犬の毛布―橋本石火句集 [単行本]

犬の毛布―橋本石火句集 [単行本] の 商品概要

• 目次（「BOOK」データベースより）

  ぎつしりと
  よもすがら
  やはらかく
  うら若き
  ほろほろと

• 内容紹介

  ◆第三句集
  
  自然のありのままの姿を
  生活のありのままの姿を
  そこに少しの余情を漂わせた
  自然随順の句を
  「ハンザキ創刊のことば」（平成27年9月）より
  
  ◆自選十五句より
  ふぐりまで風を通して夕端居
  捨ててある蕪より蕪の花が咲き
  醍醐派の秋の大きなかたつむり
  蠅がをり朽木はさみて蜘蛛がをり
  狐火に閂をするだけの小屋
  山遠くあれば静かに虫送り
  秋風や地より浮き立つ木偶の脚
  走り根に日の届きたる寒施行
  恍惚の母に隣りぬ庭うらら
  苗障子少し直して行きにけり

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  橋本 石火(ハシモト セッカ)
  昭和２６年三重県生まれ。昭和５７年「青」入会（～６２年）。昭和５９年「年輪」入会（～現在）。平成１２年「ゆう」入会（～終刊）。平成１８年第一句集『はんざき』上梓。平成１９年年輪賞受賞。平成２５年俳人協会三重県支部事務局長（～２８年）。平成２７年「ハンザキ」創刊主宰、俳人協会賞予選選考委員（２７・２８年）。平成３０年年輪・汝鷹賞受賞。現在、ハンザキ主宰、俳人協会幹事、俳人協会三重県支部副支部長、「年輪」編集長、「年輪会」幹事長、三重県俳句協会理事

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