都市で進化する生物たち―"ダーウィン"が街にやってくる [ムックその他]
    • 都市で進化する生物たち―"ダーウィン"が街にやってくる [ムックその他]

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都市で進化する生物たち―"ダーウィン"が街にやってくる [ムックその他]

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出版社:草思社
販売開始日: 2020/08/17
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都市で進化する生物たち―"ダーウィン"が街にやってくる の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「進化とは、手つがずの自然で、何千年もかけて起こるもの」、ではない!地球が広範囲にわたり都市化された今、人間のためにつくられた都市も、生物から見れば森林などと等しい「自然」環境であり、むしろ多様な環境を内包する都市は、生物にとって進化を促す場所となっているのだ。そんな我々の身近に起きている様々な進化の実態に迫り、生物にとっての都市の価値を問い直す。生物学の新常識がここにある。
  • 目次

    Chapter 1 生態系を自ら創り出す生物たち
    コレクション拡大に打った一手/アリの作る環境を利用するものたち/
    アリの社会に溶け込むトリック/様々な「生態系工学技術生物」

    Chapter 2 都市という生態工学技術の結晶
    都市は巨大な「自然構築物」/人間の生態系工学技術の進化/
    人間の生態系工学技術の進化/地球上の都市拡大の未来 

    Chapter 3 繁華街の生態学
    シンガポールの都市生態系/都市部特有の気象現象/
    島の環境的特異性/都会の観察者たち

    Chapter 4 都市の自然愛好家(ナチュラリスト)
    カラスVSハンターVSナチュラリスト/都市で死んだ動物たち/
    マックフルーリー・ハリネズミ/「周辺」の喪失/市井の自然愛好家の貢献

    Chapter 5 「都会ずれ」したものたち
    都市部で生物多様性を高める要因とは/避難先としての都市/
    断片化する多様な環境

    Chapter 6 生物は先に都市街に対応している?
    前適応とはなにか?/ライデン駅の様々な前適応/
    前適応の型を探す/都市生活に向いている要因とは

    Chapter 7 進化にかかる時間はどれくらい?
    ダーウィンが返事を書かなかった手紙/ファーンの手紙が読まれなかった理由

    Chapter 8
    生物学で最も有名なガ
    イモムシに生じた歴史的瞬間/「工業暗化」の発見/
    シモフリガの暗化解明史/実験への懐疑/暗化問題にケリをつける

    Chapter 9 いま、ここにある進化
    ホシムクドリの北米侵攻と進化/鳥の羽を短くさせるもの/
    緑の島のたんぽぽの種は飛ばない?/都市のトカゲは足が長い?

    Chapter 10 都市生物の遺伝子はどこから来たのか
    遺伝子から種の歴史をたどる/生息地の断片化/
    ニューヨークの公園に孤立したネズミ/
    遺伝子プールの断片化の功罪/局所適応の可能性

    Chapter 11 汚染と進化
    汚染に適応した魚/塩は生物の大敵/金属と黒いハト

    Chapter 12 巨大都市の輝く闇
    ロナウドの頬にとまるガ/なぜ虫は光を目指すのか/
    アランの数少ない実験例/光害を利用するクモ

    Chapter 13 それは本当に進化なのか?
    軟らかい選択、硬い選択/進化の起源/
    塩基配列でなく染色体の変化で形質が変わる

    Chapter 14 思いがけない出会い、思いがけない進化
    フランスの「淡水のシャチ」/一方向の進化、双方向の進化/
    どの生き物も繫がっている/たばこの吸い殻で巣をつくる鳥

    Chapter 15 生物たちの技術伝播
    クルミ割りに車を利用するカラス/牛乳瓶をめぐるカラとの格闘/
    鳥は技術を仲間に伝えられるのか?/都市向きの生物に必要な才能/
    恐怖心が少ないことも重要

    Chapter 16 都市の歌
    沈黙のさんぽへ出発/歌声の変化は進化か学習か?/囀りと性選択

    Chapter 17 セックス・アンド・ザ・シティー
    白い尾羽に隠された意味/都市では男らしくないほうがモテる?/
    性選択を変化させる都市の要因

    Chapter 18 都市の種の分化
    ダーウィンの広告塔になった鳥/都市で種分化したクロウタドリ/
    クロウタドリのヨーロッパ進出/種分化の過程を追う/
    ニッチが進化の鍵/生体時計の変化/種分化は逆戻りもする

    Chapter 19 遠隔連携する世界
    シーボルト帰国の思わぬ副産物/均質化する世界の生態系/
    都市も似通ってきている/人間も都市で進化する生物か?

