なぜ原爆が悪ではないのか―アメリカの核意識 [単行本]
    • なぜ原爆が悪ではないのか―アメリカの核意識 [単行本]

    • ¥3,19096 ゴールドポイント(3%還元)
    • お取り寄せ
なぜ原爆が悪ではないのか―アメリカの核意識 [単行本]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009003298017

なぜ原爆が悪ではないのか―アメリカの核意識 [単行本]

価格:¥3,190(税込)
ゴールドポイント:96 ゴールドポイント(3%還元)(¥96相当)
フォーマット:
お届け日:お取り寄せこの商品は、日時を指定できません。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:岩波書店
販売開始日: 2020/07/31
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

なぜ原爆が悪ではないのか―アメリカの核意識 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「原爆はアメリカ市民の命を救った」という語り、放射能でパワーアップする映画やコミックの表象、流行歌に潜む独自の核イメージ…なぜアメリカでは、原爆が悪ではないのか?
  • 目次

    序 章 核意識の齟齬--日本とアメリカ
     アメリカ政治における原爆論説
     表象としてのキノコ雲、象徴としての超人
     倫理学と原爆論説
     アメリカにおける語りと謝罪
     この本の流れ

    第一章 アメリカのキノコ雲
     戦争の語り--日本とアメリカ
     アメリカの教育の中の原爆と核兵器
     忘れられていく原爆の語り
     困難の克服を目指すという物語のパターン

    第二章 原子力の様々な表象
     強力なアトム・無垢なアトム・手なずけられるアトム
     核のセクシュアライゼーション
     歌われる原子力
     放射能でパワーアップ
     日米の温度差

    第三章 原爆と正義をつなぐもの--軍隊
     アメリカの教育制度
     教育と軍隊--GIビルとROTCプログラム
     軍・兵士の社会的位置づけ
     セーフティーネットとしての軍
     自衛としての核兵器
     記憶の受け皿

    第四章 「核の平和利用」言説--反共としての宗教政策
     転換の一九五〇年代
     五〇年代のアメリカ核政策
     アイゼンハワーのキリスト教による原爆論説
     核と宗教

    第五章 ジェンダー化された原子力
     核論説における言葉とジェンダー
     「新しい」女性像と核兵器
     「家庭」の軍事化
     アメリカにおける「原爆乙女」の表象
     守られる性・無垢性・仕える性

    第六章 隠されてきた被ばく--核実験・人体実験・核廃棄物
     被ばく隠しの政治
     科学者たちの被ばくの影響を巡る攻防
     放射能人体実験
     被ばくを語れない被害者

    第七章 被ばくを歪める語り--なぜ被ばくを語りえないのか
     ラジウム・ガールズはいかに語られたか
     健康飲料としてのラジウム
     観光化するアメリカの被ばく地
     語られる核の力・語られない核の被害
     これからの「語り」
     「歪められた語り」の解体と「被ばくの語り」の連帯の可能性

    あとがき
  • 出版社からのコメント

    原爆投下を多くの人々が肯定するアメリカ。シカゴの大学で教える著者がアメリカの核認識を論じる。
  • 内容紹介

    原爆投下を多くの人々が肯定し、キノコ雲が高校の校章になるアメリカ。日本との核認識の大きな隔たりは何に起因するのか。教育での語り、映画やコミック・歌に潜む独自の核イメージ、軍と市民の距離、歴史的に隠されてきた被ばく被害……シカゴの大学で核倫理を教える著者が、アメリカの核認識を縦横無尽に論じる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    宮本 ゆき(ミヤモト ユキ)
    広島県出身。シカゴ大学大学院で修士・博士号取得(宗教・哲学・政治倫理学)。デュポール大学准教授。被ばく被害と倫理に関する研究を行い、大学で「原爆論説」や「核の時代」などの講義を行っている
  • 著者について

    宮本 ゆき (ミヤモト ユキ)
    宮本ゆき(みやもと ゆき)
    広島県出身。シカゴ大学大学院で修士・博士号取得(宗教・哲学・政治倫理学)。デュポール大学准教授。被ばく被害と倫理に関する研究を行い、大学で「原爆論説」や「核の時代」などの講義を行っている。
    著書にBeyond the Mushroom Cloud: Commemoration, Religion, and Responsibility after Hiroshima(Fordham University Press,2011),論文に“ Gendered Bodies in Tokusatsu” The Journal of Popular Culture vol.49,no.5(2016),“In the Light of Hiroshima” Reimagining Hiroshima and Nagasaki(Routledge,2017)などがある。

なぜ原爆が悪ではないのか―アメリカの核意識 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:宮本 ゆき(著)
発行年月日:2020/07/29
ISBN-10:4000241826
ISBN-13:9784000241823
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:225ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:296g
他の岩波書店の書籍を探す

    岩波書店 なぜ原爆が悪ではないのか―アメリカの核意識 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!