"社会的なもの"の歴史―社会学の興亡 1848-2000 [単行本]
    • "社会的なもの"の歴史―社会学の興亡 1848-2000 [単行本]

    • ¥8,250248 ゴールドポイント(3%還元)
    • お取り寄せ
100000009003294706

"社会的なもの"の歴史―社会学の興亡 1848-2000 [単行本]

価格:¥8,250(税込)
ゴールドポイント:248 ゴールドポイント(3%還元)(¥248相当)
お届け日:お取り寄せこの商品は、日時を指定できません。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:東京大学
販売開始日: 2020/09/16
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

"社会的なもの"の歴史―社会学の興亡 1848-2000 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    社会学思想の歴史を生き生きと描き出す、社会学史の決定版。19世紀中葉、「社会問題」「社会主義」とともに、“社会的なもの”が発見され、「社会学」が誕生した。革命、二度の世界大戦、冷戦やグローバリゼーションの激動の近現代史のなか、階級や労働や福祉、教育や文化を通して、社会学者たちは「社会的なもの」の思想を紡ぎ、現実に挑戦する。一世紀半にわたる社会学思想の物語。
  • 目次

    I 社会問題と社会学 一八四〇―一八九〇年

    1章 問題としての〈社会的なもの〉
        1 思考の習慣としての社会
        2 起点としての一八四八年革命
        3 〈ポスト-フランス革命〉事象としての〈社会的なもの〉
        4 科学による社会問題の解決
        5 〈社会的なもの〉の学としての社会学

    2章 階級のありかとしての社会
        1 社会問題の構成
        2 エンゲルスと〈社会的なもの〉
        3 〈社会の階級モデル〉
        4 シュタインにおける国家と社会
        5 社会政策学と経済学の間


    II 在野からアカデミーへ 一八九〇―一九二〇年

    3章 ジンメルと「個人と社会」問題
        1 社会主義の制度化と社会学の制度化と
        2 集団の拡大と個性の発達
        3 形式社会学の問題
        4 完全な社会
        5 ジンメルにおける〈社会的なもの〉

    4章 デュルケムと「道徳の実証科学」
        1 社会問題から道徳問題へ
        2 分業と連帯
        3 社会的事実と拘束性
        4 自殺と統計的データ
        5 宗教と道徳

    5章 シカゴ大学の創設とC.H.クーリー
        1 アメリカ社会学の制度化
        2 シカゴ学派の構築
        3 クーリーと〈オーガニックなもの〉
        4 オーガニック社会論
        5 タウンシップの想像力

        中間展望 二つの世紀末


    III 社会学の試練 一九二〇―一九四〇年

    6章 一九二〇年代社会学の光と陰
        1 挟撃する社会学批判
        2 シカゴ学派の隆盛
        3 マンハイムと社会学的知の擁護

    7章 ヴェーバーと合理主義の社会学
        はじめに――〈社会学者=マックス・ヴェーバーの発見〉
        1 社会主義と世代的反逆
        2 価値自由と理解社会学
        3 資本主義の精神と職業人
        4 合理主義と合理化
        5 社会的から合理的へ
        6 非合理的なものの合理的把握


    IV 〈大西洋憲章の社会学〉――社会と社会学の再建 一九四〇―一九七〇年

    「大西洋憲章」と社会学

    8章 〈社会的なもの〉と「大衆」の問題
        1 社会研究所と試金石してのナチズム
        2 社会的性格と「人間」の問題
        3 大衆の国家とマスコミュニケーション
        4 他人志向性と〈社会的なもの〉
        5 日本占領とルース・ベネディクト

    9章 ベヴァリジ・プランと市民権の社会的要素
        1 socialとsociologicalの間――イギリスのケース
        2 ベヴァリジと〈社会的なもの〉の意味変容
        3 ベヴァリジ・プランとソーシャル・サービス
        4 イギリスにおけるアカデミック社会学の生誕
        5 T.H.マーシャルと市民権の社会的要素
        6 「社会サービス」のゆくえ

    10章 パーソンズと社会システムの理論
        1 大恐慌と参戦と
        2 「社会問題」から「秩序問題」へ
        3 社会関係学部の開設とAGIL図式の形成
        4 社会のシステム理論をめざして
        5 マクロ社会学とミクロ社会学の棲み分け


    V 社会から文化へ 一九七〇―二〇〇〇年

    11章 ダニエル・ベルと科学的知の社会学
        1 二つの世紀末(続き)
        2 大西洋憲章から「イデオロギーの終焉」へ
        3 科学的知の制覇と自壊

    12章 社会学の〈記号論的転換〉
        1 「フレンチセオリー」とアメリカ社会学の首座転落
        2 リオタールとポストモダン
        3 ボードリヤールと消費社会
        4 フーコーと言説の秩序

    13章 文化と〈社会の階級モデル〉
        1 カルチュラル・ターンとカルチュラル・スタディーズ
        2 サブカルチュアと階級文化
        3 文化資本と〈社会の階級モデル〉のバージョンアップ


    VI 二一世紀の社会学にむけて 二〇〇〇年―

    14章 新しい〈社会的なもの〉の胎動

    あとがき
  • 内容紹介

    社会学理論の歴史を,1848年二月革命にはじまる〈社会的なもの〉の苦難の歴史とコインの表裏としてとらえ,二度の総力戦,冷戦,そしてグローバリゼーションなどリスクに満ちた20世紀を駆け抜けた学として,社会学のアイデンティティを生き生きと描き出す.
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    厚東 洋輔(コウトウ ヨウスケ)
    1945年生まれ。1970年東京大学文学部卒業。1974年東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。1975年大阪大学人間科学研究科・人間科学部専任講師助教授、教授を経て、2009年関西学院大学社会学研究科・社会学部教授。現在、大阪大学名誉教授。博士(人間科学・大阪大学)
  • 著者について

    厚東 洋輔 (コウトウ ヨウスケ)
    大阪大学名誉教授

"社会的なもの"の歴史―社会学の興亡 1848-2000 の商品スペック

商品仕様
出版社名:東京大学出版会
著者名:厚東 洋輔(著)
発行年月日:2020/09/14
ISBN-10:4130501976
ISBN-13:9784130501972
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:712ページ ※680,32P
縦:22cm
他の東京大学の書籍を探す

    東京大学 "社会的なもの"の歴史―社会学の興亡 1848-2000 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!