メンタル医療―原因解明と診断、治療の最前線 普及版 (ファインケミカルシリーズ) [単行本]
    • メンタル医療―原因解明と診断、治療の最前線 普及版 (ファインケミカルシリーズ) [単行本]

    • ¥4,400132 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年7月31日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003296686

メンタル医療―原因解明と診断、治療の最前線 普及版 (ファインケミカルシリーズ) [単行本]

価格:¥4,400(税込)
ゴールドポイント:132 ゴールドポイント(3%還元)(¥132相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年7月31日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:シーエムシー出版
販売開始日: 2020/07/10
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

メンタル医療―原因解明と診断、治療の最前線 普及版 (ファインケミカルシリーズ) の 商品概要

  • 目次

    第I編 総論

    第1章 精神障害の分類  
    1 精神障害と精神疾患
    1.1 精神障害とは
    1.2 障害disorderと疾患disease
    2 精神障害の分類に関するJaspers-Schneiderの考え方
    2.1 Schnerderによる精神障害の分類
    2.2 精神障害の4つの層と階層原則
    3 ICD-10における分類
    4 DSMにおける分類
    4.1 DSM-IIIからDSM-IVまで
    4.2 DSM-5
    5 おわりに

    第2章 精神科医療の課題克服への取り組みと将来像    
    1 はじめに
    2 課題克服のための観点
    2.1 日本にとって最適な解を探す
    2.2 日本の医療制度の特徴と課題
    2.3 アジアの精神科医療への責務
    3 課題克服への取り組みと将来像
    3.1 医療計画上に精神疾患が位置づけられたインパクト
    3.2 地域責任性のターゲット
    3.3 地域における精神保健指定医の役割の充実
    3.4 段差をなくす政策の推進
    3.5 総合病院精神科機能の強化
    3.6 支払方式
    3.7 病棟転換型施設
    3.8 患者の治療への参画

    第3章 メンタルヘルスケアの市場性 ―その動向と特色―   
    1 はじめに
    2 精神障害による経済的負荷
    3 メンタルヘルスケア費用の動向
    4 抗うつ薬市場成長の背景
    5 おわりに

    第II編 精神疾患の科学的解析技術

    第1章 統合失調症の脳画像研究   
    1 はじめに
    2 慢性期統合失調症,初発統合失調症の脳画像所見
    3 精神病発症のハイリスク群における脳画像所見
    4 臨床応用への試み

    第2章 うつ病の脳画像   
    1 はじめに
    2 脳構造研究
    2.1 灰白質
    2.2 白質
    3 機能画像研究
    3.1 賦活課題を用いたfMRI
    3.2 安静時のfMRI
    3.3 multi-modal MRI研究
    3.4 Realtime neurofeedback fMRI
    3.5 PET
    3.6 MRS
    4 気分障害の神経ネットワーク異常
    5 おわりに

    第3章 自閉症の脳画像   
    1 はじめに
    2 大脳体積
    3 機能的MRIによる研究
    4 プロトンMRSによる研究
    5 SPECT研究
    6 PET研究
    7 おわりに

    第4章 光トポグラフィー   
    1 はじめに
    2 NIRSの特徴
    2.1 NIRSの原理
    2.2 脳機能の計測への応用
    2.3 NIRSの利点
    2.4 NIRSの制約
    2.5 皮膚血流の問題
    3 気分障害・統合失調症を対象としたNIRS研究
    4 NIRS計測方法
    5 大うつ病性障害,双極性障害,統合失調症のNIRS波形
    6 終わりに

    第5章 統合失調症の遺伝子研究   
    1 はじめに
    2 統合失調症と全ゲノム関連解析
    3 統合失調症と神経伝達物質(ドーパミン・グルタミン酸)
    4 統合失調症と酸化ストレス
    5 統合失調症と翻訳後修飾
    6 統合失調症とビタミン
    7 統合失調症と中間表現型
    8 統合失調症とカルボニルストレス
    9 統合失調症と染色体異常
    10 おわりに

    第6章 自閉症の遺伝子解析     
    1 自閉症の遺伝性
    2 症候群に合併する自閉症
    3 網羅的遺伝子解析による自閉症原因遺伝子の探索
    4 エピジェネティクスと自閉症
    5 関連性から因果関係の研究へ
    6 遺伝学的検査の適応方法
    7 おわりに

