恐ろしい感染症からたくさんの命を救った現代ワクチンの父の物語 [単行本]
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恐ろしい感染症からたくさんの命を救った現代ワクチンの父の物語 [単行本]

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販売開始日: 2020/08/28
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恐ろしい感染症からたくさんの命を救った現代ワクチンの父の物語 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    モーリス・ヒルマンは、現代ワクチンの父である。彼の主要な業績は、実際にほとんどの子どもが受ける9つのワクチンである。ほとんどかかることがなくなり忘れられつつあるムンプス、風疹、麻疹は、過去には死をも招くことがある病気だった。著者のポール・A・オフィットが描いた濃厚で活気のあるこの物語は、200年にわたる医学の歴史と世界中で起きたその過程を織りなしながら、ワクチン開発の幅広い探求を中心に、ヒルマンの研究と経験を詳細に伝える。ポール・オフィットは、反ワクチンの議論に対して、ヒルマンと他の科学者の業績がどれだけ人類に恩恵をもたらして、それがなければどれほど失うものが大きいかを明確に示すことで、否定しがたい反論を展開している。
  • 目次

    ≪目次≫
    ・プロローグ
    ・タイムカプセル

    Chapter 1 “なんてことだ.これはパンデミックだ.ここまできた”
          
    Chapter 2 ジェリル・リン

    Chapter 3 8つの扉

    Chapter 4 破壊の天使

    Chapter 5 咳,感冒,癌,そしてニワトリ

    Chapter 6 恐ろしいものをつくりしもの

    Chapter 7 政治が絡む科学

    Chapter 8 血 液

    Chapter 9 微小動物

    Chapter 10 不確かな未来

    Chapter 11 評価されなかった天才

    ・エピローグ
    ・注 釈
    ・参考文献
    ・原著者の謝辞

    一般索引
    人名索引


    ≪訳者の序≫
     赴任地のナイジェリアで,仕事で訪れた病院の小児科病棟で黄熱病ウイルスによって小さな子どもが息を引き取った.ワクチンを接種していれば助かったであろう命である.ワクチンが計り知れない数の命や病気の合併症から人類を救ってきた実績と歴史は動かしようがない.しかしながら,世界やアメリカのワクチンの歴史を振り返ると,すべてが順調だったわけではない.今の時代ではとても許容されないが,ワクチン学の先駆者たちの避けることができなかった失敗の歴史があったことは事実である.
     科学の進歩とともに,医療倫理をめぐる考え方や仕組みも大きく変わった.過去に問題があったからこそ,現在の有効で安全なワクチンが開発されて,常にワクチンを科学的に評価できる体制の恩恵にあずかれるようになった.ただし,問題を克服するための大前提として,ワクチンの評価は科学的に行われるべきである.この本で書かれているように,科学者が繰り返してきた試行錯誤の歴史がそれを物語っている.
     ワクチンは洗練された科学の産物で高い専門性を有するにもかかわらず,多くの人が意見を述べて,それ自体は良いことであるが,ときに科学的根拠のない反ワクチン思想が偏った強固な信念をもって語られる.訴訟にまつわる巨額な利得が絡むと,反ワクチンはビジネスですらあり,さらに複雑な問題になる.2019年にWHOは,ワクチン忌避を世界の健康脅威となる10大原因の一つに挙げている.
     インターネットやSNSの普及によって,信ぴょう性のない情報の拡散が容易な時代になった.日本だけでなく世界中で偽科学の情報に惑わされる人が少なくない.今でもヒルマン博士の言動の一部分を切り取り,存在しない陰謀説や危険性を煽ることで,世間に不安が撒き散らされている.情報社会の現代においてワクチンの正しい情報を発信することは,今までになく重要性が増している.
     2020年,パンデミックとなった新型コロナウイルスの影響で,感染症は再び世界中の注目を集めた.感染症に対峙するうえで,ワクチンはなおも人類がもちうる叡智の盾である.2020年6月には,20世紀にあれだけ人々を恐怖とパニックに陥れた野生型ポリオウイルスが,ついにアフリカ大陸から排除された.それを可能にしたのはワクチンの普及である.
     現代医学以降,世界中で最も多くの命を救った男,モーリス・ヒルマン博士を通して,偉大な科学者たちがたどったワクチンの歴史をひも解き,正しい理解を深めてもらえたら幸いである.
     
     2020年7月
     堀越裕歩
  • 内容紹介

    ★人は自分が見たいものだけを見,信じたいものだけを信じる★

    2020年,新型コロナウイルスの影響で,感染症は再び世界中の注目を集めた.
    感染症に対峙するうえで,ワクチンはなおも人類がもちうる叡智の盾である.
    現代医学以降,世界中で最も多くの命を救った男,モーリス・ヒルマン博士を通して科学者たちがたどったワクチンの歴史をひも解き,正しい理解を深めてもらえたら幸いである.(「訳者の序」より)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    オフィット,ポール・A.(オフィット,ポールA./Offit,Paul A.)
    フィラデルフィア小児病院感染症科のワクチン教育センター長であり、ペンシルベニア大学の教授である。ロタウイルスワクチンの共同開発者でもある

    堀越 裕歩(ホリコシ ユウホ)
    世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務所疫学コンサルタント/小児科医東京都立小児総合医療センター感染症科・免疫科非常勤。2001年昭和大学医学部卒業。沖縄県立中部病院、アンコール小児病院(カンボジア)、昭和大学病院小児科、国立成育医療研究センター総合診療部、トロント小児病院感染症科(カナダ)を経て、2010年に東京都立小児総合医療センター感染症科・免疫科を立ち上げた。多くの育てた後進が全国の小児病院、大学病院、基幹病院などで小児感染症専門家として活躍している。2019年よりWHOに異動し、ナイジェリアにてポリオウイルスを中心としたワクチンで予防できる疾患の予防接種プログラム、サーベイランス、アウトブレイク対応の技術援助に携わる。専門分野は、小児感染症、抗微生物薬の適正使用推進プログラム、国際保険、ワクチンである

恐ろしい感染症からたくさんの命を救った現代ワクチンの父の物語 の商品スペック

商品仕様
出版社名:南山堂
著者名:ポール・A. オフィット(原著)/堀越 裕歩(翻訳)
発行年月日:2020/09/01
ISBN-10:4525235519
ISBN-13:9784525235512
判型:B6
発売社名:南山堂
対象:専門
発行形態:単行本
内容:医学・薬学・歯学
言語:日本語
ページ数:245ページ
縦:19cm
その他: 原書名: VACCINATED:One Man's Quest to Defeat the World's Deadliest Diseases〈Offit,Paul A.〉
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