ソーシャルワークはマイノリティをどう捉えてきたのか―制度的人種差別とアメリカ社会福祉史 [単行本]
    • ソーシャルワークはマイノリティをどう捉えてきたのか―制度的人種差別とアメリカ社会福祉史 [単行本]

    • ¥5,500165 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月1日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003314404

ソーシャルワークはマイノリティをどう捉えてきたのか―制度的人種差別とアメリカ社会福祉史 [単行本]

価格:¥5,500(税込)
ゴールドポイント:165 ゴールドポイント(3%還元)(¥165相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月1日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:勁草書房
販売開始日: 2020/08/26
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

ソーシャルワークはマイノリティをどう捉えてきたのか―制度的人種差別とアメリカ社会福祉史 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ソーシャルワーカーの専門職化と福祉国家形成のはざまで、マイノリティはどう扱われてきたのか。米国ソーシャルワークの歴史をマイノリティ、特にアメリカ黒人の立場から叙述し、「社会福祉的価値」の基盤を問う出色の社会福祉史。
  • 目次

    序 章 問題意識と本書の位置づけ

    第1章 アメリカ・ソーシャルワークの起源と黒人の排除
    (1) 建国以来の救貧制度と奴隷の排除
    (2) 第二次大覚醒と社会正義の実践
    (3) 解放民局による救済の意義再考

    第2章 初期ソーシャルワーク界のマイノリティ認識
    (1) 全米慈善矯正会議参加者のマイノリティ認識
    (2) 社会事業学校と専門ソーシャルワーク
    (3) 南部の教会と黒人社会事業学校

    第3章 福祉国家体制におけるソーシャルワークと人種問題の浮上
    (1) ニューディール福祉国家体制と公的福祉の拡大
    (2) 戦時におけるソーシャルワーカーの関心の変化
    (3) 黒人の北部・西部への移住と人種問題の浮上

    第4章 冷戦期のソーシャルワークとアメリカ黒人
    (1) パックスアメリカーナの一翼を担う専門ソーシャルワーク
    (2) 経済成長の中での家族ソーシャルワークへの傾倒
    (3) 人種統合への圧力とソーシャルワーク界

    第5章 当事者運動と専門職との緊張関係
    (1) 貧困戦争とその帰結
    (2) 福祉権運動による告発
    (3) 性、人種、階層と専門ソーシャルワーク

    終章 対象者と支援者という構図を超えて


    巻末資料
    あとがき
    初出一覧
    参考文献
    索引
  • 内容紹介

    ソーシャルワーカーの専門職化と福祉国家形成のはざまで、マイノリティはなぜ置き去りにされたのか。社会福祉的価値の基盤を問う。

    19世紀民間慈善活動に始まる米国ソーシャルワークの歴史は、公民権運動盛り上がる1960年代まで、黒人を含むマイノリティをその対象からはじき出し続けた排除の歴史でもある。ソーシャルワークの歴史を単線的発展史ではなく、社会・思想状況とのかかわりの中で捉え、社会福祉的価値の基盤を問う出色の一書である。
  • 著者について

    西﨑 緑 (ニシザキ ミドリ)
    西﨑 緑(にしざき みどり) 
    1958年生。首都大学東京大学院社会学研究科社会福祉学専攻修了。博士(社会福祉学)。現在、島根大学人間科学部教授。著書:『介護と福祉システム転換』(共著、未來社、1998年)、「東アジア型福祉国家の変容と福祉専門職が担う役割」『社会事業史研究』(44): 91-107、2013、「アイナベル・リンジーと草創期の黒人ソーシャルワーカー養成教育」『明治学院大学社会学・社会福祉学研究』(145): 219-253、2015 ほか。

ソーシャルワークはマイノリティをどう捉えてきたのか―制度的人種差別とアメリカ社会福祉史 の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:西崎 緑(著)
発行年月日:2020/08/25
ISBN-10:432670117X
ISBN-13:9784326701179
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:283ページ ※260,23P
縦:22cm
他の勁草書房の書籍を探す

    勁草書房 ソーシャルワークはマイノリティをどう捉えてきたのか―制度的人種差別とアメリカ社会福祉史 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!