾの思想とその系譜〈36〉●村上裕徳
    ◎山野浩一とその時代(11)/佐野美津男の「橋」に空いた穴●岡和田晃
    ◎弦巻稲荷日記/営業自粛前日に出かけた「SAAHOサーホー」公開初日の映画館●いわためぐみ
    ◎オペラなどイラストレビュー●三五千波
    ◎TH特選品レビュー

    ■表紙=写真:堀江ケニー、モデル:沙夜
  • 内容紹介

    もの病みのヴィジョン――

    「もの病み」とは、辞書を引けば単に「病気」とあるが、
    なんとなく勝手に連想したのは、「もの」に憑かれて「病んで」いるような状態。
    または、「もの悲しい」と同じようなニュアンスで、「なんとなく病気っぽい」感じ。
    そして「病み」は「闇」であり、はずれ者のイメージとつながる。

    「病気」というテーマは、だいぶ以前から候補のひとつだったが、
    今号の企画として提示したのは半年前。
    まだ新型コロナウイルスが知られる前であり、
    こんにちこのような状況になるとは、思いもよらなかった。

    そうした伝染病だけでなく、人は、身体的精神的なさまざまな病に苦しめられ続けている。
    病に出会うと人は、健全で健康なことが良いとされる社会から逸脱し、
    「病み」=「闇」をまとい、光を失う。

    しかしだからこそ、見えてくるヴィジョンがある。
    隠されていた、見えなかった真理が見えてくる。

    「病み」=「闇」のヴィジョン。
    そこに、生のもうひとつの可能性を見つけにいこう。

    ---・---・---・---

    統合失調症や遺伝的疾患を抱えながら人形制作を続けている
    与偶のトークイベントレポートの他、

    梅毒、ペスト、舞踏病などさまざまな病と
    それを契機に生まれた多くの物語や表現を、
    多種多様な見地から紹介・解題しました。

    「病み」を見通すことで、この時代を生き抜く勇気を得ることにもつながればと思います。

    特集以外にも、レポート記事、エッセイ、レビューなど満載です!

もの病みのヴィジョン(トーキングヘッズ叢書<82>) の商品スペック

商品仕様
出版社名:アトリエサード
著者名:アトリエサード(編)
発行年月日:2020/05
ISBN-10:4883754022
ISBN-13:9784883754021
判型:A5
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:芸術総記
言語:日本語
ページ数:224ページ
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