責任ある科学技術ガバナンス概論 [単行本]
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販売開始日: 2020/06/30
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責任ある科学技術ガバナンス概論 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    科学技術政策の現状と課題、科学技術研究と社会のコミュニケーション、倫理的・法的・社会的課題(ELSI)と責任ある研究・イノベーション(RRI)など、「科学技術と社会」に関わるテーマを包括的に解説。
  • 目次

    はじめに

    第Ⅰ部 科学技術政策

    第1章 科学技術政策という視点
      1 「科学技術政策」の登場
      2 アメリカの科学技術政策枠組み
         ――歴史と概況
      3 欧州委員会における近年の科学技術政策枠組み
         ――ホライズン2020を中心として
      4 ホライズン2020からホライズン・ヨーロッパへ
      5 欧州委員会の政策議論における工夫
    【コラム1】欧州における学協会と大学の成立
    【コラム2】標準と標準化

    第2章 日本の科学技術政策
          ――経緯、現在、課題
      1 日本における科学技術政策
         ――1970年代と1980年代における展開
      2 日本における科学技術政策
         ――現在の科学技術政策枠組みの誕生
      3 科学技術政策から科学技術イノベーション政策へ
         ――その展開、課題、今後
    【コラム3】日本における科学技術の制度化
     
    第3章 日本の研究評価の現在と課題
      1 科学研究ガバナンスと研究評価
      2 研究評価を議論する前に
      3 日本における研究評価の制度化前夜
      4 科学技術基本計画と研究開発評価の制度化
      5 日本におけるファンディングシステムの変化と研究状況
      6 日本におけるファンディング構造の変化と評価システムへの影響
      7 日本の研究評価システムにおける課題
      8 研究評価による研究活動への影響
    【コラム4】ピアレビュー
    【コラム5】研究評価の量的指標をめぐる国際的な議論
            ――ライデン・マニュフェストをはじめとして

    第Ⅱ部 科学技術と社会

    第4章 「科学技術と社会」の視点
          ――コミュニケーションとフレーミング
      1 科学コミュニケーション小史(PUSからPESTへ)
          ――イギリスの事例に注目して
      2 イギリスの経験からの教訓
          ――BSEをめぐる騒動とGM Natoin? The Public Debateの事例
      3 「科学技術と社会」をめぐる議論の国際的な流れ
      4 欠如モデルを超えて
      5 科学技術をめぐるフレーミング(問題枠組み)の違い
      6 日本の事例
          ――北海道GM条例にみるフレーミングのすれ違い 
      7 日本の事例
          ――フードナノテクとゲノム編集作物に関するフレーミングの収集事例
      8 フレーミングと政策形成
    【コラム6】「社会的な懸念に対する評価」枠組み

    第5章 日本の科学コミュニケーション
      1 日本における展開
      2 日本で行われている科学コミュニケーション活動の例
      3 日本における「市民参加」の登場と政策形成
      4 さらに最近の対話実践に関わる取り組みと研究
      5 科学コミュニケーションと「市民参加」における課題

    第6章 科学技術をめぐる意識とコミュニケーションギャップ
          ――日本再生医療学会調査の事例から
      1 コミュニケーションにおける関心の違いを可視化する
      2 調査データの概要
      3 回答者に関する基礎情報
      4 再生医療をめぐる認知
      5 再生医療をめぐる関心の所在
      6 再生医療をめぐる社会的制度や事件に関わる認知
      7 本調査から得られる含意

    第7章 科学コミュニケーションと研究者の現状
          ――制度的課題
      1 研究者と科学コミュニケーション活動
      2 研究者のコミュニケーション活動参加を阻むものは何か?
      3 コミュニケーション活動への参加意思
      4 コミュニケーション参加をめぐる回答の比較分析
      5 科学コミュニケーションの対象は誰か?
      6 科学コミュニケーション活動における科学技術政策的課題

    第8章 科学技術をめぐる報道
          ――バイオテクノロジー報道の事例から
      1 バイオテクノロジーとメディア報道
      2 欧州のバイオテクノロジー報道に関わる研究
      3 アメリカのバイオテクノロジー報道に関わる先行研究
      4 日本におけるバイオテクノロジー報道の分析事例
      5 幹細胞・再生医療研究をめぐるメディア報道
          ――熱狂と周辺化する「倫理問題」
      6 科学技術報をめぐる研究者コミュニティと社会との「間」

