日本型公教育の再検討―自由、保障、責任から考える [単行本]
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日本型公教育の再検討―自由、保障、責任から考える [単行本]
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日本型公教育の再検討―自由、保障、責任から考える [単行本]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2020/07/25
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日本型公教育の再検討―自由、保障、責任から考える の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    株式会社やNPOの学校設置への参入や官民協働での教育提供など、規制緩和の進展や、「一条校」への登校を前提とした一律の「就学義務」の問い直しなどにより、従来のイメージでは語れなくなってきた日本の公教育。ホームスクールが認められ、福祉と教育の連携が進むアメリカの事例も参照しつつ、教育行政学、幼児教育、家族史、社会教育など多彩な分野の研究者が考える、公教育の未来とは。
  • 目次

    序章 日本型公教育の再検討の課題 …………… 大桃 敏
     一 日本型公教育のとらえ方と公教育概念の多様性
     二 日本型公教育の揺らぎあるいは境界の不鮮明化
     三 日本型公教育の再検討の視点と本書の構成



    第Ⅰ部 「一条校」を核とした公教育の揺らぎ

    1 学校教育の供給主体の多様化と日本型公教育の変容 …………… 大桃 敏
     はじめに
     一 一条校の設置主体の多様化
     二 一条校の教育の担い手の多様化
     三 教育の質保証と多様性に開かれた教育の保障
     おわりに

    2 就学義務制の再考 …………… 宮口 誠
     はじめに
     一 日本の義務教育制度における揺らぎ
     二 義務教育制度はいかに再構成すべきか──日本における議論
     三 義務教育制度の多様な再構成──米国の制度と議論
     おわりに

    3 「内なるグローバル化」による日本型公教育の「揺らぎ」…………… 髙橋 哲
     はじめに
     一 アメリカにおける外国にルーツをもつ子どもの教育保障
     二 戦後の「外国人政策」としての「朝鮮学校政策」
     三 外国にルーツをもつ子どもの教育保障の現状
     おわりに

    4 公教育の射程と困難を抱える子ども・若者への教育保障 …………… 後藤武俊
     はじめに
     一 困難を抱える子ども・若者の存在が要請する一条校型教育保障原理の転換
     二 多様な学習機会と適切な接続サービスの提供── オレゴン州ポートランド学区事例
     三 学校を拠点とした重層的支援体制の構築── ケンタッキー州ジェファソン郡学区事例
     四 日本における困難を抱える子ども・若者への教育保障の再検討
     おわりに

    5 就学前教育・保育における供給主体の多様化による課題と可能性 …………… 下村一彦
     はじめに
     一 待機児童対策と地方行政改革に伴う供給主体の多様化
     二 認定こども園制度の下での新たな公私関係
     三 企業主導型保育所の課題と可能性
     四 保育の質を保証する責任を再考する
     おわりに



    第Ⅱ部 学校と家庭・地域との関係の変容

    6 学校教育の担い手としての保護者・住民 …………… 柴田聡史
     はじめに
     一 学校の意思決定への保護者・地域住民の参加
     二 保護者・地域住民による学校支援から双方向の連携・協働へ
     三 多様な人材の取り込みと学校・教員
     おわりに

    7 学校と家庭の教育責任の変容 …………… 広井多鶴子
     はじめに
     一 公教育制度の拡大と近代家族の一般化──高度経済成長期
     二 学校と家庭の「役割分担」論と家庭批判──一九七〇年代
     三 学校と家庭の「連携」と自己責任論──一九八〇─九〇年代
     四 家庭教育支援と親の第一義的責任──二〇〇〇年代
     おわりに

    8 教育と児童福祉の境界変容 …………… 荒見玲子
     はじめに
     一 子どもをめぐる政策体系をとらえる視点
     二 日本における子どもをめぐる教育保障と生活保障の政策体系
     三 教育と児童福祉の交錯
     おわりに

    9 公教育制度の一翼としての社会教育 …………… 背戸博史
     はじめに
     一 戦後社会教育の理念と自己教育・学習活動
     二 生涯学習の登場と社会教育の変容
     三 社会教育の再生と分散
     おわりに


    あとがき
  • 出版社からのコメント

    規制緩和の進展や一律の「就学義務」の問い直しなど近年の変化から、公教育の揺らぎを考察する。
  • 内容紹介

    1990年代~現在に至る改革で、従来イメージでは語れなくなってきた日本の公教育。規制緩和による民間参入が珍しくなくなった一方で、一律的な「就学義務」からの解放と支援は、不登校など困難を抱える子どもたちの教育保障に欠かせない。教育行政学、学校経営、幼児教育、社会教育など多様な分野の研究者が考える、公教育の未来像。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大桃 敏行(オオモモ トシユキ)
    学習院女子大学国際文化交流学部教授。教育行政学、教育制度論

    背戸 博史(セト ヒロフミ)
    琉球大学地域連携推進機構教授。教育制度論、社会教育
  • 著者について

    大桃 敏行 (オオモモ トシユキ)
    大桃敏行(おおもも・としゆき)
    学習院女子大学国際文化交流学部教授。教育行政学、教育制度論。『教育行政の専門化と参加・選択の自由── 19世紀後半米国連邦段階における教育改革論議』(風間書房)、『教育現場に革新をもたらす自治体発カリキュラム改革』(共編著、学事出版)、『アメリカ教育改革のポリティクス──公正を求めた50年の闘い』(共訳、東京大学出版会)。

    背戸 博史 (セト ヒロフミ)
    背戸博史(せと・ひろふみ)
    琉球大学地域連携推進機構教授。教育制度論、社会教育。『生涯学習──多様化する自治体施策』(共編著、東洋館出版社)、「学校教育と生涯学習の接続を考える」(『教育制度学研究』11)、「生涯学習施策に関する公共管理システムの転換がもたらす行政の新たなる責任」(『琉球大学生涯学習教育研究センター研究紀要』1)。

日本型公教育の再検討―自由、保障、責任から考える の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:大桃 敏行(編)/背戸 博史(編)
発行年月日:2020/07/21
ISBN-10:4000614126
ISBN-13:9784000614122
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:232ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:2cm
重量:385g
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