帝国の島―琉球・尖閣に対する植民地主義と闘う [単行本]
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帝国の島―琉球・尖閣に対する植民地主義と闘う [単行本]

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出版社:明石書店
販売開始日: 2020/08/11
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帝国の島―琉球・尖閣に対する植民地主義と闘う [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    近代日本の学知によって奪われた“琉球”をとりもどす。
  • 目次

     はじめに

    Ⅰ 日本政府はどのように琉球、尖閣諸島を奪ったのか
     1 植民地主義を正当化する「無主地先占」論
     2 尖閣日本領有論者に対する批判
     3 「無主地先占」論と民族自決権との対立
     4 琉球、尖閣諸島は「日本固有の領土」ではない
     5 歴史認識問題としての尖閣問題

    Ⅱ 日本帝国のなかの尖閣諸島
     1 日本による尖閣諸島領有過程の問題点
     2 他の島嶼はどのように領有化されたのか
     3 山県有朋の「琉球戦略」と尖閣諸島

    Ⅲ 尖閣諸島における経済的植民地主義
     1 古賀辰四郎による植民的経営としての尖閣開発
     2 寄留商人による琉球の経済的搾取
     3 油田発見後の日・中・台による「資源争奪」
     4 「県益論」と「国益論」との「対立」
     5 琉球における資源ナショナリズムの萌芽と挫折
     6 稲嶺一郎と尖閣諸島
     7 なぜ今でも尖閣油田開発ができないのか

    Ⅳ サンフランシスコ平和条約体制下の琉球と尖閣諸島
     1 サンフランシスコ平和条約体制下における琉球の主権問題
     2 アジアの独立闘争に参加した琉球人
     3 戦後東アジアにおける琉球独立運動
     4 李承晩による琉球独立運動支援
     5 日本の戦後期尖閣領有論の根拠
     6 なぜ中国、台湾は尖閣領有を主張しているのか――その歴史的、国際法的な根拠

    Ⅴ 日本の軍国主義化の拠点としての尖閣諸島と琉球
     1 地政学上の拠点としての尖閣諸島
     2 尖閣諸島で軍隊は住民を守らなかった
     3 八重山諸島の教科書選定と「島嶼防衛」との関係――教育による軍官民共生共死体制へ
     4 教科書問題、自衛隊基地建設、尖閣諸島のトライアングル
     5 沖縄戦に関する教科書検定問題と日本の軍国主義化
     6 琉球列島での自衛隊基地建設と尖閣問題との関係

    Ⅵ 琉球人遺骨問題と尖閣諸島問題との共通性
     1 学知の植民地主義とは何か
     2 琉球における学知の植民地主義
     3 皇民化教育という植民地主義政策
     4 天皇制国家による琉球併呑140年――琉球から天皇制を批判する
     5 琉球人差別を止めない日本人類学会との闘い
     6 京大総長による「琉球人差別発言事件」の背景
     7 どのように琉球人遺骨を墓に戻すのか

    Ⅶ 琉球独立と尖閣諸島問題
     1 琉球人と尖閣諸島問題との関係
     2 琉球の脱植民地化に向けた思想的闘い
     3 尖閣帰属論から琉球独立論へ
     4 尖閣諸島は琉球のものなのか
     5 「日本復帰体制」から「琉球独立体制」へ
     6 どのように民族自決権に基づいて独立するのか

      注
      索引

     あとがき
  • 内容紹介

    尖閣諸島の領有は、日本帝国による琉球併呑の延長線上にあった。今日なお、尖閣の領有を主張することは、近代日本の膨張主義を克服できていないに等しい。国際法、地理学、歴史学……あらゆる学問を動員して作り上げた近代日本帝国の植民地主義を、琉球独立の視点から根底的に批判する脱植民地化の道。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    松島 泰勝(マツシマ ヤスカツ)
    龍谷大学経済学部教授。専門は、島嶼経済論
  • 著者について

    松島 泰勝 (マツシマ ヤスカツ)
    龍谷大学経済学部教授。専門は、島嶼経済論。
    主な著作
    『琉球 奪われた骨――遺骨に刻まれた植民地主義』(岩波書店、2018年)、『琉球独立宣言――実現可能な五つの方法』(講談社文庫、2015年)、『琉球独立への道――植民地主義に抗う琉球ナショナリズム』(法律文化社、2012年)

帝国の島―琉球・尖閣に対する植民地主義と闘う [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:松島 泰勝(著)
発行年月日:2020/07/31
ISBN-10:4750350427
ISBN-13:9784750350424
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:380ページ ※371,9P
縦:19cm
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