すべて名もなき未来 [単行本]
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すべて名もなき未来 [単行本]

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出版社:晶文社
販売開始日: 2020/05/27
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すべて名もなき未来 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    今、私は未来の可能性についてあらためて考えてみようと思う。コンサルタントとしてではなく、SF作家としてでもなく批評家でもなく、コンサルタントでありSF作家であり批評家でもある視点から、今、単線的に仮構され選びとられた、唯一無二の確定的な時間構造の間隙にこぼれ落ちた、亡霊のように不可視の領域を漂う、別様のあり方を伴う、無数の失われた未来を求めて。
  • 目次

    序 失われた未来を求めて

    Side A【未来】
    A1・音楽・SF・未来――若林恵『さよなら未来』を読みながら
    A2・ディストピア/ポストアポカリプスの想像力
    A3・生きること、その不可避な売春性に対する抵抗――マーク・フィッシャー『資本主義リアリズム』
    A4・The System of Hyper-Hype Theory-Fictions
    A5・暗号化された世界で私たちにできること――木澤佐登志『ダークウェブ・アンダーグラウンド』
    A6・分岐と再帰――ケヴィン・ケリー『テクニウム』
    A7・断片的な世界で断片的なまま生きること――鈴木健『なめらかな社会とその敵』
    A8・亡霊の場所――大垣駅と失われた未来
    A9・中国日記 2019年7月15日-7月21日
    A10・生起する図書館――ケヴィン・ケリー『〈インターネット〉の次に来るもの』
    A11・宇宙・数学・言葉、語り得ぬ実在のためのいくつかの覚え書き――マックス・テグマーク『数学的な宇宙』

    Side B【物語】
    B1・生まれなおす奇跡――テッド・チャン『息吹』の読解を通して
    B2・物語の愛、物語の贖罪――イアン・マキューアン『贖罪』
    B3・未完の青春――佐川恭一『受賞第一作』解説
    B4・明晰な虚構の語り、文学だけが持ちうる倫理――阿部和重『Orga(ni)sm』
    B5・オブジェクトたちの戯れ――筒井康隆『虚航船団』
    B6・苦しみが喜びに転化する場所としての〈マネジメント〉――新庄耕『地面師たち』
    B7・批評家は何の役に立つのか?
    B8・ホワイト・ピルと、愛の消滅――ミシェル・ウエルベック『セロトニン』
    B9・あいまいな全知の神々、未来の思い出とのたわむれ――神林長平『先をゆくもの達』
    B10・エメーリャエンコ・モロゾフ――稀代の無国籍多言語作家
    B11・忘却の記憶――言葉の壺に纏わる、九つの断章
  • 内容紹介

    令和。二〇一〇年代の終わり、二〇二〇年代の始まり。インターネット・ミームに覆われ、フィリップ・K・ディックが描いた悪夢にも似た、出来の悪いフィクションのように戯画化された現実を生きるわたしたち。だが、本を読むこと、物語を生きることは、未来を創ることと今も同義である。未来は無数にあり、認識可能な選択肢はつねに複数存在する。だからこそ、わたしたちは書物を読み、物語を生き、未来を創造せねばならない。ディストピア/ポストアポカリプス世代の先鋭的SF作家・批評家が、無数の失われた未来の可能性を探索する評論集。社会もまた夢を見る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    樋口 恭介(ヒグチ キョウスケ)
    SF作家、会社員。2017年、投稿作「構造素子」が第5回ハヤカワSFコンテストで“大賞”を受賞し、作家デビュー
  • 著者について

    樋口恭介 (ヒグチキョウスケ)
    SF作家、会社員。2017年、投稿作「構造素子」が第5回ハヤカワSFコンテストで〈大賞〉を受賞し、作家デビュー。本書『すべて名もなき未来』が二冊目の著書となる。

すべて名もなき未来 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:晶文社
著者名:樋口 恭介(著)
発行年月日:2020/05/30
ISBN-10:479497177X
ISBN-13:9784794971777
判型:B6
発売社名:晶文社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:312ページ
縦:19cm
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