    第Ⅲ部 責任ある科学技術ガバナンスのために

    第9章 インパクト評価をめぐる議論の現在と課題
      1 インパクト評価という視点
      2 インパクト評価の基本的な考え方
      3 インパクト評価をめぐる日本における議論
      4 欧州委員会におけるインパクト評価の展開
      5 インパクトを評価する
          ――アメリカにおける議論
      6 イギリスにおけるインパクト評価
          ――REFにおける事例とインパクト・パスウェイ
      7 インパクト評価の新しい試み
      8 研究者のインパクト理解と活動を広げること
      9 インパクトと社会技術的想像

    第10章 科学技術研究に関わる倫理的・法的・社会的課題(ELSI)
      1 科学技術ガバナンスとELSI
      2 幹細胞・再生医療研究の事例からみるELSI的関心
      3 ヒト動物キメラをめぐる意識の差異からみえるELSI的含意
      4 卵子・胚・胎児をめぐる生命倫理的観点
      5 ELSIからRRIへ
    【コラム7】生命の市場化
    【コラム8】「生‐資本」論

    第11章 責任ある研究・イノベーション(RRI)という実験
      1 責任ある研究・イノベーション(RRI)
      2 RRIをめぐる議論
      3 RRIをめぐる評価基準の議論
      4 RRIをめぐる課題
      5 RRIと教育
      6 ELSI/RRIと学術コミュニティ
    【コラム9】デュアルユースをめぐる事例 インクテル
    【コラム10】学会におけるデュアルユース関連言及の事例

    おわりに――責任ある科学技術ガバナンスのために

    ブックガイド――さらに学びたい人のために


    ●著者紹介
    標葉隆馬(しねは りゅうま)
    1982年生まれ。京都大学農学部応用生命科学科卒業、京都大学大学院生命科学研究科博士課程修了(生命文化学分野)。博士(生命科学)。総合研究大学院大学先導科学研究科「科学と社会」分野・助教、成城大学文芸学部マスコミュニケーション学科・准教授などを経て、現在、大阪大学社会技術共創研究センター・准教授。専攻は、科学社会学・科学技術社会論・科学技術政策論。
  • 出版社からのコメント

    科学技術政策の現状と課題、科学技術研究の倫理的・法的・社会的課題(ELSI)など、科学と社会に関わるテーマを包括的に解説。
  • 内容紹介

    よりよい科学技術・イノベーションのために

    科学技術政策の現状と課題、科学技術研究と社会のコミュニケーション、倫理的・法的・社会的課題(ELSI)と責任ある研究・イノベーション(RRI)など、「科学技術と社会」に関わるテーマを包括的に解説。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    標葉 隆馬(シネハ リュウマ)
    1982年生まれ。京都大学農学部応用生命科学科卒業、京都大学大学院生命科学研究科博士課程修了(生命文化学分野)。博士(生命科学)。総合研究大学院大学先導科学研究科「科学と社会」分野・助教、成城大学文芸学部マスコミュニケーション学科・准教授などを経て、大阪大学社会技術共創研究センター・准教授。専攻は、科学社会学・科学技術社会論・科学技術政策論
  • 著者について

    標葉 隆馬 (シネハ リュウマ)
    1982年生まれ。京都大学農学部応用生命科学科卒業、京都大学大学院生命科学研究科博士課程修了(生命文化学分野)。博士(生命科学)。総合研究大学院大学先導科学研究科「科学と社会」分野・助教、成城大学文芸学部マスコミュニケーション学科・准教授などを経て、現在、大阪大学社会技術共創研究センター・准教授。専攻は、科学社会学・科学技術社会論・科学技術政策論。

責任ある科学技術ガバナンス概論 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ナカニシヤ出版 ※出版地:京都
著者名:標葉 隆馬(著)
発行年月日:2020/06/30
ISBN-10:4779514843
ISBN-13:9784779514845
判型:A5
対象:教養
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:303ページ
縦:21cm
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