和漢のコードと自然表象―十六、七世紀の日本を中心に(アジア遊学) [全集叢書]
    • 和漢のコードと自然表象―十六、七世紀の日本を中心に(アジア遊学) [全集叢書]

    • ¥3,08093 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月9日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003280797

和漢のコードと自然表象―十六、七世紀の日本を中心に(アジア遊学) [全集叢書]

価格:¥3,080(税込)
ゴールドポイント:93 ゴールドポイント(3%還元)(¥93相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月9日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:勉誠社
販売開始日: 2020/03/30
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

和漢のコードと自然表象―十六、七世紀の日本を中心に(アジア遊学) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    自然なるものはどのように理解され、あらわされ、再生産されてきたのか―前近代の日本において、和漢の文化体系は、各時代ごとの変容・刷新を経つつも、思考・感性の基盤として通奏低音のごとく響き続けた。特に漢文化は先例としての規範性から大きな影響を有し、和文化のなかで融合・内在化・再解釈されていった。それは、人びとが、自らを取りまく環境、自然をどのように感じ、捉え、表象したのか、ということにも強く作用した。列島における社会構造的・環境的転換期である十六~七世紀に着目し、文学、美術、芸能、歴史学等、分野横断的な視角から、自然と人との関係を問い直す。
  • 目次

    序 島尾新
    総論 宇野瑞木

    ◉ Ⅰ 「内在化」のかたち
    室町時代における「漢」の「自然表象」 島尾新
    二十四孝図と四季表象―大舜図の「耕春」を中心に 宇野瑞木
    日光東照宮の人物彫刻と中国故事 入口敦志
    「環境」としての中国絵画コレクション―「夏秋冬山水図」(金地院、久遠寺)におけるテキストの不在と自然観の相互作用
    塚本麿充
    江戸狩野派における雪舟山水画様式の伝播―狩野探幽「雪舟山水図巻」について 野田麻美
    四天王寺絵堂《聖徳太子絵伝》の画中に潜む曲水宴図 亀田和子
    モノと知識の集散―十六世紀から十七世紀へ 堀川貴司

    ◉Ⅱ コード化された自然
    「九相詩絵巻」の自然表象―死体をめぐる漢詩と和歌 山本聡美
    『源氏物語』幻巻の四季と浦島伝説―亀比売としての紫の上 永井久美子
    名所としての「都」―歌枕の再編と絵画化をめぐって 井戸美里
    十七世紀の語り物にみえる自然表象―道行とその絵画を手がかり 粂汐里
    寛政期の京都近郊臥遊 マシュー・マッケルウェイ

    ◉Ⅲ 人ならざるものとの交感
    人ならざるものとの交感 黒田智
    金春禅竹と自然表象 高橋悠介
    「人臭い」話  資料稿―『天稚彦草子』の解析に向けて 徳田和夫
    お伽草子擬人物における異類と人間との関係性―相互不干渉の不文律をめぐって 伊藤慎吾
    室町物語と玄宗皇帝絵―『付喪神絵巻』を起点として  齋藤真麻理
    エコクリティシズムと日本古典文学研究のあいだ―石牟礼道子の〈かたり〉から 山田悠介
  • 出版社からのコメント

    自然なるものはどのように理解され、あらわされ、再生産されてきたのか―
  • 内容紹介

    前近代の日本において、和漢の文化体系は、各時代ごとの変容・刷新を経つつも、思考・感性の基盤として通奏低音のごとく響き続けた。
    特に漢文化は先例としての規範性から大きな影響を有し、和文化のなかで融合・内在化・再解釈されていった。
    それは、人びとが、自らを取りまく環境、自然をどのように感じ、捉え、表象したのか、ということにも強く作用した。
    列島における社会構造的・環境的転換期である十六~七世紀に着目し、文学、美術、芸能、歴史学等、分野横断的な視角から、自然と人との関係を問い直す。
  • 著者について

    島尾新 (シマオアラタ)
    学習院大学教授。専門は日本中世絵画史とくに水墨画史。
    主な著書に『瓢鮎図―ひょうたんなまずのイコノロジー』(平凡社、1995年)、『和漢のさかいをまぎらかす』(淡交新書、2013年)、『水墨画入門』(岩波新書、2019年)などがある。

    宇野瑞木 (ウノミズキ)
    東京大学東アジア藝文書院(EAA)特任研究員、鶴見大学非常勤講師。専門は東アジア説話文学、表象文化論。
    主な著書・論文に『孝の風景―説話表象文化論序説』(勉誠出版、2016年)、「近世初期までの社寺建築空間における二十四孝図の展開―土佐神社本殿蟇股の彫刻を中心に」(小峯和明監修・出口久徳編『日本文学の展望を拓く 2』笠間書院、2017年)、「紫の上の乳くくめ考―仏教報恩思想との関わりから」(岡田貴憲・桜井宏徳・須藤圭編『ひらかれる源氏物語』勉誠出版、2017年)などがある。

    亀田和子 (カメダカズコ)
    ハワイ大学ウェストオアフ校講師、立命館大学アートリサーチセンター客員研究員。専門は近世絵画史・視覚文化史。
    主な著書・論文に『写しの力―創造と継承のマトリックス』(共編、思文閣出版、2014年)、Copying and Theoryin Edo Period Japan (1615-1868), Art History, Association of Art Historians,UK, 2014、「中山高陽の理論と粉本―蘭亭図巻を例として」(『美術フォーラム21』 第三十一号、醍醐書房、2015年)などがある。

和漢のコードと自然表象―十六、七世紀の日本を中心に(アジア遊学) の商品スペック

商品仕様
出版社名:勉誠出版
著者名:島尾 新(編)/宇野 瑞木(編)/亀田 和子(編)
発行年月日:2020/03/30
ISBN-10:4585227121
ISBN-13:9784585227120
判型:A5
発売社名:勉誠出版
対象:教養
発行形態:全集叢書
内容:絵画・彫刻
言語:日本語
ページ数:268ページ
縦:21cm
他の勉誠社の書籍を探す

    勉誠社 和漢のコードと自然表象―十六、七世紀の日本を中心に(アジア遊学) [全集叢書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!