劇団42歳♂（双葉文庫） [文庫]

劇団42歳♂（双葉文庫） [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  大学で劇団仲間だった５人の男たち。卒業後２０年が経ち、今は異なる道を歩む彼らだが、一日限りの「オセロー」公演に向けて劇団を再結成した。だが個々の事情もあり、稽古は思うようにいかない。そのうち一人は姿をくらましてしまい…。果たして、無事に幕は上がるのか？そして、芝居の内容と絡みあう彼らの現実問題、その行く末は―？ややこしいから愛おしい、中年男子の「友情」を描いた連作短編集。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  寄る年波の谷間へと下りつつあるせいか；いま死ねれば、いま以上の幸せはない；もし私にあなたを動かす力と取り得があるなら；女が悪いことをするのは、男の悪さを見習ったからなんだって；最後の審判までどんな苦難も耐えぬくのだ

• 出版社からのコメント

  大学の仲間が劇団を再結成。昔の仲間と集ううちに、実生活で抱えている問題が役柄とリンクし、自分自身を見つめ直すきっかけに――。

• 内容紹介

  大学の仲間が20年ぶりに劇団を再結成した。一日限りの公演に向け、それぞれ仕事や家庭を抱えながら稽古に参加する。演目はシェイクスピアの「オセロー」。昔の仲間と集ううちに、実生活で抱えている問題が役柄とリンクし、自分自身を見つめ直すきっかけとなってゆく――。不惑を越えてなお惑う男たちに、温かなエールを贈る物語。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  田中 兆子(タナカ チョウコ)
  １９６４年富山県生まれ。２０１１年、短編「べしみ」で第１０回「女による女のためのＲ‐１８文学賞」大賞を受賞する。１４年、同作を含む連作短編集『甘いお菓子は食べません』でデビュー。１８年『徴産制』で第１８回Ｓｅｎｓｅ　ｏｆ　Ｇｅｎｄｅｒ賞大賞を受賞

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