    第7章 睡眠障害の遺伝子解析   
    1 はじめに
    2 睡眠障害の遺伝子研究
    2.1 概日リズム睡眠障害
    2.1.1 家族性睡眠相前進症候群
    2.1.2 睡眠相後退症候群と時計遺伝子の多型
    2.2 ナルコレプシー
    2.3 むずむず脚症候群(RLS)
    2.4 閉塞性睡眠時無呼吸症候群
    2.5 遺伝病(単一遺伝子変異)に伴う睡眠障害
    2.5.1 家族性致死性不眠症
    2.5.2 スミス-マゲニス症候群
    2.6 その他の睡眠障害の遺伝子研究
    3 睡眠の個人差の背景となる遺伝子解析研究
    3.1 睡眠構築,睡眠脳波に寄与する遺伝子
    3.2 習慣的な睡眠持続時間に寄与する遺伝子
    4 終わりに

    第8章 死後脳研究   
    1 はじめに
    2 精神医学における死後脳研究の意義
    3 精神疾患死後脳研究によるこれまでの知見
    3.1 組織・細胞の形態レベルでの解析
    3.2 転写物のレベル
    3.3 エピジェネティクスのレベル
    3.4 タンパク質のレベル
    4 死後脳研究における今後の課題

    第III編 動物モデルの開発と研究

    第1章 精神疾患のマイクロエンドフェノタイプ   
    1 はじめに
    2 遺伝要因からのアプローチの限界
    3 エンドフェノタイプ(中間表現型)
    4 動物モデルのメリットとデメリット
    5 精神病態のマイクロエンドフェノタイプ
    6 ヒトと動物を結ぶマイクロエンドフェノタイプ ―PTSDを例にして
    7 iPS細胞を活用したマイクロエンドフェノタイプの同定
    8 まとめ

    第2章 うつ病動物モデル   
    1 はじめに
    2 急性ストレスモデル
    2.1 強制水泳試験:Forced swim test (FST)、尾懸垂試験:Tail suspension test (TST)
    2.2 学習性無力(learned helplessness:LH)
    3 慢性ストレスモデル
    3.1 慢性予測不能ストレス(Chronic Unpredictable Stress :CUS)
    3.2 心理社会的ストレスモデル
    4 おわりに

    第3章 自閉症の疾患モデル   
    1 はじめに
    2 単一遺伝子症候群
    2.1 症候群性のASD関連疾患
    2.2 シナプス関連分子
    2.3 その他
    3 ゲノム異常
    3.1 プラダーウィリー症候群 Prader-Willi syndrome(PWS)
    3.2 アンジェルマン症候群 Angelman syndrome(AS)
    3.3 15q11-13重複 15q11-13 duplication
    3.4 16p11.2
    3.5 CNV (copy number of variants)
    4 環境要因
    5 おわりに

    第4章 睡眠障害のモデル動物   
    1 はじめに
    2 不眠症と動物モデル
    2.1 睡眠時無呼吸症 
    2.1.1 閉塞性睡眠時無呼吸症
    2.1.2 中枢性睡眠時無呼吸症
    2.2 むずむず脚症候群・周期性四肢運動障害
    2.3 その他
    3 過眠症と動物モデル
    3.1 ナルコレプシー
    3.2 筋ジストロフィーに伴う過眠
    4 睡眠覚醒リズム障害
    5 睡眠時随伴症
    6 おわりに

    第IV編 医薬品開発技術

    第1章 統合失調症の臨床試験
    1 はじめに
    2 臨床試験の概略
    2.1 臨床試験の定義
    2.2 医薬品の開発における臨床試験
    2.3 臨床試験(治験を含む)の計画と実施
    3 統合失調症を対象にした臨床試験における倫理的配慮
    4 本邦における統合失調症の臨床試験の現状について
    5 おわりに

    第2章 大うつ病性障害の臨床試験   
    1 はじめに
    2 大うつ病障害の臨床試験のデザインについて
    2.1 全般的事項
    2.2 対象集団
    2.3 用量設定
    2.4 投与期間
    2.5 有効性評価
    2.6 安全性評価
    2.7 その他の事項(既存治療薬に対する効果不十分例)
    3 大うつ病性障害の臨床試験の特徴について
    3.1 プラセボ反応性について
    3.2 ベースラインの重症度
    3.3 前治療薬と併用薬
    3.4 早期脱落例の影響
    3.5 症状評価の熟練度について
    4 おわりに

