天上の花・蕁麻の家(P+D BOOKS) [単行本]

天上の花・蕁麻の家(P+D BOOKS) [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  「天上の花」は、詩人・三好達治を、幼いころから三好にかわいがられていた著者ならではの目線で切り取ったもの。三好は前妻（佐藤春夫の姪）と別れ、朔太郎の妹・慶子と付き合うようになるが、きらびやかな生活を好む慶子と、貧しくても平和な暮らしを望む三好の愛の生活は、やがて破滅的な最後を迎える―。第５５回芥川賞候補作。「蕁麻の家」は母親が他の男のもとに走ったことが原因で、幼少期から祖父、叔母など家族みんなに疎まれ、頼みの父親からも避けられてしまう主人公の、まさに棘に囲まれているような生活を描いた秀作。第１５回女流文学賞を受賞。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  天上の花―三好達治抄；蕁麻の家

• 内容紹介

  萩原朔太郎の長女が描く、壮絶な物語2篇
  
  「天上の花」は、詩人・三好達治を、幼いころから三好にかわいがられていた著者ならではの目線で描く。三好は前妻（佐藤春夫の姪）と別れ、朔太郎の妹・慶子と付き合うようになるが、きらびやかな生活を好む慶子と、貧しくても平和な暮らしを望む三好の愛の生活は、やがて破滅的な最後を迎える――。第55回芥川賞候補作。
  「蕁麻の家」は、母親が他の男のもとに走ったことが原因で、幼少期から祖母、叔母など家族みんなに疎まれ、頼みの父親からも避けられてしまう主人公の、まさに棘に囲まれているような生活を描いた秀作。第15回女流文学賞を受賞。
  
  図書館選書
  著者をかわいがっていた詩人・三好達治について、著者の叔母との凄絶なエピソードを中心に綴った「天上の花」と、祖母、叔母などから徹底的に疎外され続けた著者の自叙伝的小説「蕁麻の家」をカップリング。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  萩原 葉子(ハギワラ ヨウコ)
  １９２０年（大正９年）９月４日‐２００５年（平成１７年）７月１日、享年８４。東京都出身。１９５９年『父・萩原朔太郎』（第８回日本エッセイスト・クラブ賞受賞）でデビュー

天上の花・蕁麻の家(P+D BOOKS) [単行本] の商品スペック