    Chapter 20 ダーウィンとともに都市を設計する
    天空の里山/都市設計と都市進化の間/
    里山はいかにして存続可能なのか?/都市進化をいかに観察・記録するか
  • 内容紹介

    進化はいま、都市で起きている!生物学の新常識がここにある。

    進化とは、「手つかずの自然で、何千年もかけて起こるもの」、ではなかった!
    人間が自分たちのためにつくったはずの都市が、
    今では生物たちにとって〈進化の最前線〉になっている。
    都市には生物にとって多様な環境を提供できる余地があり、
    しかも地球上の多くの場所が都市化されており、
    都市こそが生物の進化を促す場所になっているのだ。

    飛ばないタンポポの種、化学物質だらけの水で元気に泳ぐ魚、足が長くなったトカゲ……
    私たちの身近でひそかに起こっている様々な進化の実態に迫り、
    生物たちにとっての都市のあり方を問い直す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    スヒルトハウゼン,メノ(スヒルトハウゼン,メノ/Schilthuizen,Menno)
    1965年生まれ。オランダの進化生物学者、生態学者。ナチュラリス生物多様性センター(旧オランダ国立自然史博物館)のリサーチ・サイエンティスト、ライデン大学教授

    岸 由二(キシ ユウジ)
    慶應義塾大学名誉教授。生態学専攻。NPO法人代表として、鶴見川流域や神奈川県三浦市小網代の谷で“流域思考”の都市再生・環境保全を推進。鶴見川流域水委員会委員

    小宮 繁(コミヤ シゲル)
    翻訳家。慶應義塾大学文学研究科博士課程単位取得退学(英米文学専攻)。専門は20世紀イギリス文学。2012年3月より、慶應義塾大学日吉キャンパスにおいて、雑木林再生・水循環回復に取り組む非営利団体、日吉丸の会の代表をつとめている
  • 著者について

    メノ・スヒルトハウゼン (メノ スヒルトハウゼン)
    メノ・スヒルトハウゼン(Menno Schilthuizen)
    1965年生まれ。オランダの進化生物学者、生態学者。ナチュラリス生物多様性センター(旧オランダ国立自然史博物館)のリサーチ・サイエンティスト、ライデン大学教授。著書に『ダーウィンの覗き穴:性的器官はいかに進化したか』(早川書房)などがある。

    岸 由二 (キシ ユウジ)
    岸 由二(きし・ゆうじ)
    慶應義塾大学名誉教授。生態学専攻。NPO法人代表として、鶴見川流域や神奈川県三浦市小網代の谷で〈流域思考〉の都市再生・環境保全を推進。 著書に『自然へのまなざし』(紀伊國屋書店)『リバーネーム』(リトル・モア)『「奇跡の自然」の守りかた』(ちくまプリマー新書)など。 訳書にドーキンス『利己的な遺伝子』(共訳、紀伊國屋書店)ウィルソン『人間の本性について』(ちくま学芸文庫)ソベル『足もとの自然から始めよう』(日経BP)など。 国土交通省河川分科会、鶴見川流域水委員会委員 。

    小宮 繁 (コミヤ シゲル)
    小宮 繁(こみや・しげる)
    慶應義塾大学理工学部講師。慶應義塾大学文学研究科博士課程単位取得退学(英米文学専攻)。専門は20世紀イギリス文学。1989~91年、ケンブリッジ大学訪問講師。2012年3月より、慶應義塾大学日吉キャンパスにおいて、雑木林再生・水循環回復に取り組む非営利団体、日吉丸の会の代表をつとめている。訳書にステージャ『10万年の未来地球史』(岸由二監修、日経BP)。

都市で進化する生物たち―"ダーウィン"が街にやってくる の商品スペック

商品仕様
出版社名:草思社
著者名:メノ スヒルトハウゼン(著)/岸 由二(訳)/小宮 繁(訳)
発行年月日:2020/08/18
ISBN-10:4794224591
ISBN-13:9784794224590
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:生物学
言語:日本語
ページ数:349ページ ※335,14P
縦:19cm
その他: 原書名: Darwin Comes to Town:How the Urban Jungle Drives Evolution〈Schilthuizen,Menno〉
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