中央ヨーロッパ－歴史と文学 [単行本]

中央ヨーロッパ－歴史と文学 [単行本] の 商品概要

• 目次

  はじめに
  
  第1部　チェコとドイツ語
  第1章　ルドルフ2世の時代
  第2章　言語政策と民族復興運動
  第3章　フランツ・カフカ
  第4章　カレル・チャペック
  
  第2部　ユダヤ人と同化の問題
  第1章　ウィーンのユダヤ人
  第2章　自由主義と反ユダヤ主義
  第3章　グスタフ・マーラー
  第4章　ヨーゼフ・ロート
  
  第3部　オーストリア人の自国感情
  第1章　オーストリアとは？
  第2章　「誰も望まなかった国」とその帰結
  第3章　戦後オーストリアと「犠牲者神話」
  第4章　ペーター・ハントケと歴史
  
  おわりに

• 出版社からのコメント

  さまざまな視点の中で揺れ動く「中欧」という枠組みの文化を、言語や民族の歴史とカフカやチャペックらの文学から読み解く。

• 著者について

  桂元嗣 (カツラモトツグ)
  武蔵大学人文学部教授。専門はドイツ文学・中欧文化論。主要研究業績に『人類が全体として見る夢―ローベルト・ムージル『特性のない男』』（コンテンツワークス社、2008年）、『ウィーン1945-1966―オーストリア文学の「悪霊」たち』日本独文学会研究叢書114（編著、日本独文学会、2016年）など。

中央ヨーロッパ－歴史と文学 [単行本] の商品スペック