小説をめぐって―井上ひさし発掘エッセイ・セレクション [全集叢書]
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小説をめぐって―井上ひさし発掘エッセイ・セレクション [全集叢書]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2020/07/14
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小説をめぐって―井上ひさし発掘エッセイ・セレクション の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    多彩な創作活動を繰り広げ、多くの著書を遺した井上ひさし。でも、新聞・雑誌等で好評を得ながら、まだ著書に収められていない作品が多数あるのです。その中からエッセイを選び抜き、テーマ別の三冊に編みました。これぞ鉱脈から発掘された「お宝エッセイ」。井上ひさしは小説を「書く」「読む」の両方に情熱を注ぎました。本書には、創作の原点である山形小松・仙台のこと、書評・文庫解説、同時代の作家との交友、自作に関する「作者のことば」などを収録。稀代の作家は、どのように書き、どのように読んだのか。「小説」と向き合う、真摯な姿勢が明らかになります。
  • 目次

    廈という名の読み方について


    1 来し方

     故郷小松
      南京婆のやってくる道
      校歌
      北京日本人学校 校歌 小さな火花
      川西町立第一中学校 校歌
      川西町立第二中学校 校歌

     仙台
      「若尾文子に間に合わなかった会」のこと
      わが心はあなたの心であれかし 解説にかえて〔『新・ちくま文学の森7 愛と憎しみ』〕

     仙台文学館館長として
      仙台駅頭の老夫妻への言付け
      さすらう詩人
      文化とは何か--館報発刊にあたって


    2 とことん本の虫

     解 説 〔フィリップ・ロス著『素晴らしいアメリカ野球』〕
     柳田国男への挨拶 〔柳田国男著『不幸なる芸術・笑の本願』解説〕
     「FARCEに就て」について
     つめくさの道しるべ 〔宮沢賢治著『注文の多い料理店』解説〕
     彼のやりたかったことのリスト
     セントルイス・カレーライス・ブルース--解説にかえて 〔『新・ちくま文学の森11 ごちそう帳』〕
     文学的悪戯 〔『新・ちくま文学の森16 心にのこった話』解説〕
     ジェラール・ヴァルテル『レーニン伝』 〔達人が選んだ「もう一度読みたい」一冊〕
     「太鼓」の音が近づいてくる


    3 交友録

     先達を仰いで
      『昭和史発掘』、史家への出発 〔松本清張「わたしの一冊」〕
      ロシアの原型を究めれば、日本の原型にも行きあたる--司馬遼太郎『ロシアについて』
      戯作者遠藤周作
      解 説--吉行淳之介氏との関係 〔吉行淳之介著『一見猥本風』〕
      左京さんに二度逢って 〔小松左京著『御先祖様万歳』解説〕
      神話的英雄譚への出発--『輝ける碧き空の下で』北杜夫
      時代にこきつかわれた男--『間宮林蔵』吉村昭
      谷川俊太郎と日本語--絵本をはじめとしての平仮名仕事

     ライヴァルにして友人
      解 説--世俗大壁画の制作者 〔藤本義一著『屁学入門』〕
      俳諧味といい女 〔「日本の作家」の横顔藤沢周平〕
      塩引きの鮭
      海坂藩御城下絵図の作り方
      海坂藩・城下図
      弔辞 海坂藩に感謝--別れの言葉にかえて
      藤沢さんに食い下がった話
      感情管理を破る工夫
      解 説--競技場の光景123〔筒井康隆著『バブリング創世記』〕
      私の「夢さがし」 〔山口瞳著『家族』に寄せて〕
      空白の意味--長部日出雄著『映画監督』
      人生の難関を乗り越える梃子となる大江文学の鍛え直された言葉--『「自分の木」の下で』大江健三郎
      「人生二十五年」の時代 〔妹尾河童著『少年H下巻』解説〕
      四つの謎--丸谷才一著『思考のレッスン』

     後進へ
      謎と発見--村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』を読む
      ホームへの帰還--解説に代えて 〔赤瀬川隼著『ダイヤモンドの四季』〕
      解 説--某作家による、ある創作講座における一回目の講義録 〔久世光彦著『一九三四年冬袞乱歩』〕
      導きの糸 〔『米原万里、そしてロシア』に寄せて〕


    4 自作を語る

     作者のことば
      『モッキンポット師の後始末』
      『仕出し屋マリア』
      『いとしのブリジッド・ボルドー』
      『浅草鳥越あずま床』
      『踊る金髪浅草寺』
      『合牢者』
      『恐れ入谷の鬼婆』--老後のために
      『鳥』
      『笑う男』 まえがき--企てのある小説 〔『現代小説1977』〕
      『“さそり”最後の事件』
      『他人の眼』 まえがき 〔『現代小説1979』〕

     自作をめぐって
      二人の神父 〔恒松龍兵著『ベンポスタ・子ども共和国』序〕
      『東京セブンローズ』の十年間
      心残り 〔もうひとつのあとがき〕
      イソップ株式会社--連載小説の喜び


    あとがき……………井上ユリ



    編集協力=井上 恒
    資料提供=遅筆堂文庫
  • 出版社からのコメント

    山形小松・仙台の思い出、文庫解説、作家との交友、「作者のことば」など著書未収録のエッセイを収めます。
  • 内容紹介

    長編から短編まで、たくさんの小説を著した井上ひさし。本を愛し、豊富な読書量で知られ、文学をめぐるエッセイ・批評も数多く遺しました。本書は小説をテーマに、創作の原点である山形小松・仙台の思い出、文庫解説、作家との幅広い交友、自作について綴る「作者のことば」など、著書未収録のエッセイを選び抜いて収めます。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    井上 ひさし(イノウエ ヒサシ)
    1934‐2010年。山形県東置賜郡小松町(現・川西町)に生れる。上智大学外国語学部フランス語科卒業。放送作家などを経て、作家・劇作家となる。1972年、『手鎖心中』で直木賞受賞。小説・戯曲・エッセイなど幅広い作品を発表する傍ら、「九条の会」呼びかけ人、日本ペンクラブ会長、仙台文学館館長などを務めた
  • 著者について

    井上 ひさし (イノウエ ヒサシ)
    井上ひさし(いのうえ ひさし)
    1934-2010年。山形県東置賜郡小松町(現・川西町)に生れる。上智大学外国語学部フランス語科卒業。放送作家などを経て、作家・劇作家となる。1972年、『手鎖心中』で直木賞受賞。小説・戯曲・エッセイなど幅広い作品を発表する傍ら、「九条の会」呼びかけ人、日本ペンクラブ会長、仙台文学館館長などを務めた。
    『井上ひさしコレクション』(全3巻)『井上ひさし短編中編小説集成』(全12巻)(以上、岩波書店)、『「日本国憲法」を読み直す』『この人から受け継ぐもの』(以上、岩波現代文庫)など、著書も多数刊行されている。

小説をめぐって―井上ひさし発掘エッセイ・セレクション の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:井上 ひさし(著)
発行年月日:2020/07/10
ISBN-10:400028150X
ISBN-13:9784000281508
判型:B6
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:186ページ
縦:20cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:334g
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