「講」研究の可能性〈4〉 [単行本]
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「講」研究の可能性〈4〉 [単行本]

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出版社:慶友社
販売開始日: 2020/05/15
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「講」研究の可能性〈4〉 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    急激な社会変化の波に翻弄され、「個」を糾合せしめる力や方途を失いがちな今日、人びとの間の「つながり」を紡ぐ上で「講」の果たしてきた役割を改めて捉え返し、「講」研究の今後を見据える論文集の第四弾。
  • 目次

    叙文 長谷部八朗
    編纂の経緯
    各論攷の要旨
    第一部論集篇
    内藤莞爾による社会学的講研究 長谷部八朗
    一 はじめに
    二 内藤著「宗教講の問題」の構成と方法論」
    三 「宗教講の問題」の「本論」部分における主要な論点
    ──講の宗教的意義と講の組織構成の両章をめぐって──
    四 内藤「講」理論の依拠する「社会学的」分析視覚
    五 おわりに
    稲荷の祭りと稲荷講 牧野眞一
    ──とくに子供たちの講について──
    はじめに
    一 子供による稲荷講の事例
    二 子供たちの稲荷講の分布と展開
    三 大人と子供の講行事
    四 その他の子供による民俗的な行事
    五 子供の稲荷講の衰退
    おわりに
    秋葉講と近代神社制度 河村忠伸

    一 秋葉敬神講
    二 秋葉山の神仏判然
    三 三社寺の体制
    四 祠堂に関する制度
    五 神社附属講社と教会講社
    六 行政の対象外となった講社
    七 秋葉信仰への影響

    富士信仰諸派における講形態の諸相 大谷正幸
    はじめに
    中世までの富士信仰
    角行系と富士山の「神」
    富士信仰の講組織と運用の実際
    富士信仰における講組織の類型
    富士信仰の講組織が衰退した理由
    おわりに
    祭祀組織研究と地縁・血縁 鈴木昂太
    ──広島県備北地方の荒神名を再考する──
    一 問題の所在
    二 祭祀組織としての「ミョウ」をめぐる研究史の整理
    三 荒神名の現在
    四 備北地方の荒神信仰と土地所有
    五 「地頭」「地主」と「名」との関係性
    六 歴史資料に見る「荒神名」の動態
    七 おわりに
    第二部公開シンポジウム報告篇
    第二回シンポジウム
    「つながりを活かす人びと ──講研究の可能性──」趣旨及び総括  高木大祐
    共有地を持つ講 西村敏也
    ──東京・群馬のオイヌサマ講を事例に
    はじめに
    一 「札の置場」の分類──共有地、公共性に注目して──
    二 分類ごとの事例と事例から読み取れたこと
    おわりに
    在地の人びとをつなぐ代参講 小林奈央子
    ──小林奈央子
    を事例に──
    はじめに ──本稿の目的──
    鷹羽講の概要
    鷹羽講の組織
    鷹羽講の活動を支えるほかの組織
    まとめ
    講組織縮小という選択 阿部友紀
    ──能代龍王講を事例に──
    はじめに
    能代市の変容と龍王講
    現代の能代龍王講
    代参と講組織
    能代龍王講の変容
    講組織縮小の課題
    おわりに
    近代における契約講の変化 岡山卓矢
    ──宮城県大崎耕土の事例から──
    一 はじめに
    二 上宿地区および六親講の概要
    三 明治・大正期の六親講加入戸
    四 地方改良運動と契約講
    五 六親講が迎えた変化
    六 おわりに
    あとがき
  • 出版社からのコメント

    急激な社会変化の波に翻弄され「個」を失いがちな今日、人々の間の「つながり」を紡ぐ、「講」研究の今後を見据える第四弾
  • 内容紹介

    「『講』研究の可能性」と題するこの一連の論叢は、民俗学・宗教学・歴史学・社会学などの諸分野から「講」に関心を持つ気鋭の学徒を糾合し、「講」の学際的・総合的な追究をめざしたものである。第4輯目となる本書では、後半部で、「講」を特徴づける「つながり」の諸相を様々な切り口から論じた論考を特集している。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    長谷部 八朗(ハセベ ハチロウ)
    1950年生れ。駒澤大学教授
  • 著者について

    長谷部八朗 (ハセベ ハチロウ)
    埼玉県出身。駒澤大学教授。2017年より駒澤大学学長を務める。
    『祈祷儀礼の世界 カミとホトケの民俗誌』(名著出版, 1992年)
    『「講」研究の可能性』単編著(慶友社, 2013年)
    『「講」研究の可能性II』単編著(慶友社, 2014年)
    『「講」研究の可能性III』単編著(慶友社, 2016年)
    『般若院英泉の思想と行動 秋田「内館文庫」資料にみる近世修験の世界』共編著(岩田書院, 2014年)

    牧野眞一 (マキノシンイチ)
    1958年生れ二松学舎大学・駒澤大学非常勤講師

    川村忠伸 (カワムラタダノブ)
    1981年生れ。秋葉山本宮秋葉神社権宮司。

    大谷正幸 (オオタニマサユキ)
    1972年生れ。

    鈴木昂太 (スズキコウタ)
    1988年生れ。総合研究大学院大学 後期博士課程

    高木大祐 (タカギダイスケ)
    1977年生れ。成城大学非常勤講師

    西村敏也 (ニシムラトシヤ)
    1966年生れ。武蔵大学非常勤講師。

    小林奈央子 (コバヤシナオコ)
    1973年生れ。愛知学院大学准教授

    阿部友紀 (アベトモノリ)
    1970年生れ。東北大学大学院文学研究科研究助手

    岡山卓矢 (オカヤマタクヤ)
    1985年生れ。宮城県柴田町教育委員会 しばたの郷土館 文化財班主事

「講」研究の可能性〈4〉 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:慶友社
著者名:長谷部 八朗(編著)
発行年月日:2020/05/15
ISBN-10:487449076X
ISBN-13:9784874490761
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:民族・風習
言語:日本語
ページ数:307ページ
縦:22cm
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