死体でも愛してる(角川ホラー文庫) [文庫]

死体でも愛してる(角川ホラー文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  台所に立っていると落ち着く。料理をすると心が凪いでいく。だからわたしは、最愛の夫が死んだ今日も包丁を握る。「彼の肉」で美味しい料理を作るために。日増しに美しくなる娘に劣情を抱く父親、コンビニ店員に横恋慕した孤独な作業員―「異常」なはずの犯罪者たちの独白を聞くうち、敏腕刑事・長谷川英太郎には奇妙な感情が湧き…。供述が生んだ悲劇とは！？あなたの心奥にひそむ欲望を刺激する、予測不可能な犯罪連作短編集。

• 目次

  夏の章　ヴィーナスたちの種蒔き
  秋の章　目のない魚
  冬の章　愛ゆえに食す
  春の章　春が来たって何になろ

• 出版社からのコメント

  舐めたい。食べたい。ひとつになりたい。

• 内容紹介

  台所に立っていると落ち着く。料理をすると心が凪いでいく。
  だからわたしは、最愛の夫が死んだ今日も包丁を握る。
  彼の肉で美味しい料理を作るために。
  
  日増しに美しくなる娘に劣情を抱く父親、コンビニ店員に横恋慕した孤独な作業員――。
  「異常」なはずの犯罪者たちの独白を聞くうち、警視庁の敏腕刑事・長谷川英太郎には奇妙な感情が湧き……。
  
  供述が生んだ悲劇とは!?
  あなたの心の奥底にひそむ欲望を刺激する、予測不可能な犯罪連作短編集。
  
  図書館選書
  最愛の夫が死んだ。彼と離れたくない一心でわたしは思いつく。夫の肉を料理して食べよう――。犯罪者たちが語る、おぞましくも透明な欲望。サスペンスホラーの魔術師・大石圭が放つ危険な短編集。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  大石 圭(オオイシ ケイ)
  １９６１年、東京生まれ。法政大学文学部卒。９３年、『履き忘れたもう片方の靴』で第３０回文藝賞佳作となる

• 著者について

  大石　圭 (オオイシ　ケイ)
  1961年、東京都生まれ。法政大学文学部卒。93年『履き忘れたもう片方の靴』で第30回文藝賞佳作を受賞してデビュー。著書に『アンダー・ユア・ベッド』『殺人勤務医』『湘南人肉医』『復讐執行人』『飼育する男』『檻の中の少女』『甘い鞭』『殺人鬼を飼う女』『殺人調香師』『あの夜にあったこと』『甘い監獄』『わたしの調教師』『優雅なる監禁』『百二十歳の少女 古美術商・柊ニーナ』『モニター越しの飼育』『溺れる女』など多数。2019年には『アンダー・ユア・ベッド』が映画化。同作は反響を呼び各地でロングラン上映された。

死体でも愛してる(角川ホラー文庫) [文庫] の商品スペック