ヨーロッパ会社法概説 [単行本]

ヨーロッパ会社法概説 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  わが国のヨーロッパ会社法研究が、判例の動向などの断片的な紹介にとどまることが多いなか、本書は、著者の長年の研究の成果をふまえつつ、その制度の全体像を明らかにすることを目的としている。「開業の自由」「ヨーロッパ会社法指令」「ヨーロッパ模範会社法」「超国家的会社形態」を、ヨーロッパ会社法を構成する主要要素とし、著者が独自に現地の研究者から得た情報などをおりこみながら、分析・検討を行うものである。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  第１部　開業の自由（開業の自由とヨーロッパ法の効力の発展；国際私法上の問題としての本拠地準拠法主義と設立地準拠法主義　ほか）
  第２部　資本移動の自由（資本移動の自由とは何か；資本移動の自由は直接効果を有するのか？　ほか）
  第３部　ヨーロッパ会社法指令（資本会社の公示等；株式会社の資本　ほか）
  第４部　ヨーロッパ模範会社法（沿革；ヨーロッパ模範会社法の目的　ほか）
  第５部　超国家的企業形態（ヨーロッパ経済利益団体（ＥＥＩＧ；ＥＷＩＶ）；ヨーロッパ株式会社（ＳＥ）　ほか）

• 出版社からのコメント

  「ヨーロッパ会社法指令」の解説を中心に、ＥＵにおける会社法秩序の全体像を明らかにする。

• 内容紹介

  本書は、開業の自由・資本移動の自由・ヨーロッパ会社法指令・ヨーロッパ模範会社法・超国家的企業形態の５部から構成され、ＥＵにおける会社法秩序の全体像を明らかにする。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  高橋 英治(タカハシ エイジ)
  １９６２年神奈川県生まれ。１９８７年東北大学法学部卒業。１９８９年東北大学法学修士。１９９０年‐１９９３年ドイツ学術交流会（ＤＡＡＤ）奨学生。１９９２年ゲッチンゲン大学法学修士（Ｍａｇｉｓｔｅｒ　ｉｕｒｉｓ）。１９９４年ゲッチンゲン大学法学博士（Ｄｏｋｔｏｒ　ｄｅｒ　Ｒｅｃｈｔｅ）。１９９７年東北大学博士（法学）。１９９８年‐２０１１年英国「学際的経済学雑誌（Ｊｏｕｒｎａｌ　ｏｆ　Ｉｎｔｅｒｄｉｓｃｉｐｌｉｎａｒｙ　Ｅｃｏｎｏｍｉｃｓ）」国際編集委員（ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ　ａｄｖｉｓｏｒｙ　ｂｏａｒｄ）。２０００年‐２００２年アレクサンダー・フォン・フンボルト財団研究員。２００７年より大阪市立大学大学院法学研究科教授。２００７年より　比較法国際アカデミー（Ａｃａｄｅｍｉ´ｅ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌｅ　ｄｅ　Ｄｒｏｉｔ　Ｃｏｍｐａｒ´ｅ／　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ　Ａｃａｄｅｍｙ　ｏｆ　Ｃｏｍｐａｒａｔｉｖｅ　Ｌａｗ）准会員（ａｓｓｏｃｉａｔｅ　ｍｅｍｂｅｒ）。２００９年大隅健一郎賞受賞。２０１１年より英国「経済学とビジネス法に関する学際雑誌（Ｉｎｔｅｒｄｉｓｃｉｐｌｉｎａｒｙ　Ｊｏｕｒｎａｌ　ｏｆ　Ｅｃｏｎｏｍｉｃｓ　ａｎｄ　Ｂｕｓｉｎｅｓｓ　Ｌａｗ）」編集委員（ｅｄｉｔｏｒｉａｌ　ｂｏａｒｄ）。２０１３年よりドイツ雑誌「叢書・東アジアの法（Ｒｅｃｈｔ　ｉｎ　Ｏｓｔａｓｉｅｎ）」編集者（Ｈｅｒａｕｓｇｅｂｅｒ）。２０１６年司法試験考査委員。２０１８年ビュルツブルグ大学法学部招待教授（日本法担当）

ヨーロッパ会社法概説 [単行本] の商品スペック