俳句とエッセー 気配 [全集叢書]

俳句とエッセー 気配 [全集叢書] の 商品概要

• 目次

  １.青森少年時代
  　1-1.トウモロコシの花
  　1-2.村芝居
  　1-3.東北の味
  　1-4.雨上がり
  　1-5.俳句 あかぎれ
  
  ２.母親
  　2-1.げにおそるべし
  　2-2.電話
  　2-3.燕来る
  　2-4.俳句 冬薔薇
  
  ３.父親
  　3-1.お腹
  　3-2.打ち水
  　3-3.俳句 おーいおーい
  
  ４.弟
  　4-1.Ｓ
  　4-2.俳句 弟
  
  ５.結婚当初
  　5-1.顔見世
  　5-2.似て非なる
  　5-3.穴
  　5-4.俳句 たんぽぽに
  　5-5.俳句 たんぽぽの
  
  ６.中年哀歌
  　6-1.ふわっ
  　6-2.苦い味
  　6-3.俳句 ジャマイカ
  
  ７.ホテル
  　7-1.選択
  　7-2.願わくば
  　7-3.名指し
  　7-4.ノエル
  　7-5.早春譜
  　7-6.俳句 ひとみちゃん
  
  ８.恋の物語
  　8-1.傘
  　8-2.Ｋ
  　8-3.もう一人のK
  　8-4.ライムライト
  　8-5.俳句　木更
  　9.私の十句
  　10.あとがき

• 内容紹介

  俳人たちの句と散文の交響を試みるシリーズ「俳句とエッセー」第16弾。
  著者にとって、俳句は言葉の夢風船。彼は俳句で呼びかける。
  
  ボロアパートに亀と暮らす中年男。彼の生業はホテルマン、あこがれの仕事はゴム風船を操る大道芸人のピエロ、そして京都駅前の俳人。これがこの本の主人公である。彼は俳句で呼びかける。次のような句で読者を誘う。（坪内稔典）
  
  　　　あっ僕はあやまらないぞあおばずく
  　　　でんでんむしたまにはワンとないてみろ
  　　　ねえ、起きてあなたは春のぷっちんぷりん
  　　　僕は今ブロッコリーだ近寄るな

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  おおさわ ほてる(オオサワ ホテル)
  １９６１年生れ。２０１１年「船団の会」入会。２０１６年京都駅前句会立ち上げに参加

• 著者について

  おおさわ ほてる (オオサワ ホテル)
  京都市在住。
  1961年生まれ。
  2011年船団の会入会。
  2016年京都駅前句会立ち上げに参加。

俳句とエッセー 気配 [全集叢書] の商品スペック