ホームレス経験者が地域で定着できる条件は何か―パネル調査からみた生活困窮者支援の課題 [単行本]
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ホームレス経験者が地域で定着できる条件は何か―パネル調査からみた生活困窮者支援の課題 [単行本]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2020/06/23
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ホームレス経験者が地域で定着できる条件は何か―パネル調査からみた生活困窮者支援の課題 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「新たな地域生活」を構築するために。延べ600人への7年にわたる調査から生活実態と支援のあり方を考察。
  • 目次

    まえがき

    序 章 生活困窮者と地域生活の持続可能性――ホームレス支援が抱える課題(山田壮志郎)
     1 ホームレス問題への関心の高まりと国レベルの政策課題への変容――1990年代~2000年代初頭の諸相
     2 持続可能な地域生活に必要なものは何か――2000年代以降のホームレス問題で見えた課題
     3 生活困窮者支援への示唆――本研究の社会的意義

     第Ⅰ部 パネル調査による生活状況の把握

    第1章 パネル調査の概要とホームレス経験者の生活状況(山田壮志郎)
     1 生活状況調査の方法
     2 ホームレス経験者の現状――回答者のプロフィールから
     3 ささしまサポートセンターの概要と取り組み

    第2章 ホームレス経験者の地域生活と持続可能性――調査結果の概要から(山田壮志郎・斉藤雅茂)
     1 はじめに
     2 幼少時の生活・学歴・職歴――ホームレス経験者の生活歴
     3 健康状態・日常生活・社会との関わり――ホームレス経験者が抱える困難
     4 地域生活の持続可能性に関連する要因
     5 おわりに


     第Ⅱ部 ホームレス経験者が抱える困難

    第3章 保護者との離別経験と貧困の継承――「子ども時代の貧困」が及ぼす影響(谷口由希子)
     1 貧困・生活困難と社会的養護の経験
     2 社会的養護経験とホームレス経験――パネル調査から
     3 子ども時代の貧困とその継承
     4 子ども時代の生活状況――若年ホームレス経験者の語りから
     5 「再排除」に向かう施設経験者
     6子ども期を保障する

    第4章 健康意識・行動,疾病と関連要因(小林章雄)
     1 長期間調査が可能にした継続的な検討
     2 健康診断の受診を促進する要因
     3 喫  煙
     4 精神疾患の治療
     5 アルコール依存傾向
     6 継続的な支援活動の効果
     7 地域に根ざした参加型研究と社会的処方へ向けて

    第5章 精神的健康と心理社会的要因・自立の関連――GHQ12項目版による調査から(吉住隆弘)
     1 生活保護受給者の精神的健康
     2 調査方法――調査対象者と使用尺度・項目
     3 生活保護受給者の精神的健康の変化――年齢別にみた比較
     4 精神的健康の変化と心理社会的要因の関連
     5 精神的健康の変化と自立の関連
     6 生活保護受給者の精神的ケアの重要性

    第6章 アディクション(嗜好)と生活困窮――繰り返される「負のスパイラル」(水谷聖子)
     1 なぜ生活困窮を繰り返すのか
     2 アディクションとは何か
     3 高い喫煙率とクロス・アディクション――2012年調査結果から
     4 支援者からみたアディクション――ホームレス経験者との関わりから
     5 クロス・アディクションと口腔状態
     6 障害のあるホームレス・ホームレス状態の高齢者へのハウジングファーストによる個別支援
     7 個別支援とアディクションミーティング
     8 知的障害・精神障害・発達障害のある人のアディクションとチームアプローチによる変化
     9 アディクションによる負のスパイラルを断つために


     第Ⅲ部 ホームレス経験者を取り巻く社会関係

    第7章 生活困窮者の就労意識の変化――アンケート及びインタビュー調査から(小林勇人)
     1 ワーキングプア・失業・貧困問題と生活保護
     2 就労・求職活動の実情――アンケート調査の概要
     3 半構造化インタビューの実施
     4 生活困窮者の労働・福祉観の変化――インタビュー調査の結果
     5 ワークフェア政策と就労意識

    第8章 相対的剝奪とスティグマ――生活保護を利用して暮らす社会的意味(山田壮志郎)
     1 生活保護を利用して暮らすこと――基準引き下げとバッシング
     2 ホームレス経験者と相対的剥奪
     3 ホームレス経験者とスティグマ
     4 生活保護を受給するホームレス経験者が抱える相対的剥奪とスティグマ
     5 「当たり前の生活」を可能にする支援

    第9章 社会的孤立とソーシャルサポート(斉藤雅茂)
     1 社会的孤立の弊害と支援・研究の現状
     2 パネル調査の方法と使用する変数
     3 孤立しやすい人の特徴と地域生活定着への影響
     4 配慮ある普遍的アプローチの重要性と情緒的な支援の有効性
     5 社会関係の再構築に向けた支援――今後の実践への示唆

    第10章 地域生活の継続における民間支援団体の役割(後藤広史)
     1 ホームレス経験者に対する民間支援団体による支援の重要性
     2 使用するデータ
     3 民間支援団体に来る/来ない人の特徴と意味づけ
     4 民間支援団体の存在意義と運営上の課題


    終 章 地域生活の持続可能性を高めるために(山田壮志郎)
     1 ホームレス経験者にみられる傾向と有効な支援に関する示唆――本書で明らかになったこと
     2 伴走型支援と生活保護――貧困の関係的側面と物質的側面
     3 今後の課題

    あとがき
    索  引
  • 出版社からのコメント

    「新たな地域生活」を構築するために。延べ600人への7年にわたる調査から生活実態と支援のあり方を考察する。
  • 内容紹介

    生活保護等によりアパートに入居したホームレスが再び野宿生活に戻る現象が散見されるが、それはなぜか。本書は7年間で延べ600人程のホームレス経験者を対象に行ったパネル調査をまとめたものである。福祉・看護・心理・社会政策・公衆衛生等の知見を基に、地域生活の持続可能性を高めるための条件を経年的かつ学際的に分析し、精神的健康の維持・向上と孤独感解消も経済給付等と同様に重視すべき点を提言した一冊
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山田 壮志郎(ヤマダ ソウシロウ)
    1976年生。2009年日本福祉大学大学院社会福祉学研究科社会福祉学専攻博士後期課程修了。現在、日本福祉大学社会福祉学部准教授
  • 著者について

    山田 壮志郎 (ヤマダ ソウシロウ)
    2021年9月現在
    日本福祉大学社会福祉学部教授

ホームレス経験者が地域で定着できる条件は何か―パネル調査からみた生活困窮者支援の課題 の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:山田 壮志郎(編著)
発行年月日:2020/07/10
ISBN-10:4623089983
ISBN-13:9784623089987
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:237ページ
縦:22cm
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