    第3章 統合失調症の創薬技術   
    1 はじめに
    2 半世紀を超えた抗精神病薬時代
    3 抗精神病薬ではない統合失調症治療薬創出を目指した最近の挑戦
    4 期待される今後の方向性
    5 おわりに

    第4章 うつ病の創薬技術    
    1 はじめに
    2 うつ病治療薬開発の歴史
    3 主な抗うつ薬の種類
    4 うつ病のモノアミン仮説
    4.1 SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)作用機序
    4.2 SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤)作用機序
    4.3 NaSSA(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬)作用機序
    5  治療抵抗性大うつ病補充療法に向けた創薬
    5.1 治療薬開発のうつ病様動物モデル
    5.2 強制水泳試験 (Forced Swimming Test)の概略
    5.3 強制水泳試験方法
    5.4 SNRIにアリピプラゾールを上乗せした強制水泳試験結果
    6 考察
    7  おわりに

    第V編 診断・治療

    第1章 診断  
    1 はじめに
    2 診断面接法
    3 操作的診断基準とDSM-V
    4 まとめ

    第2章 精神疾患における診断機器応用の可能性   
    1 はじめに
    2 検査方法(探索眼球運動(EEM))
    2.1 検査装置
    2.2 検査方法
    3 研究結果
    4 考察

    第3章 薬物療法   
    1 薬物療法の成立
    2 精神科薬物療法の持つ本質的限界 
    2.1 診断的限界
    2.2 薬理学的限界
    2.3 時間的限界
    2.4 個体的限界
    2.5 薬物治療の施行
    3 薬物療法の実際
    4 薬物療法における問題点

    第4章 精神疾患に対する栄養学的介入―ω3系脂肪酸を中心に―
    1 はじめに
    2 ω3系脂肪酸と精神機能を結ぶメカニズム
    3 精神疾患におけるω3系脂肪酸の臨床的な有用性
    3.1 統合失調症
    3.2 大うつ病
    3.3 周産期うつ病
    3.4 双極性障害
    3.5 認知症
    3.6 心的外傷後ストレス障害(PTSD)
    3.7 自傷・自殺
    4 おわりに

    第5章 幹細胞療法と精神疾患  
    1 はじめに
    2 精神疾患モデル動物を用いた解析
    3 iPS細胞を用いた精神疾患の病態再現の試み
    4 先行中の幹細胞療法臨床研究
    5 今後

    第6章 高照度光療法  
    1 はじめに
    2 高照度光と体内時計・概日リズム
    3 高照度光の作用とその伝達経路
    3.1 概日リズム前進・後退作用
    3.2 メラトニン分泌抑制作用
    3.3 覚醒作用
    3.4 抗うつ作用
    4 まとめ

    第7章 認知行動療法   
    1 認知行動療法とは
    2 認知行動療法の歴史とエビデンス
    2.1 認知行動療法の歴史:行動療法から認知療法,認知行動療法へ
    2.2 気分障害(うつ病)の認知行動療法
    2.3 不安障害の認知行動療法
    2.4 統合失調症の認知行動療法
    3 今後の方向と課題

    第8章 精神科リハビリテーション  
    1 はじめに
    2 日本における精神保健福祉サービス
    2.1 社会復帰施設
    2.2 地域生活支援事業
    2.3 医療機関併設デイケア
    3 日本に導入された精神科リハビリテーションのプログラム
    3.1 認知機能リハビリテーション
    3.2 社会的認知トレーニング
    3.3 IMR(Illness Management and Recovery)
    3.4 IPS(Individual Placement and Support)
    3.5 ACT(Assertive Community Treatment)
    3.6 WRAP(Wellness Recovery Action Plan)
    4 東大リハビリテーション部精神科デイホスピタルの紹介
    5 さいごに
  • 内容紹介

    2013年刊「メンタル医療」の普及版。5大疾病となる精神疾患について、遺伝子解析、脳画像研究、疾患モデルの開発など、精神医学を科学的に解明する技術をまとめた成書。

メンタル医療―原因解明と診断、治療の最前線 普及版 (ファインケミカルシリーズ) の商品スペック

商品仕様
出版社名:シーエムシー出版
著者名:糸川 昌成(監修)
発行年月日:2020/07/10
ISBN-10:4781314651
ISBN-13:9784781314655
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:医学・薬学・歯学
言語:日本語
ページ数:221ページ
縦:26cm
他のシーエムシー出版の書籍を探す

    シーエムシー出版 メンタル医療―原因解明と診断、治療の最前線 普及版 (ファインケミカルシリーズ) [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!