ジェンダーからソーシャルワークを問う [単行本]
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ジェンダーからソーシャルワークを問う [単行本]
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ジェンダーからソーシャルワークを問う [単行本]

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出版社:その他
販売開始日: 2020/06/03
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ジェンダーからソーシャルワークを問う [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    困難な状況に置かれた人々を生み出す社会の矛盾に目を向け、当事者主体の支援を展開しながら、人々を抑圧する構造の変革をめざすソーシャルワーク。だが、その本質を失いかけているといわれて久しい。ソーシャルワークはなぜ視野を狭め、非政治化したのか。フェミニズムとジェンダーを通して、ソーシャルワークを批判的に検証し、その変革への糸口を示す。
  • 目次

    はじめに

    1 語られていない構造とは何か
     ――ソーシャルワークと「ジェンダー・センシティブ」(横山登志子)

    はじめに 
    1 ソーシャルワークと「ジェンダー・センシティブ」 
    2 事例で考える 
    おわりに 

    2 女性福祉からフェミニストソーシャルワークへ
      ――バトラー以後に向けて(須藤八千代)

    はじめに 
    1 社会福祉学に登場する女性 
    2 ジェンダーとセクシュアリティ 
    3 ソーシャルワークのポストモダン的転回 
    4 バトラーが見落としている「障害」という問題 
    まとめにかえて 

    3 家族福祉論を通して、ジェンダーを社会福祉学に位置づける(鶴野隆浩)

    はじめに 
    1 社会福祉学と家族福祉論 
    2 独特なジェンダー概念の社会福祉学への導入 
    3 女性福祉への収斂化 
    4 ジェンダー概念からの組み立て直し:現状認識から 
    5 ジェンダー概念からの組み立て直し:社会福祉学の問い直し 
    6 ジェンダー概念からの社会福祉学の再構築 
    結 論 


    4 性被害体験を生きる――変容と停滞のエスノグラフィー(大嶋栄子)

    はじめに 
    1 2017年12月:ホームレス(Homeless)/ハウスレス(Houseless) 
    2 2010年2月:記憶の欠落/解離 
    3 2003年8月:再生のための自閉/グループホームでの日々 
    4 1999年5月:生き延びるためのアディクション/性被害という開示 
    5 心的外傷を抱える人へのソーシャルワーク 
    6 加害者の生/援助者のポジショナリティ/おわりに 

    5 〝LGBT〟とソーシャルワークをめぐるポリティクス(宮﨑 理)

    はじめに:個人的なことは政治的なこと 
    1 死と哀悼をめぐって:Yさんとの「個人的なこと」 
    2 ソーシャルワークにおけるジェンダーとセクシュアリティ 
    3 多様性と非政治化 
    4 哀悼可能性(grievability)の損なわれ 
    5 「自身の輪郭をたどる」ということ 
    おわりに 

    6 「晩年の自由」に向けてのフェミニストソーシャルワーク
       ――老いゆく人との女性史的実践と〈継承〉(新田雅子)

    はじめに――怒りを表出することの意味 
    1 高齢者福祉の課題特性と社会的機能としての〈継承〉 
    2 歴史学における女性史、社会学におけるライフヒストリー 
    3 エイ子さんのライフヒストリー 
    4 女性史的実践の価値 


    7 内面化したジェンダー規範と戸惑い、葛藤
      ――母子生活支援の最前線に立つ援助者の語りから(中澤香織)

    はじめに 
    1 家族を支える施設
    2 支援の場でみえてくるもの
    3 支援における葛藤 
    おわりに 
  • 出版社からのコメント

    本質を忘れかけているソーシャルワークを再生するのはフェミニズム/ジェンダーである。その可能性を提示した意欲的論考集。
  • 内容紹介

    困難な状況に置かれた人々を生み出す社会の矛盾に目を向け、当事者主体の支援を展開しながら、人々を抑圧する構造の変革をもめざすソーシャルワーク。だが、その本質を失いかけているといわれて久しい。ソーシャルワークはなぜ視野を狭め、非政治化したのか。フェミニズムとジェンダーを通して、ソーシャルワークを批判的に検証し、その変革への糸口を示す意欲的論考集。

