トラといっしょに(児童書) [絵本]

トラといっしょに(児童書) [絵本] の 商品概要

• 出版社からのコメント

  トムが描いた大きなトラの絵は、夜になると動き出し、「さんぽにいこう」と…？　こわがりな男の子の夜のぼうけん。

• 内容紹介

  トムはある日、美術館で、
  ジャングルにいるトラの絵を見ました。
  
  家に帰るとすぐ、トムは大きな大きなトラの絵を
  描きました。
  鋭い歯、長いしっぽ、緑色に光る目…。
  
  その夜のことです。
  壁のむこうから、トラがやってきました。
  トラはいいました。
  「さんぽにいこうよ」
  「夜は、くらくてこわいよ」というトムを
  背中にのせて、トラは夜のなかへと
  歩きだしました。
  
  森には、キツネやクマやライオンがいます。
  「ぼく、ちょっとこわい」というトムに
  トラは、「みんなであそぼう」とよびかけ、
  かくれんぼをします。
  さらに進んでいくと…？
  
  こわがりなトムは、
  トラといっしょに進むことで
  すこしずつ、こわさを克服していきます。
  
  子どもの心をファンタジックな手法と
  美しい絵で描いた
  とびきりすてきな夜の絵本。
  
  アンリ・ルソーの絵から生まれた
  心に残る絵本です。

• 著者について

  ダイアン・ホフマイアー (ダイアンホフマイアー)
  南アフリカで生まれ育つ。ケープタウンで美術教師の資格をとり、１０代向の小説と絵本を多数出版。日本で紹介されている絵本に、「ふしぎなボジャビのき」「はるかな島」（ともに光村教育図書）など。ロンドン在住。
  
  ジェシー・ホジスン (ジェシーホジスン)
  ２０１２年にブリストルのザ・ウェストオブイングランド大学でイラストレーションを学ぶ。最初の絵本「Pongo」は、２０１２年マクミラン社の子どもの本賞で優秀賞を受賞、ドイツ、韓国でも翻訳出版された。イラストレーター並びに音楽教師としてブリストルで暮らしている。
  
  さくまゆみこ (サクマユミコ)
  東京生まれ。出版社勤務、教職などを経て、フリーの翻訳者・編集者に。JBBY会長、「アフリカ子どもの本プロジェクト」代表。著書に『エンザロ村のかまど』（福音館書店）、『どうしてアフリカ？　どうして図書館？』（あかね書房）など。訳書に『宇宙への秘密の鍵』（岩崎書店）、『ブルンディバール』（徳間書店）など多数。

トラといっしょに(児童書) [絵本] の商品スペック