沈黙の追跡者 新装版 (徳間文庫) [文庫]

沈黙の追跡者 新装版 (徳間文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  大手観光会社社長の自家用機のパイロットをしている朝日奈順は、九州から東京に一人で戻る途中、燃料洩れのため、海上に墜落してしまう。運良く離島の漁師に救われ、助かるが、事故のショックから失語症になってしまった。一カ月後、東京に戻った朝日奈は、衝撃の事実を知る。すでに自分の死亡届が出されており、しかも同乗していなかったはずの社長が墜落死したことになっていたのだ。

• 出版社からのコメント

  言葉を奪われ、存在を否定された男は、虚無と絶望の涯てに、事故の真相を追跡すべく立ちあがった。

• 内容紹介

  大手観光会社社長の自家用機のお抱えパイロットをしている朝日奈順は、九州から東京に一人で戻る途中、燃料洩れのため、海上に墜落してしまう。
  運良く離島の漁師に救われ、助かるが、事故のショックから失語症になってしまった。
  一カ月後、東京に戻った朝日奈は、衝撃の事実を知る。
  すでに死亡届が出されており、しかも同乗していなかったはずの社長が墜落死したことになっていた。
  
  暗殺計画
  近づく三人の女。
  そこに隠された真実。
  傑作サスペンス。
  
  第一章　　背を向けられた男
  第二章　　笑わない女
  第三章　　女たちの告白
  第四章　　影の気配
  第五章　　空と海に燃ゆ

• 著者について

  笹沢左保 (ササザワサホ)
  1930年生まれ。2002年、逝去。1960年、初長篇『招かれざる客』が第5回江戸川乱歩賞候補次席となり、本格的な小説家デビュー。1961年『人喰い』で第14回日本探偵作家クラブ賞を受賞。テレビドラマ化されて大ヒットした『木枯し紋次郎』シリーズの原作者として知られ、推理小説、サスペンス小説、恋愛論などのエッセイ他、歴史書等も著し、380冊近くもの著書がある。

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