    図書館選書
    困難な状況に置かれた人々を生み出す社会の矛盾に目を向け、人々を抑圧する構造の変革をめざすソーシャルワーク。だが、その本質を失いかけているといわれて久しい。フェミニズムとジェンダーを通して、ソーシャルワークを批…
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    横山 登志子(ヨコヤマ トシコ)
    同志社大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(社会福祉学)、精神保健福祉士。精神科ソーシャルワーカーとして勤務経験を有する。現在は札幌学院大学人文学部教授。専門はソーシャルワークの理論と実践、経験的世界の探求、家族支援や女性支援。最近は、DV被害母子の支援に関する質的研究を行っている

    須藤 八千代(スドウ ヤチヨ)
    愛知県立大学名誉教授

    大嶋 栄子(オオシマ エイコ)
    北星学園大学大学院社会福祉学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(社会福祉学)。特定非営利活動法人リカバリー代表、日本精神・神経医療研究センター精神保健研究所客員研究員

    鶴野 隆浩(ツルノ タカヒロ)
    1986年大阪大学人間科学部(社会学)卒業。2001年同志社大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(社会福祉学)。現在、大阪人間科学大学人間科学部社会福祉学科教授

    中澤 香織(ナカザワ カオリ)
    北海道大学大学院教育学院博士後期課程中退。専門は社会福祉学。社会福祉士、精神保健福祉士。現在、札幌大谷大学短期大学部保育科教授
  • 著者について

    横山登志子 (ヨコヤマ トシコ)
    同志社大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(社会福祉学)、精神保健福祉士。精神科ソーシャルワーカーとして勤務経験を有する。現在は札幌学院大学人文学部教授。専門はソーシャルワークの理論と実践、経験的世界の探求、家族支援や女性支援。最近は、DV被害母子の支援に関する質的研究を行っている。主著は『ソーシャルワーク感覚』(単著、弘文堂、2008年)、『社会福祉実践の理論と実際』(編著、放送大学教育振興会、2018年)など。

    須藤八千代 (スドウ ヤチヨ)
    愛知県立大学名誉教授。単著に『歩く日――私のフィールドノート』(ゆみる出版、1995年)、『ソーシャルワークの作業場――寿という街』(誠信書房、2004年)、『増補 母子寮と母子生活支援施設のあいだ』(明石書店、2010年)、共著に『フェミニズムと社会福祉政策』(ミネルヴァ書房、2012年)、『婦人保護施設と売春・貧困・DV問題』(明石書店、2013年)、『社会福祉とジェンダー 杉本貴代栄先生退職記念論集』(ミネルヴァ書房、2015年)など。訳書にレナ・ドミネリ著『フェミニストソーシャルワーク――福祉国家・グローバリゼーション・脱専門職主義』(明石書店、2015年)。

    大嶋栄子 (オオシマ エイコ)
    北星学園大学大学院社会福祉学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(社会福祉学)。特定非営利活動法人リカバリー代表、日本精神・神経医療研究センター精神保健研究所客員研究員。主な著書に『その後の不自由――「嵐」のあとを生きる人たち』(上岡陽江との共著、医学書院、2010年)、『生き延びるためのアディクション――嵐の後を生きる彼女たちへのソーシャルワーク』(単著、金剛出版、2019年)。

ジェンダーからソーシャルワークを問う [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ヘウレーカ ※出版地:武蔵野
著者名:横山 登志子(編著)/須藤 八千代(編著)/大嶋 栄子(編著)/鶴野 隆浩(著)/中澤 香織(著)/新田 雅子(著)/宮崎 理(著)
発行年月日:2020/05/30
ISBN-10:4909753087
ISBN-13:9784909753083
判型:B6
発売社名:ヘウレーカ
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:327ページ
縦:19cm
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