ナッジ!?―自由でおせっかいなリバタリアン・パターナリズム [単行本]
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ナッジ!?―自由でおせっかいなリバタリアン・パターナリズム [単行本]

那須 耕介(編著)橋本 努(編著)
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出版社:勁草書房
販売開始日: 2020/05/29
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ナッジ!?―自由でおせっかいなリバタリアン・パターナリズム の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    強制しない、でも放任するわけでもない。新しい社会の動かし方!
  • 目次

    はじめに ナッジ!? 強制と放任のあいだで[那須耕介]
     1 「ナッジ」、生まれる
     2 わきあがる不安と不信
     3 この本のもくろみ

    第1章 自己決定権は生き残れるか?[若松良樹]
     1 肥満が止まらない
     2 肥満の原因は何か?
     3 どのような規制手法が望ましいか?
     4 問題解決のために
     5 結局、自己決定権は生き残るのか?

    第2章 ナッジはどうして嫌われる? ナッジ批判とその乗り越え方[那須耕介]

     1 「婚活」ナッジ?
     2 ナッジの内在道徳
     3 相互ナッジの海へ 
     4 「ナッジとはなにか」から「よいナッジとはなにか」へ

    第3章 それでもアーキテクチャは自由への脅威なのか?[成原慧]
     1 アーキテクチャ観の変容:自由への脅威から自由の礎へ 
     2 自由の礎にひそむ自由への脅威
     3 ナッジの法的統制
     4 アーキテクチャと自由の二面性に向きあい続けること

    第4章 民主政は可能か? 合理性と「個人」の再設計[大屋雄裕]
     1 私は合理的か?
     2 個人と集団のあいだに
     3 個体から個人へ
     4 我々は合理的か?

    第5章 熟議をナッジする?[田村哲樹]
     1 水と油か?
     2 熟議のためのナッジ
     3 熟議のためのナッジは望ましいのか?:疑問と意義
     4 それでもナッジは「危険」か?

    第6章 カフェテリアをデザインする あなたは何派?[橋本努]
     1 生活スタイルに埋め込まれているもの
     2 どの指針が望ましいか
     3 成長論的自由主義の立場

    第7章 「リバタリアン」とはどういう意味か? リバタリアニズム論の視角からみたリバタリアン・パターナリズム[福原明雄]
     1 リバタリアニズムにとってリバタリアン・パターナリズムとは何か?
     2 リバタリアニズムの正義構想からの視線
     3 リバタリアニズムの自由論からの視線
     4 ナッジにとって自由の要点とは何か?

    第8章 自律にはナッジで十分か? パターナリズム論の視角からみたリバタリアン・パターナリズム[瀬戸山晃一]
     1 リバタリアン・パターナリズム登場以前のパターナリズム論
     2 リバタリアン・パターナリズムの登場
     3 強制的パターナリズム論
     4 強制的パターナリズムとパターナリズム規制のアーキテクチャ
     5 パターナリズム論の今後の展望:リバタリアン・パターナリズムを超えて

    もっと知りたい人のためのブックガイド

    おわりに ナッジ論の初心とこれから[那須耕介・橋本努]

    索引
  • 内容紹介

    朝日新聞 2020年6月13日(評者 石川尚文氏 朝日新聞論説委員)
    2020年5月刊行 2020年11月好評4刷出来!

    それは「支援」なのか「操作」なのか? 強制にも説得にも頼らない社会改革の新技術とその思想を、気鋭の論者たちが問いただす!

    「個人の自由な選択」を妨げることなく、愚行には歯止めを、賢明な行動には支援を? 肥満の解消、婚活のサポート、個人情報の保護、民主政の活性化……。世界の袋小路を切り抜ける仕掛けを示すスマートな戦略の宝庫、いま注目の「ナッジ」と「リバタリアン・パターナリズム」の光と影を、過去・現在・未来にわたって解き明かす。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    那須 耕介(ナス コウスケ)
    1967年生まれ。京都大学教授。法哲学

    橋本 努(ハシモト ツトム)
    1967年生まれ。北海道大学大学院経済学研究院教授。経済社会学、社会哲学
  • 著者について

    那須 耕介 (ナス コウスケ)
    那須 耕介(なす こうすけ)

    1967年生。京都大学法学部卒業、2001年京都大学大学院博士課程修了。博士(法学)。摂南大学准教授、京都大学准教授を経て京都大学教授。単著『社会と自分のあいだの難関』『多様性に立つ憲法へ』『バーリンという名の思想史家がいた』『ある女性の生き方』(以上、編集グループSURE)、『法の支配と遵法責務』(単著、勁草書房)、『ナッジ!?』(共編著、勁草書房)、『京大変人講座』(共著、三笠書房)、訳書キャス・サンスティーン著『熟議が壊れるとき』(勁草書房)、ヤシャ・モンク著『自己責任の時代』、ルイ・メナンド著『メタフィジカル・クラブ』(以上、みすず書房)など。2021年9月、膵臓がんのため死去。享年53。

    橋本 努 (ハシモト ツトム)
    橋本 努(はしもと・つとむ)

    1967年東京都生まれ。1990年横浜国立大学卒業。1999年東京大学大学院総合文化研究科、博士号取得。現在:北海道大学大学院経済学研究院、教授。シノドス国際社会動向研究所、所長。主要著書:『自由の論法 ポパー・ミーゼス・ハイエク』(創文社、1994年)、『社会科学の人間学 自由主義のプロジェクト』(勁草書房、1999年)、『帝国の条件 自由を育む秩序の原理』(弘文堂、2007年)、『ロスト近代 資本主義の新たな駆動因』(弘文堂、2012年)、『経済倫理=あなたは、なに主義?』(講談社、2008年)、『解読ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』』(講談社、2019年)、『自由原理 来るべき福祉国家の理念』(岩波書店、2021年)、『消費ミニマリズムの倫理と脱資本主義の精神』(筑摩書房、2021年)、Liberalism and the Philosophy of Economics (Routledge, 2022年)、『「人生の地図」のつくり方』(筑摩書房、2024年)。

ナッジ!?―自由でおせっかいなリバタリアン・パターナリズム の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:那須 耕介(編著)/橋本 努(編著)
発行年月日:2020/05/20
ISBN-10:4326550848
ISBN-13:9784326550845
判型:B6
対象:教養
発行形態:単行本
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:256ページ
縦:20cm
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