近代の仏教思想と日本主義 [単行本]
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近代の仏教思想と日本主義 [単行本]

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出版社:法蔵館
販売開始日: 2020/09/28
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近代の仏教思想と日本主義 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「日本主義」を媒介したことで、仏教思想はどのような表現が(不)可能となったのか。また仏教者・知識人たちは、「日本主義」に染められていく時代といかに対峙し、いかに仏教を再編していったのか。支配的イデオロギーに再解釈を加えていくさまや、仏教思想の領野を確保すべく取り組んだ苦闘の軌跡を尋ね、「戦争責任論」とは異なる視座から、“仏教思想と日本主義”という古くて新しい問いへと迫る。
  • 目次

    仏教思想と日本主義への入射角――序にかえて(近藤俊太郎)
    【総論】日本主義と仏教(石井公成)

    第Ⅰ部 親鸞・聖徳太子
    真宗大谷派の教学と日本主義――曽我量深を基点として(名和達宣)
    真宗本願寺派の教学と日本主義――梅原真隆を通して(内手弘太)
    聖徳太子と日本主義――金子大榮を中心に(東 真行)
    『原理日本』と聖徳太子――井上右近・黒上正一郎・蓑田胸喜を中心に(中島岳志)
    民族主義の体系と形式――三井甲之とその門弟(藤井祐介)

    第Ⅱ部 日蓮・禅
    日蓮主義と日本主義――田中智学における「日本による世界統一」というビジョンをめぐって(ユリア・ブレニナ)
    日蓮主義と日本主義との衝突――日中戦争期における東亜連盟運動(クリントン・ゴダール)
    鈴木大拙『日本的霊性』再考――仏教を超える新「日本宗教」(ステファン・グレイス)
    臨済宗と「日本精神」――関精拙、古川堯道を中心に(大竹 晋)
    禅・華厳と日本主義――市川白弦と紀平正美の比較分析を通じて(飯島孝良)

    第Ⅲ部 教養・修養・転向
    本居宣長と日本主義――暁烏敏による思想解釈を通して(齋藤公太)
    日本回帰の思想構造――亀井勝一郎の場合(碧海寿広)
    吉川英治と日本主義――修養する武蔵と親鸞(大澤絢子)
    日本主義の主体性と抗争――原理日本社・京都学派・日本神話派(栗田英彦)
    親鸞とマルクス主義――佐野学の思想経験を中心に(近藤俊太郎)

    まとめと展望(近藤俊太郎・名和達宣)

    あとがき――課題としてのX(名和達宣)

    執筆者紹介
  • 出版社からのコメント

    仏教者や知識人たちは、「日本主義」へ傾倒していく時代といかに向き合い、いかに仏教を再編したのか。その思想的格闘の軌跡を追う。
  • 内容紹介

    「日本主義」を媒介したことで、近代の仏教思想はどのような表現が(不)可能となったのか。また仏教者・知識人たちは、「日本主義」に染められていく時代といかに対峙し、いかに仏教を再編していったのか。

    支配的イデオロギーに再解釈を加えていくさまや、仏教思想の領野を確保すべく取り組んだ苦闘の軌跡を尋ね、「戦争責任論」とは異なる視座から、“仏教思想と日本主義”という古くて新しい問いへと迫る。

    気鋭の研究者16名による力作書き下ろし論考を結集した、近代日本思想史の一大論集!

    〈本書の構成〉
    仏教思想と日本主義への入射角――序にかえて(近藤俊太郎)
    【総論】日本主義と仏教(石井公成)

    第Ⅰ部 親鸞・聖徳太子
    真宗大谷派の教学と日本主義――曽我量深を基点として(名和達宣)
    真宗本願寺派の教学と日本主義――梅原真隆を通して(内手弘太)
    聖徳太子と日本主義――金子大榮を中心に(東 真行)
    『原理日本』と聖徳太子――井上右近・黒上正一郎・蓑田胸喜を中心に(中島岳志)
    民族主義の体系と形式――三井甲之とその門弟(藤井祐介)

    第Ⅱ部 日蓮・禅
    日蓮主義と日本主義――田中智学における「日本による世界統一」というビジョンをめぐって(ユリア・ブレニナ)
    日蓮主義と日本主義との衝突――日中戦争期における東亜連盟運動(クリントン・ゴダール)
    鈴木大拙『日本的霊性』再考――仏教を超える新「日本宗教」(ステファン・グレイス)
    臨済宗と「日本精神」――関精拙、古川堯道を中心に(大竹 晋)
    禅・華厳と日本主義――市川白弦と紀平正美の比較分析を通じて(飯島孝良)

    第Ⅲ部 教養・修養・転向
    本居宣長と日本主義――暁烏敏による思想解釈を通して(齋藤公太)
    日本回帰の思想構造――亀井勝一郎の場合(碧海寿広)
    吉川英治と日本主義――修養する武蔵と親鸞(大澤絢子)
    日本主義の主体性と抗争――原理日本社・京都学派・日本神話派(栗田英彦)
    親鸞とマルクス主義――佐野学の思想経験を中心に(近藤俊太郎)

    まとめと展望(近藤俊太郎・名和達宣)

    あとがき――課題としてのX(名和達宣)

    図書館選書
    仏教者・知識人たちは、「日本主義」へ傾倒していく時代といかに対峙し、いかに仏教を再編したのか。その思想的格闘の軌跡を尋ね、「戦争責任論」とは異なる視座から、“仏教思想と日本主義”という古くて新しい問いへと迫る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    石井 公成(イシイ コウセイ)
    1950年生まれ。専攻は仏教とその周辺文化。駒澤大学教授

    近藤 俊太郎(コンドウ シュンタロウ)
    1980年生まれ。専攻は仏教史学。本願寺史料研究所研究員、龍谷大学非常勤講師

    名和 達宣(ナワ タツノリ)
    1980年生まれ。専攻は日本近代思想史・真宗学。真宗大谷派教学研究所所員
  • 著者について

    石井 公成 (イシイ コウセイ)
    1950年生まれ。専攻は仏教とその周辺文化。駒澤大学教授。主な著書に『東アジア仏教史』(岩波新書、2019年)がある。

    近藤 俊太郎 (コンドウ シュンタロウ)
    1980年生まれ。専攻は仏教史学。本願寺史料研究所研究員、龍谷大学非常勤講師。主な著書に『天皇制国家と「精神主義」――清沢満之とその門下』(法藏館、2013年)がある。

    名和 達宣 (ナワ タツノリ)
    1980年生まれ。専攻は日本近代思想史・真宗学。真宗大谷派教学研究所所員。主な論文に「親鸞教学と京都学派の交流する場所――曽我量深を基点として」(『宗教哲学研究』第37号、2020年)がある。

近代の仏教思想と日本主義 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法藏館 ※出版地:京都
著者名:石井 公成(監修)/近藤 俊太郎(編)/名和 達宣(編)
発行年月日:2020/09/30
ISBN-10:483185560X
ISBN-13:9784831855602
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:仏教
言語:日本語
ページ数:556ページ
縦:22cm
厚さ:4cm
重量:903g
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