レジリエンス思考―変わりゆく環境と生きる [単行本]
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レジリエンス思考―変わりゆく環境と生きる [単行本]

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出版社:みすず書房
販売開始日: 2020/09/18
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レジリエンス思考―変わりゆく環境と生きる [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    景色が変貌してはじめて、私たちは問題に気づく。しかしそのずっと前から、生態系は「自己を維持する能力」を静かに失い始めている。意図しない環境変化のリスクを把握し、対処する方策を説く。変動し続ける自然に対し、そのレジリエンスに注目しながら共に生きる術を五つの事例で解説する、現代の必携書。
  • 目次

    はじめに
    まえがき
    謝辞

    第1章 複雑な世界に生きるということ
    ──レジリエンス思考のすすめ

    事例研究 1 切り刻まれた国の象徴
    ──フロリダ・エバーグレーズ

    第2章 システムのルール
    ──レジリエンス思考のための心の余地を創る

    事例研究 2 塩と雨のはざまで
    ──オーストラリア、ゴールバーン・ブロークン流域

    第3章 閾値を超える
    ──道を選ぶ時は、後戻りできないことも覚悟して

    事例研究 3 失われつつある至宝
    ──カリブ海のサンゴ礁

    第4章 循環の中へ
    ──適応サイクルを回り、システムは変わってゆく

    事例研究 4 湖がたどりうるいくつかのシナリオ
    ──ウィスコンシン州、ノーザン・ハイランド・レイク・ディストリクト

    第5章 レジリエンスを理解する
    ──レジリエンス思考をどう応用する?

    事例研究5 湿地帯のレジリエンスを構築する
    ──スウェーデン、クリスチャンスタッズ・ヴァッテンリーケ

    第6章 縮みつつある世界に余地を生み出す
    ──レジリエンスと持続可能性

    レジリエンスの高い世界に向けたあとがき
    さらに勉強したい人のために
    参考文献
    語彙集
    訳者あとがき
    索引
  • 出版社からのコメント

    生態系がその「レジリエンス」の限界を踏み越えると、生態系は変貌しはじめ、もう元には戻らなくなる。変動の時代の必携書。
  • 内容紹介

    ある時突然、景色が変貌し始める。長い間変わらずにあった一帯に、気がつくと見慣れない植物がはびこっている。大きな嵐の後、サンゴ礁が回復しない。大雨の後、一帯の草木が枯れ始める……。私たちが問題に気づくのは、いつもわかりやすい変化が起きた後だ。
    著者によれば、変化はずっと前から始まっていた。何の変化も起きていないように見えても、どの生態系も静かに「レジリエンス」を失い続けていたのだ。
    レジリエンスとは、「システムが攪乱を吸収しながらも、基本的な機能と構造を維持する能力」を言う。著者によれば、生態系のレジリエンスは有限であり、変動する。その低下を招く要因は生態系によってさまざまだ。ただし、どれもゆっくりと変化するため気づかれにくい。
    その「遅い変数」を認識しないまま開発を行うと、気づかぬうちにレジリエンスの低下を招く。そして生態系は、以前ならば十分耐えられた外乱によって、簡単に別の生態系に移行してしまう。著者は、生態系を構成する機能群や「遅い変数」を見極め、別の生態系への移行が起きる閾値をモニタリングする「レジリエンス思考」による環境保全を提唱している。
    変動し続ける自然に対し、そのレジリエンスに注目しながら共に生きる術を五つの事例で解説する、現代の必携書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ウォーカー,ブライアン(ウォーカー,ブライアン/Walker,Brian)
    生態学者。ジンバブエ生まれ。カナダのサスカチュワン大学で博士号を取得。ジンバブエ大学講師、南アフリカのウィットウォーターズランド大学資源生態学センターセンター長および植物学教授、オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)野生生物生態学部長、スウェーデン王立科学アカデミーのベイエル生態経済学研究所役員、同研究所所長を経て、現在、CSIRO名誉フェロー。オーストラリア国立大学名誉教授。また、レジリエンス・アライアンスの創設メンバーの一人。熱帯サバンナや放牧地におけるレジリエンスに特に関心を持つ。2007年にIPCCとしてノーベル平和賞受賞、2018年に第27回ブループラネット賞受賞

    ソルト,デイヴィッド(ソルト,デイヴィッド/Salt,David)
    サイエンスライター。CSIRO野生生物生態学部のコミュニケーションマネージャー、一般向け科学雑誌の編集者を経て、現在、オーストラリア国立大学が発行するDecision Point誌記者。海洋生態学、環境保全を専門とする

    黒川 耕大(クロカワ コウタ)
    翻訳家。金沢大学理学部地球学科卒業。同大学自然科学研究科生命・地球学専攻修了。ナショナルジオグラフィックチャンネルやディスカバリーチャンネルなどの科学番組の翻訳を数多く手掛ける
  • 著者について

    ブライアン・ウォーカー (デイヴィッドソルト)
    生態学者。ジンバブエ生まれ。カナダのサスカチュワン大学で博士号を取得。ジンバブエ大学講師、南アフリカのウィットウォーターズランド大学資源生態学センターセンター長および植物学教授、オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)野生生物生態学部長、スウェーデン王立科学アカデミーのベイエル生態経済学研究所役員、同研究所所長を経て、現在、CSIRO名誉フェロー、オーストラリア国立大学名誉教授。また、レジリエンス・アライアンスの創設メンバーの一人。熱帯サバンナや放牧地におけるレジリエンスに特に関心を持つ。2007年にIPCCとしてノーベル平和賞受賞、2018年に第27回ブループラネット賞受賞。主な著書にFinding Resilience (CSIRO PUBLISHING, 2019)、主な共著にResilience Practice (Island Press, 2012)がある。

    デイヴィッド・ソルト (デイヴィッドソルト)
    サイエンスライター。CSIRO野生生物生態学部のコミュニケーションマネージャー、一般向け科学雑誌の編集者を経て、現在、オーストラリア国立大学が発行するDecision Point誌記者。海洋生態学、環境保全を専門とする。共著に、Resilience Practice (Island Press, 2012)、Trees and Biodiversity (Rural Industries Research Development Corporation, 2004)がある。

    黒川耕大 (クロカワコウタ)
    翻訳家。金沢大学理学部地球学科卒業、同大学自然科学研究科生命・地球学専攻修了。ナショナルジオグラフィックチャンネルやディスカバリーチャンネルなどの科学番組の翻訳を数多く手掛ける。訳書にブルサッテ『恐竜の世界史』(みすず書房、2019)ウォーカー/ソルト『レジリエンス思考』(みすず書房、2020)がある。

レジリエンス思考―変わりゆく環境と生きる [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:みすず書房
著者名:ブライアン ウォーカー(著)/デイヴィッド ソルト(著)/黒川 耕大(訳)
発行年月日:2020/09/16
ISBN-10:4622089319
ISBN-13:9784622089315
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:自然科学総記
言語:日本語
ページ数:188ページ
縦:22cm
重量:440g
その他: 原書名: RESILIENCE THINKING:Sustaining Ecosystems And People in a Changing World〈Walker,Brian;Salt,David〉
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