日本蒙昧前史 [単行本]
    • 日本蒙昧前史 [単行本]

    • ¥2,31070 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月1日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003290141

日本蒙昧前史 [単行本]

価格:¥2,310(税込)
ゴールドポイント:70 ゴールドポイント(3%還元)(¥70相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月1日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:文藝春秋
販売開始日: 2020/06/26
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

日本蒙昧前史 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    大阪万博、三島由紀夫の自決、五つ子ちゃん誕生、ロッキード事件、グリコ・森永事件、密林に二十八年身を潜めていた元日本兵―。もはや忘れ去られてしまった無数の「虚構ではない人生」を通じて、あの「蒙昧」の時代の生々しい空気が浮かびあがる。変幻自在の語りを駆使した芥川賞作家、会心の作。
  • 出版社からのコメント

    語り手を自在に換えつつ大阪万博、日航機墜落事故など、狂騒と蒙昧の戦後を彩った様々な事件とその陰にある無数の生を描き出す長篇。
  • 内容紹介

    第56回谷崎潤一郎賞受賞作!
    「文學界」連載中より話題を呼んだ、芥川賞作家・磯﨑憲一郎の3年振りとなる長篇小説。
    「もちろんこの頃既に、人々は同質性と浅ましさに蝕まれつつはあったが、後の時代ほど絶望的に愚かではなかった」――大阪万博、三島由紀夫の自決、日本で初めての五つ子の誕生、ロッキード事件、グリコ・森永事件、日航ジャンボ機墜落事故……この国の戦後史を賑やかした大小さまざまな事件を扱いながら、作家は自由自在に語り手を乗り換えて、どこまでも遠くに語りを滑らせていく。誘拐された製菓会社の社長、キャバレー通いが趣味である小柄な政治家、五つ子の父親となったNHK局員、太陽の搭の「黄金の顔」に立てこもってしまう目玉男、グアム島の洞窟に28年間身を潜めていた元日本兵……一瞬は「時の人」に押し出されたこともある彼ら多くの語り部を通して描かれるのは、1965年生まれの作者にとっても切実な時代の、ノスタルジーによる美化を排した淡々としながらも緻密な細部である。そうして、彼等、語り手から「世の中の興味関心が薄れ、忘れ去られた後でも、虚構ではない人生は途切れることなく続いている」のだ。
    ――思い出してみればみるほど、じっさい酷い時代だったのだ、この時代の人々が果報に恵まれていたなどというのも、本当かどうか怪しいものだ(中略)我々は滅びゆく国に生きている、そしていつでも我々は、その渦中にあるときには何が起こっているかを知らず、過ぎ去った後になって初めてその出来事の意味を知る――
    あの「蒙昧」の時代の生々しい空気と、そこに無数に鏤められた細やかだが「虚構ではない人生」を浮かび上がらせるとともに、文体の超絶技巧で高度な純文学的達成をも果たした野心作。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    磯﨑 憲一郎(イソザキ ケンイチロウ)
    1965年生まれ。2007年、『肝心の子供』で文藝賞を受賞しデビュー。『終の住処』で芥川賞、『赤の他人の瓜二つ』でBunkamuraドゥマゴ文学賞、『往古来今』で泉鏡花文学賞を受賞

日本蒙昧前史 [単行本] の商品スペック

発行年月日 2020/06/25
ISBN-10 4163912274
ISBN-13 9784163912271
ページ数 245ページ
20cm
書籍形式 随筆
発売社名 文藝春秋
判型 B6
NDCコード 913.6
Cコード 0093
対象 一般
他の文藝春秋の書籍を探す
発行形態 単行本
内容 日本文学小説
分類 文芸
成年向け書籍マーク G
書店分類コード U701
再販商品 再販
書籍販売条件 委託
言語 日本語
重量 380g
出版社名 文藝春秋
著者名 磯﨑 憲一郎

    文藝春秋 日本蒙昧前史 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!